関水渚が“最恐家政婦”を熱演…第1話から「怖い」という声が続出＜家政婦クロミは腐った家族を許さない＞

2025.01.11 19:54

関水渚が主演を務めるドラマ24「家政婦クロミは腐った家族を許さない」(毎週金曜夜0:12-0:42ほか、テレ東系／Lemino・TVerほかにて配信)の第1話が1月10日に放送。理想の家族を追い求める家政婦のホラー味たっぷりの行動が、早速視聴者を恐怖に陥れた。(以下、ネタバレを含みます)

最恐家政婦によるファミリー・パニックホラー

同ドラマは、きづきあきら＋サトウナンキの同名漫画が原作。「理想の家族」を追い求め、常識も倫理も超えた危険な手段も辞さない最恐家政婦・黒見白華(くろみきよか)＝クロミが引き起こすファミリー・パニックホラー。

関水演じるクロミが従事する灰原家として、美容機器メーカーを立ち上げた敏腕社長・翠を藤原紀香、その夫・蒼太を高橋光臣、長男・千翠を阿久津仁愛、長女・緋莉を大熊杏優が扮(ふん)する。

灰原家で事件発生…物語はその3カ月前へ

衝撃的な始まりだった。壁に飛び散った血。倒れている人の手の下に血だまり。それを調べている刑事が「ひどい現場ですね、4人も…」と言うほどの、ある家で起きた事件。その唯一の生存者が家政婦のクロミだった。

刑事の質問に震えながら「本当に…すてきな…理想の家族だったんです」と答えるクロミ。不安に駆られながら、物語は3カ月前、クロミが灰原家にやって来たばかりの様子へと移り変わった。

翠にクロミを紹介されて「ずいぶん若いんだね」とニッコリする蒼太、さわやかに登場して「クロミちゃんか、よろしくね」とすぐに親しげに話し掛けた千翠。長女の緋莉は不登校気味で部屋に引きこもっていて、顔を見せない。

そして翠は、美しく着飾っているが、家事は苦手で、家の中は引っ越してきた荷ほどきもまだできていない、いわゆるゴミ屋敷の状態だった。

「奥さまが仕事に専念できるよう、家事を担当するのが家政婦。ですから私に対して恥じたりしないでください。奥さまには、経営という、素晴らしい才能がおありなんですから」。翠は、そのクロミの言葉に心から安堵し、顔をほころばせた。

怖さたっぷりなクロミを関水渚が熱演

散らかっていた部屋を片付け、豪華な夕食を用意したクロミ。仕事を終え、暗い街かどで「奥さま、クロミがあなたを私の主人にふさわしい人間に育てます。そして、役員とは名ばかりの旦那さま、闇を抱えていそうなご長女、不自然なほどに愛想がいいご長男。あなたたちには私が仕えるにふさわしい、理想の家族になっていただきます」とつぶやく姿にゾクッとする。

不穏さがますます増していくが、さっそくクロミが手を下すことに。相手は、翠のビジネスパートナー・真希子(しゅはまはるみ)だ。

会社の金を横領していた真希子は、役員を辞任する旨の書類を郵送し、連絡がつかなくなった。実は、翠の秘密を握り、その活躍に嫉妬もしていた真希子を呼び出したクロミが、「害虫駆除」として、ひっそりと手にかけたのだった。

かわいいほほ笑みをするクロミだが、ゆっくりと話す口調、低音ボイスがその闇を際立たせる。SNSには「クロミこわい」「本気でヤっちゃう系家政婦だ」「手慣れすぎてて怖い…」「こんなにドラマ観てゾクゾクしたの久しぶりだ」といった投稿が並んだ。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部