山岡雅弥(@miyabi_11292004) 撮影/松山勇樹

“奇跡のグラマラス”山岡雅弥、1st写真集『MIYABI blue』が話題に「今の自分にとってギリギリまで頑張った」

2025.02.01 06:03
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16歳のとき、「ミスマガジン2021」でミスマガジンを受賞。以降、“奇跡のグラマラス”と呼ばれるIカップボディを武器にグラビアで活躍する山岡雅弥(20)が注目を集めている。高校時代はレスリングで九州チャンピオンに輝き、現在は美術系大学に通うというマルチな面も持つ彼女。最近では写真集『MIYABI Blue』での大胆露出も記憶に新しいところ。その写真集の話はもちろんのこと、「レスリング」や「小学校で出会った衝撃的な作品」のことなど、彼女のパーソナルに迫った。(前後編の前編)

【初めての写真集】 ファースト写真集を出せると聞いたときは、すごくビックリしました。まだ出せる身分じゃないと思っていたんです。DVDとかデジタル写真集は以前にリリースさせていただいたんですけど、「いつかは紙で……」という気持ちはそのときから持っていましたね。自分の本が書店に並ぶというのは、やっぱりワクワクします。

 今回の『MIYABI Blue』、注目ポイントを挙げるとしたら“ずっと楽しそうな表情”かな。実際、撮影中はずっと楽しかったんですよ(笑)。露出の面でも今の自分にとってギリギリのところまで頑張ったし、これまでやれなかったことにも挑戦できたと思います。

 実は撮影初日にカメラマンさんから「表情が硬い」って言われちゃったんです。自分ではそれほど意識していなかったけど、初の写真集ということで、どこかで気負いがあったのかもしれません。それでその日は「どうしたもんかな……」とか考えながらホテルのサウナに4回入って寝たんですけど、翌日、カメラマンさんからもスタッフさんからも「見違えるように表情がよくなった」って褒められました。ありがたいことに写真集を見たファンの方からも「笑顔がいいね」って言われることが多いんですけど、どう考えてもそれはサウナ効果じゃないかなと(笑)。

【レスリングLOVE】 レスリングは私のすべてでしたね。階級は最初、47kg。最後は60kg。レスリングをやったことで、耐える力は確実についたと思います。あとは自分にプレッシャーをかけることも好きになりました。スパーリングとかも途中に休憩を2回しか挟まない状態で、1回3分を20セットとか連続でやっていましたからね。心拍数を上げて身体が疲れてくると、動きの中でダメなところが出てくるんですよ。それが練習では大事で、「今、下向いていたな」とか「自分、斜めに入っているな」とか改善点が見つかるんです。それで「よし、もっと強くなれるぞ」って努力していました。

 基本的にレスリングって“耐える競技”なんですよ。我慢を強いられるスポーツ。そういうのが向いていた私は、性格的にドMだったのかもしれない(笑)。練習で先生からよく言われていたのは「疲れてるときに自分のダメなとこ出るから、ちゃんとそれを理解して変えていかないと成長はしない」ってこと。あとは「壁に当たるということは成長するきっかけだから」っていうのもずっと言われていました。

 人間、楽な道と苦しい道があったら、楽な道を選びたがるじゃないですか。でも、あえて苦しい道を選ぶことで得られるものもあるんです。その教えは現役生活から離れた今も自分の中で生きていますね。

【人生を変えた衝撃的な作品】 小学校に入ってからは“図書館の虫”だったんです。本当にずっと本ばかり読んでいました。特に夢中になったのが『はだしのゲン』(中沢啓治・著)。あの漫画は子供心にも強いショックを受けました。ただ、それ以上に歴史のことに興味を持つようになったんです。なぜあんな悲惨な戦争が起こってしまったのか? なぜ引き返すことができなかったのか?

 そこからは図書館にあった歴史系の本をいっぱい読むようになりました。アンネ・フランク、ヘレン・ケラー、マザー・テレサ……海外の伝記が特に好きでしたね。

 あと『はだしのゲン』からは命の儚さを教えてもらった気がします。戦争によって人の命が簡単に消えていくという現実。そしてちょうど『はだしのゲン』を読んでいた頃、家で飼っていたワンちゃんが死んじゃったんですよ。「犬と人の命を一緒にするな」って言われるかもだけど、私にとってはすごく可愛がっていた犬だから、「こんなふうに命ってなくなるものなんだ……」って呆然としながら、もう一度『はだしのゲン』を最初から読み直したのを覚えています。

 一番『はだしのゲン』から学んだのは、人に優しくすることの大事さです。今は人前に立つお仕事をやらせていただいていますが、発言にも気をつけるようにしています。たとえ無自覚であっても、うっかり誰かを傷つけてしまうことがあるかもしれないから……。

【ファンの存在】 もともと私はレスリングばかりやっていたものですから、推しの芸能人とかがいなかったんですよ。だから自分にファンがいるということが最初は信じられなくて……。というか、正直、今でもまったくピンと来ていないんですよ(笑)。

 だって、世の中には可愛いグラビアタレントの方が大勢いらっしゃるわけじゃないですか。「その中で、なんで私?」というのが単純に理解できないんです。もちろんありがたい話ではあるんですけど。イベントとかでファンの方とお会いすると、みなさん、本当に喜んでくださるんですね。ちょっと前まで私は単なる一般人だったので、うれしさと同時に戸惑いの感情もすごくあります。

 人間、何か目標がないと頑張れないじゃないですか。レスリングのときも、大会があるからこそキツい練習に耐えられたわけで。そういう意味でいうと、今はファンの方の笑顔が私の頑張るモチベーションになっています。もっとみんなに応援してもらえる自分になりたいので。

やまおか・みやび◎2004年11月29日、福岡県生まれ。T160cm、B92(I)・W60・H92。血液型B。小6のとき、兄の影響でレスリングを始める。21年の「ミスマガジン2021」でミスヤングマガジン賞受賞を機に、芸能活動を開始。趣味・特技:映画観賞、絵を描くこと、ウエークボード、ダンス、マット運動。

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