仲間に裏切られて死を迎えた聖女…第2の人生が“魔王のヒヨコ”となった姿に「可愛すぎる」「移動速度が速すぎて笑った」と好評の声続出【作者インタビュー】
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、人気小説のコミカライズ版『聖女だけど闇堕ちしたらひよこになりました!@COMIC』(原作:雪野ゆきの、作画:白樫楓、キャラクター原案:麻先みち)に注目しよう。
以前同作の第1話が、出版社「TOブックス」のX(旧Twitter)に『闇堕ちした聖女は「ひよこ」になりました』というタイトルで投稿されると、多くの人から人気を博し1万もの「いいね」を獲得。そこで注目を集めた同作の原作担当の雪野さん、作画担当の白樫さんに話を伺った。
元人界最強の聖女が可愛いヒヨコに?
――仲間に裏切られて致命傷を負った元人界最強の聖女は、死ぬ間際に天からの問いかけにより「もっと自由に生きたかった」と応える。その結果、なぜか小さな「ひよこ」となって魔界に召喚されるのだった。
そして、目の前にいたのは人間にとって最大の敵である「魔王」。というのも勇者に裏切られた聖女を仲間として迎え入れようとしており、反応があれば召喚される陣を準備していた。しかし、フタを開けてみれば、そこにいたのはひよこの姿になった聖女。その理由は召喚される時に、50年前にペットとして飼っていたひよこの「ピヨ吉」のことが頭をよぎってしまったことで、聖女はひよこになってしまったのだ。
さらに、ミスによって「ヒヨコ」という名がつけられるなどドタバタしたものの、無事に聖女の時の自我を取り戻すことに成功。そして、ヒヨコは魔王の眷属(けんぞく)として生きていくことになるのだった…。
魔王とヒヨコの様子に対し、読者からは「モフモフ感がたまらなく可愛い」「ソニックブームを起こすヒヨコで笑った」など好評の声が寄せられていた。
原作者と作画担当が気に入っている場面とは?
――そもそもの質問で恐縮ですが、原作となる小説『聖女だけど闇堕ちしたらひよこになりました!』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
雪野:「小説家になろう」というネットの小説投稿サイトに載せるということで、電車に乗っている時や寝る前などのちょっとした時間に読んで癒やされるような、小説版四コマ漫画のような気軽さで読める作品にしようと思い立ったのが、この作品を創作したきっかけです。
主人公がひよこになったのは、単純に主人公が人間じゃなかったら面白いかなと思ったからです。そして、魔王の懐に入ったり肩に乗ったりできるようなかわいい動物を考えた結果、聖女にはひよこになってもらいました(笑)
――第1話を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
白樫:第1話では、シリアスな展開から明るい展開にがらりと変わるので、その差がわかりやすいよう描画を心がけました。聖女のシーンではどんよりと暗い雰囲気で、魔界のシーンではコミカルで温かみが出るように描きました。また、ヒヨコになってしまう経緯をしっかりお伝えできるよう努めました。
注目して欲しいところは、ヒヨコは人物と比べると体が小さく顔つきもシンプルなため、感情がわかりやすいように動きをオーバーにしてみたり、目の表現を変えてみたり、トーンなどの効果も思い切り入れているので、例えば「自由に過ごせばいい」と言われた後のヒヨコの喜びっぷりなども見ていただけたら嬉しいです。
――第1話の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
雪野:魔王の懐にしまわれたヒヨコが心の中で「ぬくい」と呟くシーンがお気に入りです!魔王の懐ってぬくいんだというギャップと、白樫先生の描くなんとも言えない顔のヒヨコがかわいくて、特に好きな場面です。
白樫:卵ケースに入ったヒヨコのシーンが気に入っています!原作には頭に絵が思い浮かぶような印象的なシーンがたくさんあるのですが、こちらもそのうちの一つで、実際に絵にすることができてやはり楽しいシーンだなと思っています。
また「ソニックブームを起こす勢いで~」のところのすごい速度で走るヒヨコのくだりも、楽しくて気に入っています。「ひよこなのか!?」というくらいのスピード感を感じられるように描きました。
――今後の展望や目標をお教えください。
雪野:今度もこれまでと変わらず、皆様に癒しをお届けできるようなほのぼの物語作りを心がけていきたいと思っています。さらには、コミカライズ版を読んだことで序盤に少しだけ出てきたキャラ達の魅力も再確認したので、今後は既存のキャラ達の活躍の場も、もっと増やしていきたいと思います!
白樫:自己管理に気を付けながら、ヒヨコたちの世界をわかりやすく丁寧な漫画で描いていくのが目標です。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
雪野:2024年11月15日に原作小説の2巻とコミカライズの1巻がTOブックスより発売されました!どちらもとてもかわいらしい作品に仕上がっていますので、ぜひチェックしてください!これからもヒヨコのほのぼの魔界ライフを見届けていただけますと幸いです。
白樫:コミカライズ版をご覧になって下さり本当にありがとうございます!これからも一歩一歩技術を磨き、楽しい漫画をお届けできるよう努めたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
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