ダイエットが上手くいかないのは姿勢が原因でした…姿勢改善のストレッチを丁寧に描いたコミックエッセイに「わたしです！」「共感しかない」の声【作者インタビュー】

2025.01.22 08:30

コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、レタスクラブやダ・ヴィンチで掲載中の、たかツキなほりさんが描く『筋トレざせつ女子が行き着いた 1分やせストレッチ』をピックアップ。

たかツキなほりさんが12月17日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、9.8万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、たかツキなほりさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。

筋トレダイエットに挫折し、たどり着いたのは…？

主人公は作者のたかツキなほりさん。去年着てた服が着れなくなったことから、筋トレに励んでいた。しかし、筋トレを続けた2カ月後、カラダはさらにムチムチに。挫折していたたところ、「全人類最強ストレッチ」という名の動画に出会う。

試しに動画を見ながらストレッチをすると、代謝があがっているのを実感したたかツキなほりさんは、詳しく話を聞きたいと思い体験レッスンへ。丁寧なカウンセリングで悩みを打ち明けたたかツキなほりさんに、トレーナーの鈴木孝佳先生は「原因は姿勢です!!」と断言する。

より詳しく聞くと、悪い姿勢のせいで首・肩・腰・ひざのすべてがゆがんでいる状態だと言われる。そして、この状態のまま筋トレをしても効果が出ないどころかケガをする恐れもあると言われるのだった。そして、鈴木先生のもと、姿勢をよくするためのストレッチをすることに。

呼吸法や広背筋のストレッチ、よつんまる、肩おとしなど、1分でできる簡単なストレッチを実践していくこととなる。

作品を読んだ読者からは、「いや本当にこれはそう、反り腰猫背矯正行ってから一年で8キロ痩せた」「このストレッチの説明わかりやすくておすすめ」など、反響の声が多く寄せられている。

――『筋トレざせつ女子が行き着いた 1分やせストレッチ』を描かれようと思ったきっかけや理由などをお教えください。

筋トレダイエットに挫折し、自分にダイエットはできないんだと落ち込んでいたところ、パーソナルトレーナーの鈴木孝佳先生に出会いました。

鈴木先生から、まずは姿勢を直しましょうと言われて教えてもらったストレッチを始めたところ、長年の悩みだった反り腰がみるみる改善してやせて見えるようになり、半年後にはカラダに無理のないダイエットに成功しました。

姿勢改善がダイエットになるなんて、目から鱗でした。

私と同じように頑張るダイエットに挫折した方々へ、この『1分やせストレッチ』を紹介できたらなと思ったことが、今作のきっかけです。

――今作を描くうえで、特に心がけ点や大切にした点などをお教えください。

ストレッチポーズの分かりやすさです。

カラダの「どこに効いてる」「どこを使う」といった内容は正確に伝えなければならないので、図説の作画には気を張りました。

――読者の方に特に見てほしいシーンがあれば理由と共にお教えください。

エッセイマンガの『筋トレざせつ女子、再起する』です。

《基本の呼吸》を続けてどんどんカラダがラクになっていく様子が、我ながら幸せそうで大好きです(笑)

めんどくさがり屋な私が編み出した、『寝起きですぐストレッチをする方法』も見てほしいですね。

《基本の呼吸》を続けていたら呼吸がラクになったので、姿勢や体格が原因で呼吸が浅くなっている方には特に、是非試してもらいたいです。

――Xの投稿には多くの反響とコメントが寄せられましたが、その中で特に印象に残っているものはありますか？

多く見かけたのは、『たかツキ(私)の悪い姿勢』に対する、「これは自分と同じ姿勢だ！」というコメントでした。

姿勢の悪い方、またその姿勢を気にしていらっしゃる方が想像以上にいらっしゃったことを驚くとともに、そんな姿勢の悩みを抱える方々へ、姿勢改善の『1分やせストレッチ』が届いていったことが嬉しかったです。

――たかツキなほりさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。

筋トレをする筋力をつけるための『1分最弱筋トレ』

自分のペースで全身運動ができる『1分スロージョギング』

生活しながらカラダが整う『30秒“ながら”やせストレッチ』

……と、本を出しながら私は健康になっていくことができました。

今後は、誰かのカラダの悩み解消を手助けできるような作品を発表していきたいです。

――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

「ストレッチのおかげでカラダがラクになりました」、「本を高齢の家族にプレゼントしました」などなど、ご感想いただくことがとっても嬉しいです。

いつもありがとうございます。

これからも皆さまが健康になるきっかけづくりやお手伝いができるよう頑張ります。