＜界別府＞温泉と海・山の幸を満喫！仕事と休暇を二刀流で楽しむ至福の1泊2日

2025.01.14 05:00

提供：WWS channel

日本一の源泉数及び出量をある別府温泉に2021年に開業した「界別府」。目の前に別府湾が広がる広大な景色が楽しみつつ、別府駅より徒歩で約10分という街中にある温泉旅館だ。利便性に優れた場所で海の幸と温泉を楽しめる界別府は、ワーケーションとしてもおすすめ。仕事と休暇を両立させる一泊二日を紹介する。

別府といえば、日本一の源泉数及び湧出量を誇る別府温泉が有名だが、界別府のコンセプトは「ドラマティック温泉街」。時間帯によって窓から見える景色や館内の情景が変わる様子を「ドラマティック」と表現する館内は、和紙のちょうちんが照らす石畳の路地や、夜店をイメージした空間、別府湾を眺めながら浸かることができる足湯、桶をモチーフとした手湯、夜店を彷彿させる石畳の路地など「温泉街」らしさが垣間見える。

実際、ここ界別府では、昼と夜の顔が大きく変わるのも面白い。日中は落ち着いた大人の温泉街、夜は湯治客が賑やかな温泉街をそぞろ歩きするような夜店なるものが登場し、スタッフが温泉と桶から生み出される音色で演奏するご当地楽「湯治ジャグバンド」で盛り上がる。滞在を通して、さまざまな情景がドラマティックに変化する様を楽しむことができる温泉宿だ。

そんな界別府が位置するのは、明治時代に旧別府港が開港して以降、日本全国から多くの湯治客が訪れた歴史ある北浜地区。別府湾の玄関口、旧別府港を中心に温泉街が発展し、夜遅くまで人々で賑わう様子は「不夜城」と例えられてきた場所だ。都心とは違う雰囲気を味わいながらも利便性のある界別府。気分を変えて仕事をするワーケーションにもちょうどいい温泉宿と言える。

そんなワーケーションで重きを置きたいといえばゲストルーム。全ての客室からは眼前に広がる別府湾を望むことができ、海を絵画のように楽しめる「ピクチャーウィンドウ」からは時間帯ごとに美しく色が変わる空や海を眺めることができるので、ちょっとした気分転換やリフレッシュにちょうどいい。

また、室内の壁は別府の名所「血の池地獄」の赤から着想を得た古代色の「柿渋色」が用いられており、別府温泉の熱気や、温泉が薄きだす溶岩台地を表現している。他にも、豊後絞りのヘッドボードやフットスローなど、地域の伝統工芸や文化に触れることができる心地いい空間作りとなっている。このユニークな設計・デザインをプロデュースしたのは、世界的な建築家として活躍されている隈研吾氏。地元に根付く素材を使用し、周囲の環境に溶け込むことで新たな魅力を発信している。

必要なものはほぼ客室に揃っているが、延長コードや携帯電話充電器、国内用変換プラグ、DVDプレーヤー、空気清浄機などの備品が無料で貸し出し可能となっている。バスタオルや館内着をはじめ、シャンプーやトリートメント、ボディソープを含むスキンケアがしっかり揃っているため、荷物が最小限に抑えられるのもありがたいポイントだ。

チェックイン後は、15時から入浴できる大浴場に足を運び、1日の疲れを癒すのもおすすめ。湯の広場から温泉街の路地へ進む途中には、木製の格子戸の並ぶトラベルライブラリーや、土産屋、ラボなどが立ち並ぶ。ライブラリーでは珈琲や紅茶のほか、ウェルカムドリンクを飲みながら読書ができる空間となっている。

そして大浴場は、内風呂と露天風呂の両方が楽しめる。内風呂は清潔感のあるヒノキ調の天井、洗い出しの壁で、壁面には、ご当地の焼き物「臼杵焼」が400個はめ込まれており、間接照明の柔らかい光で照らされている。湯船からは、1年中緑が楽しめる常緑樹を中心に、四季折々の花や実、紅葉を楽しめる木を植掛しており、庭園を楽しむことができる。露天風呂は、別府石を自然な形で組んだ岩風呂。男性露天風呂は星空を楽しめるようオープンエアーに、女性露天風呂はプライバシーを守りながら外の風や光を感じられるよう、ルーバー屋根を採用している。　

17時半または19時半から選ぶ夕食は、美しいモミジの庭園を望むことができる食事処でいただく。黒い塗装が印象的な空間が広がるダイニングスペースは、全て半個室でプライベートが守られている。海の幸・山の幸に恵まれた大分県の食材をたっぷり取り入れた「季節の会席」または季節限定で楽しめる「伊勢海老と和牛の会席」から選べる。圧倒的な存在感を示す伊勢海老のお造りや、昆布と椎茸の出汁で贅沢に味わう和牛しゃぶしゃぶ、そして河豚の唐揚げなどボリューム満点の特別会席は、2025年5月31日まで提供されている。（2024年12月30日〜1月3日は除外日となる）

夕食後は、館内の広場で開催されている「夜のドラマティック温泉街」で息抜きするのもおすすめだ。地獄巡りで有名なことにちなみ、好みの辛さで味わえるラーメン屋台「地獄ラーメン」や、溶けにくい「葛アイスバー」、そして温泉地ならではの「温泉蒸し卵」など宿泊者無料で提供されるサービスも充実している。

そして仕事作業をするなら、やはり客室。おすすめは露天風呂付き和室で、心落ち着く畳空間中で作業ができる。パソコンが置けるデスクがあるので作業スペースも困らない。もちろん無料Wi-fiでインターネットの接続も快適だ。露天風呂付きの部屋であれば、時間を気にせず24時間いつでも好きな時に入浴できるので、仕事をしながら自分のペースで自由に温泉を楽しめる。

翌日の朝ごはんも、地域色を感じる食材や調理法を取り入れたご当地朝食。豚肉と野菜の蒸し籠蒸しなど、別府温泉の名物料理「地獄蒸し」をアレンジした和食膳がいただける。

界別府のチェックアウトは正午となるため、朝食の後もゆとりをもったスケジュールが組めるところも嬉しいポイント。部屋でちょっとした作業をするもよし、館内の広場にある足湯で寛ぐのもよし、別府湾沿いの道を散歩するのも気分転換になるだろう。別府駅へ徒歩圏内という立地から、チェックアウト後も荷物を預けて別府の街を散策するなど、思いのままに過ごすことができる。

歴史ある温泉地とご当地グルメを堪能できる界別府。都心からアクセスしやすい温泉宿で仕事と休暇の二刀流を満喫してほしい。

界別府

大分県別府市北浜2-14-29

https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaibeppu/

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