中嶋優月「考えなくても来ると思うので、ビリビリが」 “もってるクイーン2025”決定戦、“ハズレ”を求めて争うメンバーたち＜そこさく＞

1月5日に放送された人気アイドルグループ・櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂？」(毎週日曜深夜0:50-1:20、テレ東※ほかLeminoにて配信中)。今週の企画は、「2025年もってるクイーン」。バラエティー的に最も“もってる”メンバーが誰なのかを見つけ出そうという新年企画だ。“ハズレ”を引くことに謎の自信を見せるメンバーなど、バラエティー力の成長を見られる回となった。

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新年の抱負とともに始まった、ハズレを求めるメンバーたちの激闘

新年初放送となる「そこさく」では、「2025年もってるクイーン」がおこなわれた。2025年も面白い番組づくりをするためには運も必要…ということで、全員で運に関するチャレンジをおこなって“2025年もってるクイーン”を見つけようという企画だ。バラエティーにおける“もってる”人物は、いわゆる番組的なハズレを引く人物。つまり最後まで今回の企画でハズレを引き続けた1人が“2025年もってるクイーン”となる。

1つ目のコーナーは「ロシアンシュークリーム」。スタジオにいる櫻坂46の人数分・22個あるシュークリームのうち、12個のシュークリームがからし入りになっている。そして「ハズレ」であるからし入りを引くことができれば、“もってる”人物として次のコーナーに進出できるわけだ。

トップバッターを務めたのは松田里奈。「ここでハズレを引いて、バラエティーにいっぱい出たい！」と気合を入れたおかげか、からし入りを引き当てることができた。辛さに顔をしおしおにしながらも次のステージに進出することに。普通のシュークリームを食べたメンバーは“もってない”タスキをかけられ、22人の中から選ばれた12人の“もってる”メンバーたちは次のコーナーへ向かう。

2つ目のコーナーは「ビリビリイス取りゲーム」。ルールは通常のイス取りゲームなのだが、4つの内1つ以外のイスは電気が流れるビリビリイスになっている。もちろん脱落していくのは、通常のイスに座ったメンバー。電流は意外と“激しい”らしく、ゲームが始まると“当たった”メンバーから悲鳴が響くほどだ。

最後は中嶋優月と山下瞳月の一騎打ちに。「ここまで来たからには当たりたい」と語る山下に対して、中嶋は「考えなくても来ると思うので、ビリビリが」と“もってる”アピール。いざ椅子に座り、メロディが止まって電流が流れたのは山下だった。決勝へコマを進める。

まだまだつづく新年バラエティー企画。クイーンの称号は誰の手に

続いてのコーナーは「選べ！ロシアン飛び乗り」。カラフルな足場に飛び乗ってゴールを目指すアスレチックなのだが、足場には飛び乗れるものと中が空洞で落下してしまうものの2種類がある。最初のジャンプでは4つの足場があり、続いて3つ、2つと足場が少なくなっていく。3回飛ばないとゴールにはたどり着かないのだが、各足場に“飛び乗れてしまう”と失格。3回連続で落下したメンバーが決勝進出というルールだ。

同コーナーには、残る8人から選ばれた4人が挑戦。飛び乗ってみると、落下する足場は勢いよく落下するため今度のコーナーでも悲鳴が。そして、こちらのコーナーで最後まで残ったのは藤吉夏鈴と松田。最後のジャンプでは互いに飛び乗りたい足場が被ったものの、「感じるままに」ということで藤吉が譲る形に。こちらでは松田側の足場が抜け、松田が決勝へ。

残る4人が挑戦するのは「激臭加湿器」。4つのボックスの内から、激臭加湿器を引き当てたメンバーが決勝へと進出する。それぞれがボックスを選び、箱の中に入っていた加湿器に顔を近づけて蒸気が出てくる栓を外す。

最初は主張が薄かったものの、次第に山崎天が「ちょっと臭いかも!!」と悲鳴をあげる。だが正解のボックスは隣の武元唯衣で、そこから臭いが山崎に流れていたようだ。「めっちゃくさいめっちゃくさい！あぁ～!!」と悲痛な表情を見せた武元が決勝へと向かうことに。これで決勝で争う3人が出そろった。

決勝戦の種目は「もってるorもってないバケツ」。頭上に3つのバケツがセットされており、その中には2つが紙吹雪、1つは水が入っている。それぞれが選んだバケツの下に立ち、ヒモを引いて頭上のバケツをひっくり返す。もちろんこの場合の勝ちは、水が入っているバケツを引いたメンバーだ。

これに挑戦するのは決勝にコマを進めた「ビリビリ部門」山下、「落下部門」松田、「激臭部門」武元の3人。山下は「ここまできたら水とかも忘れて、かかりたいなって気持ちで」と前向きなコメント、松田は「びっちょびちょに濡れてる自分が想像できてます。未来が見えている」と強気なコメントを披露する。しかし、ちょっと不憫な「激臭部門」の武元は、「まだくせえですから。今すぐ流したい!!」と悲しいコメントをしていた。

それぞれが場所を決めて、いざバケツとつながっているヒモを引く。水が落ちてきたのは、山下のバケツだった。見事“引き当てた”山下には王冠とマントが贈られ、“もってるクイーン”として表彰されることに。「まさか今日この企画聞いたときに、自分がここにいるって思ってなかったので、2025年はこんな感じで頑張れたらなって思います」とコメントを残した。

“もってるクイーン”山下の、2025年の飛躍を祈って

「2025年もってるクイーン」では、さまざまなバラエティーのお約束をモチーフにしたコーナーがおこなわれた。これらを勝ち抜いた“もってるクイーン”山下だけに、2025年は大きな活躍を見せてくれるだろう。

ただリアクション、貪欲に“もってる”ところを見せようという姿勢は櫻坂46メンバー全員に共通していた。番組のおかげもあってどんどんバラエティー力を身につけているメンバーたち。クイーンに選ばれなかったメンバーであっても、2025年の活躍に期待が持てるところだ。

次回の放送では「巳年にちなんだバトル開幕！」というテロップが表示され、「Heavy 演技で相手を騙せるか!?」とった。Heavyとヘビ（巳）をかけた企画が予想され、ヘビのぬいぐるみや手袋などをしてコーナーに挑む姿が見られた。

※山崎天の「崎」は、正しくは「タツサキ」。