般若“伊弉諾”「9門」vs「RED HEAD」の抗争の決着をつけるラップバトルが始まる“負けたらラッパーやめろ”＜MOGURA＞

2025.01.28 11:00

ABEMAオリジナルドラマ「警視庁麻薬取締課 MOGURA」(全6話)(毎週木曜夜11:00～11:38　ABEMA SPECIALチャンネル)の第3話が、ABEMA SPECIALチャンネルにて1月23日に放送された。

「警視庁麻薬取締課 MOGURA」は、鈴木おさむが放送作家、脚本家の引退前に企画・プロデュースした作品となり、ラッパーの漢 a.k.a.GAMIから3年前に聞いた衝撃の実話をもとに、ラップスキルのある警察官が、覚醒剤や麻薬などの違法薬物を摘発するためにラッパー集団に潜入捜査を行ったという実話を描く、ABEMAオリジナルのHIPHOPエンタメドラマとなっている。

第3話では

第3話のオープニングで、ある墓石に火薬(Jin Dogg)、Born-D(吉村界人)が墓参りをするシーンが描かれ、そこに座る謎のナビゲーター(Mummy-D)の姿がある。彼はハルク(眞木蔵人)とともに「NWG」というユニットで黄金時代を築き、10年前に死んだ伝説のラッパーのカタビラだった。

カタビラとハルクをしたっていた「9門」のボスの火薬と「RED HEAD」のボスのBorn-Dは、それぞれの道を歩み、“リアル”を追求する火薬は、カタビラからたくされた大麻畑をかくしもち、オーガニックにこだわり、“カネ”を追求するBorn-Dはハルクの誘いに乗り、新種の合成大麻リキッド「ヘブン」をさばきはじめる。

伊弉諾(般若)は火薬に対し、「なんで危険を犯してまで大麻を吸うんですか？」と聞くと、火薬は「法律にしばられてるからやらないとかだと、逆にここ(頭)が停止しちゃってると思うけどな」と返す。

続けて伊弉諾が「大麻畑って……」と聞くと、間髪入れずに火薬は「教えてねえよ！　俺とカタビラさんとの約束だから」と声を荒げ、伊弉諾は真相には近づけない。

「9門」と思想が対立する「RED HEAD」への挑戦状ともとれる伊弉諾のラップを見たBorn-Dから、「9門」のアジトに果たし状が届き、「9門」の面々は指定された場所へと向かう。

待ち受けたBorn-Dは、ラップバトルで抗争の決着をつけようと告げ、伊弉諾に「負けたらラッパーやめろよ？」と言い放つ。火薬は伊弉諾をかばい、「負けたら俺がラッパーをやめる」と宣言し、火薬の首を懸け、ラップバトルが始まる。

「火薬になれねぇ、まねっこ、レッドヘッド、ブっとばすぞ！　まくれてる大勢のテンション、余裕で勝てんぞ」と威勢よく口火を切った伊弉諾だが、次々と浴びせられる「RED HEAD」のラッパーたちの言葉に飲みこまれ、最終的にアンサーを返せず、勝負は「9門」の負けとなる。落胆する伊弉諾に対し、火薬は「気にするな」と気づかい、去っていく。

「9門」に潜入し、ラッパーとして生きていくなかで、彼らの考え方にも共感を抱き始めた伊弉諾は、警察官としての想いと、ラッパーとして、「9門」のメンバーとしての想いが、次第にかっ藤し始めていた。