

「さようなら!人殺しども」昔と変わらない幼馴染の笑み…の裏に潜む隠し切れない狂気 伏線が錯綜する物語に「続きが気になる…」の声【作者インタビュー】

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、週刊少年チャンピオンと、チャンピオンクロスにて連載中の『きみは四葉のクローバー』(秋田書店刊)の第1話を紹介。また、現在本作が掲載されている単行本第1巻が発売中となっている。そんな本作を作者のこうしさんが、12月6日にX(旧Twitter)に投稿したところ、2.6万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、こうしさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
初恋相手との“約束”のため…辛い現実と戦う男の子
「俺さー、将来“じゅーい”になるわ!」と、と初恋の相手・よつはに宣言する宇一。“うーちゃんのおはか”のそばで泣いているよつはに、宇一は「絶対なるから!」「だから…ちょっとまってろ!」と宣言する。その言葉を聞いたよつはは、嬉しそうな顔をして宇一にギュッと抱きつく。
間もなく転校してしまったよつはだったが、宇一はそれでも約束を守るべく奮闘していた。しかし一体なにがあったのか、大きくなった宇一は昔の利発的な印象から一転。「日直」と言われてもなんのことか思い出せないなど、どうにもうまく頭が回らないようだ。クラスでは物笑いにされ、家に帰ればヒステリックな母親になじられ、ご飯すら満足に食べられない始末。
自分の妄想で生きている意味すら見失いそうになるほど、限界を迎えつつある宇一。そんな彼のもとに、唐突な明るい声が響く。「宇一――!ひっさしぶりー!」紛れもなく転校したよつはだった。昔と変わらない明るさで「大好き」を直接ぶつけてくるよつはに、宇一はそれまで体を縛っていた緊張がほぐれて寝てしまう。そして起きた宇一を外に連れ出すよつはは、戸惑う宇一の家族に向けてこうこぼすのだ。「さようなら!人殺しども」…。
この漫画を読んだ人たちからは、「よつはかっこいい」「続きが気になる…」「めちゃくちゃ面白いっす」「大好きな作品」「おもろかったので単行本買っちゃった」など、多くのコメントが寄せられている。
創作のきっかけは「鬱展開をおバカでかわいい女の子がぶち壊すのが描きたかった」という思い
――『きみは四葉のクローバー』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
鬱展開をおバカでかわいい女の子がぶち壊すのが描きたかったのがきっかけです。それから私の好みや面白くなりそうな要素を足してこうなりました。
――宇一の小学生時代と、高校生になった現在とのギャップに衝撃を受けました。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
ページをめくった時に衝撃を受けるような展開をいくつか入れました。感情をジェットコースターのようにぐちゃぐちゃにしながら読んでもらえると嬉しいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
「人殺しども」が一番インパクトがあるシーンだと思いますが、個人的に気に入ってるのはポテチが「こなこな」になってるのをよつはが心配してるところです。かわいいので…。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
どのような展開になったら面白いかひたすら頭を捻ったり、「このキャラクターならどうするか」に沿ったりしてます。
――宇一が明るかった小学生の時と、学校でも家庭でも辛い思いをしている現在では、絵のタッチが若干違っているような印象を受けました。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
初期は特にそうですが、明るいコメディのターンはラブコメギャグ漫画、ド鬱な暗いターンは青年漫画、くらいのギャップが出るのを目指して作画してます。
――今後の展望や目標をお教えください。
最初から最後までずっと面白く楽しめる作品を作りたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
お読みいただき本当にありがとうございます!いただいた感想や応援を栄養として、これからもたくさん楽しんでいただける作品を作っていきたいです。よつはと宇一の運命を最後まで見守っていただけると嬉しいです!
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
石原さとみ、MC番組で産休入りを報告「元気になったらまた戻ってこれたら」モデルプレス
-
ヒコロヒー、結婚を考えた相手を明かす「麻雀行くのも許してくれて『ええやつやなぁ』と…」<さよならプロポーズ via スペイン>WEBザテレビジョン
-
TikTokで話題の美女・ちゆう、初の写真/イラスト展を開催発表「ありのままの想いを表現しました」モデルプレス
-
【動画】Rちゃんが語る!「己の全てを出し切るんだ!!」みーみがインタビュー<SNS FUN!>WWS channel
-
松村沙友理、理想の結婚相手とプロポーズを告白「私の中で”愛の掛け合い”」<さよならプロポーズ via スペイン>WEBザテレビジョン
-
本多大夢&浜川路己「ROIROM(ロイろむ)」テレビ初出演決定に反響「ビジュ良すぎ」「喋ってるところ見られるの嬉しい」モデルプレス
-
松村沙友理、5年前の運命的な出会いを告白!理想の結婚相手像にヒコロヒー驚き「ちょっと痛い人」ENTAME next
-
心温まるドライブと珈琲時間。よにのちゃんねるが届ける感謝の心とゆったり日常らいばーずワールド
-
本田響矢&小関裕太、NGの現場も和ませる姿に「仲の良さが伝わる」「いい現場でほっこり」の声<波うららかに、めおと日和>WEBザテレビジョン