10年ぶりの「乃木坂46 大感謝祭2024」を開催!3期生・向井葉月の卒業セレモニーも実施。【ライブレポート】

10年ぶりの「乃木坂46 大感謝祭2024」を開催!3期生・向井葉月の卒業セレモニーも実施。【ライブレポート】

2024.12.17 18:30
提供:WWS channel

 乃木坂46のファン感謝イベント「乃木坂46 大感謝祭2024」が12月14日、15日に幕張メッセイベントホールにて開催された。「乃木坂46 大感謝祭」は2014年以来、実に10年ぶりの実施となるイベントで、現在在籍する3期生から5期生メンバーにとっては初めての経験。ミニライブのほか、クイズ企画や軍団対抗楽曲争奪バトル、ゲームアプリ「乃木恋~坂道の下で、あの日僕は恋をした~」連動企画のほか、プレゼント抽選会も用意された、乃木坂46を応援するファンへ向けての感謝尽くしの内容となっており、15日のDAY2公演では向井葉月の卒業セレモニーも実施された。

DAY1公演では2025年5月17日・18日の味の素スタジアムでの「13th YEAR BIRTHDAY LIVE」の開催や、5期生・菅原咲月の副キャプテン就任などサプライズ発表が続き、DAY2も期待が高まる中のスタートとなった。

 DAY2はまず「3チーム対抗!乃木坂イントロクイズ」からスタート。今回はメンバーを3チームに分け、向井がリーダーの「イントロースAランク」、伊藤理々杏率いる「B級」、黒見明香がリーダーを務める「狙え!一発大逆転」がご褒美のフルーツをかけて真剣勝負に挑む。1問目で「イントロースAランク」が先制するも、その後「狙え!一発大逆転」「B級」が立て続けに正解し、接戦を繰り広げる。途中、池田瑛紗が自身のセンター曲「心にもないこと」を外してしまうハプニングも。最後は向井が最終問題を正解し、「イントロースAランク」が逆転勝利を果たした。

 続く「軍団対抗楽曲争奪戦バトル」では、DAY1で勝利した佐藤楓率いる「楓さん正そう軍団」に田村真佑率いる「まゆたん協会」と弓木奈於率いる「首ンセス」が、最後まで楽曲披露できるかどうかを「団体ポーズ連想ゲーム」で競い合う。トップバッターの「まゆたん協会」が全問不正解とピンチに陥ると、続く「楓さん正そう軍団」と「首ンセス」がそれぞれ1問正解。同点決勝として、軍団長の佐藤と弓木がじゃんけんで勝負し、見事「首ンセス」が勝利を果たす。

 この結果を受けて、「首ンセス」が「君にDitto」をフルコーラスで、2位の「楓さん正そう軍団」が「Keep in touch」を1ハーフで、最下位の「まゆたん協会」が「懐かない仔猫」をサビ前まで、それぞれ披露。最後に弓木が「来年も活動していきたいと思います。みなさん首を洗って待っておけ!」、佐藤が「今年はいいスタートを切れたので、来年もみんなに正されながら活動していきたいと思います」、田村が「今日は負けてしまったんですけど、来年はよりあざとかわいく、時にはカッコよく、みんなを虜にしていきたいと思います」と挨拶して、このコーナーを終えた。

 その後の「乃木恋~坂道の下で、あの日僕は恋をした~」連動企画「乃木恋リアル」では与田祐希、井上和、遠藤さくらがゲームさながらのシチュエーションドラマをステージ上で披露。また、それぞれのテーマに合わせて「気づいたら片想い」「初恋の人を今でも」「好きになってみた」といった楽曲パフォーマンスもあり、観客を夢中にさせた。

 パフォーマンス後には、それぞれ感想を語る場面も。与田は「恥ずかしかった(笑)。皆さんの前でこういう演技をするのが久しぶりで、始まる前にドキドキしました」、井上は「終わったあとに『これ大丈夫だったのかな?』と思ったんですけど、与田さんや遠藤さんのを見てキュンキュンしたので、私のもそうだったらいいな」、遠藤は「(披露した『好きになってみた』について)こんなに可愛いに振り切った楽曲ってあまりやってこなかったので、思い切りやってしまえと思って。一緒に矢久保美緒ちゃんもいたので、心強かったです」と、それぞれ笑顔でコメントした。そして、ステージ上にメンバーが勢揃いすると、来場者にメンバー全員のサイン入りグッズや、味の素スタジアムで開催される「13th YEAR BIRTHDAY LIVE」のアリーナ最前列チケットが贈られるプレゼント抽選会も実施され、会場は大きな盛り上がりを見せた。

 バラエティーパートを終えると、いよいよライブパートに突入。まずは37thシングル選抜メンバーが最新曲「歩道橋」を、センターの遠藤を中心に華麗なダンスで表現していく。「歩道橋」はファンの前でパフォーマンスするのはこのイベントが初めて。イントロが響いた瞬間に歓声が沸いた。続いて、冨里奈央をセンターに据えた37thシングルアンダーメンバーが「それまでの猶予」で、会場の熱量を高めることに。そして、全メンバーがステージに登場すると、「チートデイ」で観客のギアも加速。梅澤美波&賀喜遥香のダブルセンターによる「インフルエンサー」、久保史緒里の儚げなソロダンスをフィーチャーした「Sing Out!」と、ライブの人気曲が連発される。

 その後のMCでは賀喜が「昨日と今日は皆さんに感謝と好きを届ける会なんですけど、皆さんからの愛がすごすぎて、逆に私たちが愛をたくさんいただいて。来年もずっと好きでいてもらえるような乃木坂46でいたいです」、久保が「今年を振り返ると別れもあったりと、グループとしての変化があった中で、年末にこんなにもたくさん乃木坂46をずっと応援してくださる方がいるんだと知ることができて、来年に向けての自信にもなりました」と感謝の言葉を伝わる場面も。そして、最後に遠藤を中心に据え「きっかけ」を披露して、ライブパートを締め括った。

 客席が黄色いペンライトで染まる中、観客は「葉月コール」で向井の卒業セレモニー開始を待ち続ける。そして、白地に黄色い花をあしらったドレスを着た向井がステージに登場。彼女は乃木坂46が初めて「1st YEAR BIRTHDAY LIVE」を行った幕張メッセイベントホールで卒業セレモニーを行えることに対して喜びを口にしつつ、「8年前、私は乃木坂46に加入しました。大好きで大好きでたまらなかったグループに入るために、人生をかけてこの場所に来ました。乃木坂46での8年間はこれ以上ないくらい躓いてきましたが、何があっても揺るがなかったのは乃木坂46が好きという気持ちでした」とここまでの思いを吐露。続けて、メンバーやファンへの感謝を、彼女らしい優しい言葉で伝えていき、最後に「乃木坂46は私のすべてでした。8年間本当にありがとうございました」と告げスピーチを締め括った。

 続いて大好きな仲間たちと一緒に、アイドルとして最後のステージへ。36thアンダーメンバーを迎え「君は僕と会わない方がよかったのかな」を思い入れたっぷりに歌うと、続いてほかのメンバーも加わり「サヨナラの意味」を披露する。そして、メンバーを代表して同期の佐藤楓がメッセージを送る。佐藤楓は「今までの乃木坂46人生を振り返ると、いつも横には葉月がいました。一緒に活動している時間も好きだったけど、それ以外の日常の些細な時間も好きでしたし、思っていることや考えが近かったからこそ、どんな私も嘘偽りなく見せることができました」と向井との思い出を語ると、続けて「乃木坂46を思って、時には勇気を持って発言してくれたりして、葉月の乃木坂46愛には誰にも敵わなかったと思います。最後まで貫いてくれてありがとう」と感謝を伝える。そして、「よく頑張ったね。すでに親友だと思っているので、これからもよろしくね」とメッセージを締めくくると、向井は涙を流しながら「これからも大親友で、お願いします」と応える。

 最後は、「私が密かに、ずっと真ん中で歌ってみたいなと思っていた曲です」という「乃木坂の詩」で卒業セレモニーは佳境へ。向井のペンライトカラーである黄色と乃木坂46のイメージカラーの紫で染まる中、会場の一体感がピークに達したところでセレモニーは終了。キャプテンの梅澤が「誰よりも深い愛を残してくれた人だから、これからは私たちが愛を繋いでいきたい。葉月にこれからの乃木坂46も応援したいと思ってもらえるグループになります。誰よりも幸せになってください!」と声をかけると、向井は「こんなに素敵なステージを用意してくださってありがとうございます。私は年末まで活動が残っていますので、年末まで駆け抜けていきましょう!」と口にし、深々とお辞儀する。すると、観客が「8年間ありがとう。はづきがいちばん」と書かれたメッセージカードを掲げて感謝を伝え、向井は「これからも乃木坂46の応援をよろしくお願いします。皆さんのことが大好きです!」と返してからステージをあとにした。

 イベントはこれで終了する予定だったが、観客の「葉月コール」が鳴り止まない。すると、向井が再びステージに登場し「皆さん、私にことをずっと応援してくれてありがとうございます。皆さんに出会えて幸せでした!」と笑顔で伝えて、約3時間にわたるイベントを終えた。

 乃木坂46としての2024年のライブイベントはこれが最後となるが、このあとも数々の音楽番組出演が控えており、大晦日には第75回NHK紅白歌合戦に出場する。全力で駆け抜けた1年を経て、6期生加入を控えた乃木坂46は2025年に新たなフェーズへと突入することになりそうだ。


(文/西廣智一)

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