＜プライベートバンカー＞夏木マリ“美琴”の言いなりの玉木宏“宏樹”に唐沢寿明“庵野”が告げる「まだ…やれるかもしれません」

2025.01.22 06:00

提供：WEBザテレビジョン

唐沢寿明が主演を務めるマネーサスペンスドラマ「プライベートバンカー」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)第3話が1月23日(木)に放送される。

唐沢寿明が“悪魔的凄腕プライベートバンカー”を演じる

プライベートバンカーとは、富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行うスペシャリスト、いわば“マネーのプロフェッショナル”。

唐沢は、圧倒的な金融知識と人脈を持つ“悪魔的”凄腕プライベートバンカー・庵野甲一を演じる。庵野は、ビジネスの助言から家族間の揉め事まで、富や権力、名声を持つ富豪たちの資産や利益を守るためなら、「何でもやる」存在。

資産家一族の前に現れた庵野は、相続争いや愛人問題、裏金疑惑など、一家に渦巻く“金”にまつわる数々の問題を、卓越した金融スキルと、時に罠や裏切り、巧妙な戦略など予測できない手法で鮮やかに打破していく。

凄腕プライベートバンカー・庵野を取り巻く人物を演じるのは…

庵野に一族のプライベートバンカーとなることを依頼する資産7000億の大富豪で、外食業界のトップに君臨する「天宮寺アイナグループ」社長・天宮寺丈洋を橋爪功が、その妻で、経営の実権を握る副社長・天宮寺美琴を夏木マリが演じる。

天宮寺家の長男で、「天宮寺アイナグループ」の常務取締役・天宮寺努には安井順平、その妻・果澄にはMEGUMI、天宮寺家の長女で、同じく「天宮寺アイナグループ」の常務取締役・天宮寺沙織には土屋アンナ、天宮寺家の次男で民自党議員・天宮寺昴には吉田ウーロン太。

また、庵野が信頼する助手・御子柴修役で上杉柊平が出演。さらに、唐沢と地上波ドラマで33年ぶりの共演となる鈴木保奈美が登場。庵野との出会いをきっかけに、金融の知識を身につけていくだんご店の二代目社長・飯田久美子を演じる。

「プライベートバンカー」第3話あらすじ

「息子が誘拐された！」――プライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)のもとへ天宮寺家の長女・天宮寺沙織(土屋アンナ)から助けを求める連絡が入る。知らせを受けた庵野は、助手の飯田久美子(鈴木保奈美）と御子柴修(上杉柊平)と共にすぐさま沙織の母で天宮寺アイナグループ副社長・天宮寺美琴(夏木マリ)のもとへ向かう。そう、沙織の息子・天宮寺海斗(川原瑛都)を誘拐したのは美琴だったのだ。

美琴は相続対策のために孫の海斗を養子にするというが、真の目的は、海斗を美琴のもとで徹底的に教育し、後継者として育てることだった。そこで庵野は美琴から、この養子縁組を成立させるために沙織と沙織の夫・天宮寺宏樹(玉木宏)の承諾を得てくるよう依頼を受ける。

美琴に全く頭が上がらない沙織は、宏樹にハッキリ断ってくるよう託す。天宮寺アイナグループの役員を務め、かつて美琴から言われた「期待している」という言葉を信じる宏樹は、自分なら海斗を取り返せると言う。しかし、その実態は、宏樹は美琴の言いなりで、部下からは「天宮寺家の犬」と影で揶揄される存在。結局、宏樹は断るどころか、海斗を奪われる危機に陥ってしまう。

そんなある日、宏樹はついに美琴に養子縁組の件をハッキリ断る。すると、意外にも穏やかに対応する美琴だったが、後日、宏樹は昇進という名目で、実質の左遷を受けることに。そんな宏樹の前に庵野が現れる。やがて、美琴が宏樹に対して企む恐ろしい計画が明らかになる。

――という物語が描かれる。

「息子が誘拐された…」と電話をする沙織

公式HPなどで公開されている予告動画は、「息子が誘拐された…」と電話をする沙織のアップが映し出される。緊迫した空気が漂うが、久美子の「誘拐したのって…」という言葉で、一転、美琴とその隣にいる海斗が現れる。「どういうこと!?」血相を変え怒鳴り込む沙織と高笑いする美琴。そして「次期社長として教育するつもりよ」という美琴の有無を言わせない言葉が流れる。

場面は切り替わり、屋外でテーブルセッティングをし優雅に食事を楽しむ美琴と、それとは対照的に一生懸命肉や野菜を焼く、“子供より会社に尽くす娘ムコ”宏樹の姿が。宏樹は「超一流企業の出世コースに乗せられて、自分から降りるなんてできるわけない」と言う。

動画終盤では、宏樹の前に現れた庵野が「まだ…やれるかもしれません」と語る姿や、「会社員を甘く見ないでくれ」と決然と言い放つ宏樹が切り取られている。最後は「会社員でも億万長者になる方法」という気になるテロップと、庵野がゆっくりとうなずきながら静かにほほ笑むところで締めくくられる。