風間俊介“豪太”の次の作戦はメッセージ送信…MEGUMI“チカ”とのやり取りに「夫婦漫才」の声＜それでも俺は、妻としたい＞

2025.01.19 15:14

風間俊介とMEGUMIがW主演する真夜中ドラマ「それでも俺は、妻としたい」(毎週土曜夜0:55-1:25ほか、テレビ大阪・BSテレ東／Leminoにて先行配信)の第2話が1月18日に放送。ママ友たちのアドバイスで豪太(風間)がチカ(MEGUMI)に夜の誘いのメッセージ送信をする展開となった。(以下、ネタバレを含みます)

笑って泣ける…夫婦の痛快エンターテインメント

同ドラマは、2023年後期放送の連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK総合ほか)の脚本などを手がけた足立紳の同名小説が原作。売れない脚本家の夫と、そんなダメ夫を罵倒する妻の夫婦“性”活を描くエンターテインメントドラマで、脚本・監督を足立自らが務める。

収入なしのダメ夫・柳田豪太を風間、ヒモ同然の夫と息子との生活を支えながら、夫からの誘いは拒絶する恐妻・柳田チカをMEGUMIが演じる。

ママ友からのアドバイスでスマホのメッセージで誘うことに

ママ友たちとの夜の営みについての話題で、チカがいつも不機嫌で、取り合ってもらえないことを嘆く豪太。「自慢じゃないけどさ、家事、育児、そうとうやってるよ」と言ったものの、「売れてないからしょうがないよね」とツッコむみどり(吉本実憂)。さらに、昨年の年収が10万円以下だったことをバラされ、それを聞いたママ友たちから「家事しなくてもいいから、月に10万くらい稼いでくれる方がましでしょ」「逆にチカちゃん優しいよ、年収10万で離婚しないなんて」とダメ出しされてしまう。

ただ、求め続けることは「えらい」という意見があり、メッセージでお願いしてはどうかと提案された。

それから数日間、豪太はメッセージをどう書こうか頭を悩ませた。

豪太とチカの攻防、おもしろいだけでなく考えさせられる

そんな中、仕事の打ち合わせを終えた後、「セフレができた」と自慢するプロデューサーから、セクシーな動画を見せられた。それに触発された豪太は、「突然すみません。今晩セックスさせてもらえませんでしょうか。そろそろ生理も終わったころだと思いまして」とチカにメッセージを送信。“生理も終わったころ”というのは、以前チカが誘いを断る理由にしたからだ。

返信を待っていると、チカから怒りの電話がくる。その日、息子・太郎(嶋田鉄太)のスクールカウンセラーとの面談があることを、前夜に念押しされていたにもかかわらず忘れていたのだ。

「これはもうセックスどころではないだろう…」と思いながら慌てて駆け付けた豪太に、「何やってんの」と罵声を浴びせるチカ。しかし、面談を通して息子の成長を感じられ、チカの機嫌が少し戻る。

とはいえ、メッセージの返事を聞くことはできず、そのまま帰宅。夕食を終え、息子をなんとか寝かしつけると、入浴を終えたばかりのチカの元へ行き、メッセージのことを切り出した。

「したくない」と、いつものように断られるものの、豪太は「どうお願いしたらいいか、もう分かんなくて…」と話し始めた。チカは、家事育児をすることについて「当たり前でしょ」と言い、さらに面倒なことは押し付ける中で、食事を作るのは「食い意地がはってるあんたが唯一できる仕事なんだから。それぐらいでセックスできるわけないでしょ」と反論。

それでも引き下がらない豪太に、チカは「めんどくせぇな」と頭を抱えながら、根負けして承諾。かなりキツイ言葉と悪態つかれながらも豪太は喜び、いそいそと布団の用意をするのだった。

豪太の執念…いや念願がようやくかなうことに。視聴者からは「これがほんとの夫婦漫才ｗ」「今回も豪太とチカちゃんのパワーバランスが絶妙で面白かった」という感想が上がった。

第1話に続いて展開した豪太とチカの攻防だが、その会話には、家事育児の分担や、仕事のことなど、夫婦のあるべき姿を考えさせられることも含まれていた。単に夫婦“性”活だけでない深さにも注目だ。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部