藤井流星×紺野彩夏刺激的な胸キュンセリフの数々に「人生で初めて言った(笑)」ジュニア時代の“バレないで”エピソードも告白

2025.02.03 08:00

2月3日(月)深夜1:29スタートの「キスでふさいで、バレないで。」(読売テレビ)は、刺激的なオフィスラブを描く胸キュンドラマ。原作は、累計300万部を突破し、コミックシーモア月刊ランキングで通算28回も1位を獲得する、ふどのふどう著の人気漫画。営業部のイケメンエース・塩谷大輔役を藤井流星、塩谷に片思いする佐藤楓役を紺野彩夏が演じる。

物語は、営業部に異動したばかりの楓が夜の会社で廊下に閉め出され、偶然通りかかった塩谷に助けられ、ひょんなことから彼の家に行くことになることから始まるドキドキストーリー。胸キュンな展開が盛りだくさんの今作に挑む心境、“バレないで”と思っていることまで、藤井と紺野のふたりにたっぷり語ってもらった。

胸キュンセリフとドキドキシーンの連続

――人気漫画を実写化した今作の台本を読まれたご感想から聞かせて下さい。

紺野：ドラマのお話をいただいて原作を読んだんですが、このドキドキがどう台本に落とし込まれるのか気になっていたんです。なので、読んでいてすごく面白かったですね。

藤井：まず漫画を読んでみたら、もう序盤から「おおーっ！」ってなりましたね(笑)。結構、刺激的な台詞もあって、台本はどんな感じなんやろって、気になりまくり！

紺野：塩谷の台詞は、かなり過激ですからね。私のお気に入りは、「佐藤さんのこと、食べさせて」(笑)。かなり衝撃的でした。でも胸キュン台詞を言うの、慣れてますよね？

藤井：慣れているわけないやろ！　人生で初めて言ったわ(笑)。本当にすごい台詞がいっぱい。オフィスラブの話だけど、塩谷と楓のシーンは、非日常体験ができるような台詞がめちゃくちゃ多いんです。塩谷のルームシェア相手が帰ってきて、ふたりでクローゼットに隠れるとか、ドキドキのシチュエーションもいろんなパターンがあるので、楽しんでもらえると思います。

――藤井さん演じる塩谷は、仕事ぶりも優秀でIT部のエース、紺野さん演じる楓は、恋には不器用で、2年前から気になっている塩谷に気持ちを伝えられずにいる役です。演じるうえでこだわった点はありますか。

藤井：塩谷は、誰もが認めるイケメンっていう設定でめっちゃカッコいい役やから、漫画読んで、「太らんとおこう」って思いましたね。漫画のビジュアルもめっちゃキレイなんです。ぽちゃっとしていたら、ヤバイなって、プレッシャーを感じましたもん(笑)。

紺野：そうなんですね。楓は、社内で男好きという悪意ある噂を流されていて。周りの女のコから嫌われがちなんですけど、そう見えないように仕事は、ちゃんとやることはやっているっていうところを見せたいなと気を付けています。台詞の語尾も、監督と相談して、オフィスにふさわしい喋り方を心掛けています。

――お二人が演じるキャラクターのココに注目して欲しいというポイントは？

藤井：塩谷は、甘いものが好きな役なんですよ。ケーキをめっちゃ食べたり、コーヒーに砂糖を3本くらい入れたり。クールな役やけど、甘いもの好きっていうところは、ちっと“抜け感”的なところなんかなって。クール男子が甘党、注目です！

紺野：藤井さんは、甘党なんですか？

藤井：甘いものも好きやけど、自分では買わない。差し入れにあったら、食べるけど。甘いものって好き？

紺野：はい、好きです。でも、普通にしょっぱいもののほうが好きかも(笑)。

藤井：そんな感じする(笑)。

紺野：楓の注目ポイントは、胸キュン以外のところでいうとオフィスシーン。楓が仕事をひたむきに頑張る姿は、私自身もいいなって思うので、観て欲しいです！

バレないでと思ったことは？

――では、最後にタイトルにかけての質問です。今、“バレないで”と思ってることはありますか？

藤井：バレないでと思ってることは、バレたくないから言えんなぁ(笑)。

紺野：私はバレたくないのは、お休みの日にずっと寝てること。14時くらいまで眠ったこともありますよ。

藤井：めっちゃ寝るやん(笑)。1回11時に目が覚めることもなく、ノンストップで眠れるの？

紺野：撮影期間中の休みは、さすがに1回起きましたけど。それ以外は全然ノンストップ。

藤井：すごいな。今、何歳？

紺野：25歳です。

藤井：自分もそのくらいの年齢の時は、そんな感じやったけど。起きてお昼の情報番組やってると、1日を無駄にしたなって後悔してしまう(笑)。

紺野：藤井さんは、ステージでミスした時、ポーカーフェイスで乗り切るとか、ないんですか？

藤井：それは得意。振り付けを忘れたりした時のごまかし方は、上手いと思う。

紺野：どうやってごまかすんですか？

藤井：ここは僕、踊らないパートです！……って顔をする(笑)。

紺野：なるほど～。

藤井：それも昔は下手くそでしたけどね。14歳の時やったかな。昔、SUPER EIGHTのライブのバックについた時、出る場所を間違ってEIGHTと一緒のセンターステージから出てしまって。1曲目の「ズッコケ男道」で、「ワンツー、ワンツー、ウー!」っていう掛け声で音玉特効がバーーーンって鳴って、もう大パニック。

紺野：大丈夫でした?

藤井：特効が危ないから、ジュニアは外周でスタンバイに変更になったことを口頭で伝えられてたんやけど。俺だけ間違えてセンターに登場したばかりに特効にビックリしすぎて、ステージを徘徊してしまって(笑)。

紺野：そうなんですね。これで、あの頃の藤井少年の出とちり失敗がバレちゃいましたね(笑)。

藤井：もう過去のことなんで大丈夫。今は成長して、俺、失敗せーへんから(笑)。

取材・文＝福田恵子