

普段は医療事務、高校生に間違われる幼顔コスプレイヤー「今日、学校どうしたの?って聞かれます」
1月4日から5日の2日間にわたって、コスプレイベント「acosta!@池袋サンシャイン」が東京都・池袋サンシャインシティにて開催された。朝から多くのコスプレイヤーやカメラマンが屋内外の会場に集結し、撮影や新年の挨拶をする姿も。「ENTAME next」では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーさんに直撃インタビューを行い、撮り下ろしの撮影にも応えてもらった。
今回、お話を伺ったのは、個人VTuber・猫麦とろろコスプレをしていた、深月さん。コスプレを始めて8年で、100以上のキャラクターに扮してきたという彼女は「同じキャラ好きな人と語ること」が何よりの楽しみなのだとか。そんな彼女にコスプレを始めたキッカケや、今後の目標などを訊いてみた。
――コスプレ歴は長いですか?
深月さん 18歳からやっているので、8年目です。
――もっと若く見えますね!
深月さん 20歳はとうに過ぎているのに、さっきも「今日高校どうしたの?」って聞かれました(笑)。いやいや「通勤です……」みたいな。
――お仕事は何をしているのですか?
深月さん 歯医者さんで医療事務をしています。
――休日にコスプレをされているのですね。今日はなんのコスプレを?
深月さん VTuberの猫麦とろろちゃんです。
――なせとろろちゃんにしようと思ったんですか?
深月さん シンプルに推しなんです!あとは、この子は事務所に所属していない子なので、知名度は他のVTuberさんよりは劣るかもしれませんが、知っている人がいたら声かけてくれるかなと!「好きな人は愛を語ろうぜ」という想いも込めました(笑)。
――実際、反応はいかがでしたか?
深月さん カメラマンさんから「とろろちゃんですよね」とか声かけてくださって、軽く語れました。嬉しかったですし、楽しかったです!
――とろろちゃんの好きなポイントを教えて下さい。
深月さん まず声が可愛いのと、本人は否定しているのですがお嬢様なんですよね。言い方があまり良くないのですが、世間知らずな感じというか、隠しきれていないお嬢様トークがすごく好きです。
――配信を見ていて、コメントして交流するのですか?
深月さん 私は推しの活動を静かに見守るタイプなので、「私の推しは可愛いな」と思いながら観ています。後方彼氏ヅラみたいな感じですね。
――では、今日の衣装のこだわりを教えてください。
深月さん 一式オーダーメイドで、お嬢様っぽく高級感ある生地を選びました。裏地もしっかり設定通りに作っていただいていて、お気に入りの一着です。
――特に気に入っているポイントはどこですか?
深月さん フリルも可愛いのですが、裏地がすごく可愛いんですよ。――2025年最初のイベントだと思いますが、率直な感想をお願いします。
深月さん 年始の割に人いますよね。みんな年越しは?と思いました(笑)。こたつに入ってぬくぬくしているかと思いきや、こんなに人がいるなんてびっくりです!
――新年から動き出した皆さんの傍ら、コスプレに挑戦したいけれど踏み出せない人に向けて一言。
深月さん 年齢関係なく色んな方と関われる趣味だと思いますし、そういった点ではきっと唯一の出会いがありますよね。気になるなら一回やってみればいいし、なんなら手伝うよという気持ちでいます! 今は安い衣装も増えましたし、無理のない範囲で一緒にやりましょう!
――8年もコスプレを続けてこれた秘訣はありますか?
深月さん コスプレで知り合った友人が多いのでその人に会えることが1つ。あと二次元の世界にはどう頑張っても行けないけど、コスプレイヤーさんが扮する私の好きなキャラクターには会えるのでそれが楽しいなと思います。また、イベントに参加すると「あの作品懐かしい!私もやりたい」みたいな思いつきでその予定を立ててしまい、ずるずると続きましたね(笑)。
――ちなみにこれまで何キャラぐらいコスプレをしてきたか覚えていますか?
深月さん 全盛期で週2回はやってたので、多分100は超えていると思います。
――すごいですね!では最後に、2025年の目標を教えて下さい。
深月さん 自分の推しキャラだけを集めたこれまで併せ(複数人で条件を縛ってコスプレをすること)がしたいです。特に計画は立てていないのですが、いろんなジャンルの推しだけ集めて姫様気分を味わいたいです(笑)。
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