渡邊渚「父親が涙を流しながら読んでいた」フォトエッセイに込めた思いと今後の目標「自分が1年半苦しんできたことを皆さんが受け止めてくれた感覚になった」
「めったに泣いたりしない父親が涙を流しながら読んでいたと、母から報告を受けました。(父は)良かったよとしか言ってくれなかったんですけど、父としてもこの本を読むのは多分つらかっただろうから、意を決して読んでくれたんじゃないかなと」
【映像】取材に応じる渡邊渚&グラビアショット(複数カット)
元フジテレビのアナウンサーで、現在はフリーランスとして活動する渡邉渚(27)が1日、フォトエッセイ『透明を満たす』の発売記念イベントを開催した。
「元々この1年半の療養期間中とかに貯め込んできた思いとか経験を文章にするという形だったので、自分の中にあることだったから意外とすんなり書けました。PTSDだからこれが出来ないだとか、写真撮られるのが出来ないというふうに自分でも思いたくないし、読んでくださる方にも思わせたくないので、笑顔になれるんだよっていうことを示せればなと思って撮影はしていました」
撮影は妹のサポートもあったそうで、夕日が差し込む中での1枚がお気に入りだという渡邉。多くの感想が寄せられる中で印象的なものを明かした。
「涙が止まらなかったと書いてくださっている方が結構いらっしゃって、そこが印象に残っています。というのも、私は別に泣かせようと思って書いているわけではないし、自分の思いとか、体験したことをただ書いているつもりだったんですけど、読んだ方がそれを悲しいとかって思っているんだっていうことが分かったら、自分が1年半苦しんできたことを皆さんが受け止めてくれたという感覚になって、私もすごく救われたという感覚がしました。どんな逆境だとか、病気だとか、うまくいかないことは誰しもが持っていると思うんです。私だけじゃなくて、生きづらさを感じている方たちに少しでも、私みたいにこうやって元気になれた人もいるんだなという一例になれたら良いなとも思いますし、自分で納得して選択して人生を歩んで行ってほしいという思いがありました」
そしてエッセイを手に取る方へメッセージを伝えた。
「こうやって元気になった人もいるよってこともそうだし、少し人生を立ち止まって考えなおすきっかけにもなったら良いなと思って書いています。本当に私が自分が正しいとは思っていないので、こういう考えもいるよと捉えていただければと思います。PTSDをどうやって治すかという本ではないし、これは一体験談として皆さんに読んでいただきたいなと思っています」
活動を再開した渡邉。今後の目標を明かした。
「正直、私は社会復帰をして3、4カ月しか経っていなくて、自分でどこまで何をやれるかがまだ未知数なので、今は来るお仕事に対して1個、1個真剣に取り組んで、その中でもっとこういうことをやってみたいとか、楽しそうと思った事にトライすることを怖れないでやっていこうかなと思っています」(『ABEMA NEWS』より)
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