亮子(趣里)のギャル扮装がかわい過ぎる!

趣里“亮子”がギャル姿、ジェシー“杉浦”がラップ披露して一丸となって裁判に挑む<モンスター>

2024.12.17 13:16
亮子(趣里)のギャル扮装がかわい過ぎる!

趣里が主演を務める「モンスター」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第10話が、12月16日に放送された。これまで何度か変装姿を見せてきた亮子(趣里)が今度はギャルになり、さらに杉浦(ジェシー)もラッパーもどきに。そのかわいさに視聴者から反響がありつつ、物語はクライマックスへと熱を帯びた。(以下、ネタバレを含みます)

異色のリーガル・エンターテインメント

本作は、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体のしれないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が主人公。時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメントだ。

物事の本質を見抜き、独自の解釈のもと裁判を掻き回す型破りな“モンスター”だからこそ、人間が訳もなく悪意に満ちてしまう、“モンスター”になる瞬間を見逃さず、冷静に事件を解決に導き、周囲の価値観を覆しながら影響を与えていく。

亮子に振り回されることになる東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘をジェシー(SixTONES)、失踪中の亮子の父・粒来春明を古田新太、亮子と杉浦が所属する法律事務所の所長・大草圭子をYOUが演じる。

亮子と粒来が群馬の産廃処理場問題で親子対決へ

第10話は群馬が舞台に。以前、亮子が担当した案件で浮上した闇バイト組織の指示役・キングの出身地で、父・粒来が12年前に家を出たときと同じ時期に群馬での案件に関わっていたことが判明。そして新たに亮子を訪ねてきた妊婦の横沢さくら(前田敦子)も、群馬に実家があったのだ。

さくらは、15年ぶりに帰省したところ、村の草木が枯れ、両親をはじめとする村人たちも具合が悪そうにしており、その原因と考えられる産廃処理場を運営するサカミクリーンを訴えたいという。調べると、サカミクリーンの顧問弁護士に粒来の名前があった。

当初は裁判に難色を示していたさくらの母によると、サカミクリーンの建設計画が持ち上がったときには住民たちは反対していたという。だが、サカミクリーンができれば働き口が増え、村に国からの補助金で村の設備が整うという話に加え、建設されれば1世帯100万円の謝礼が出るということになると、賛成に回った。ただ1人だけ反対を続けた男性がいて、一度は建設が白紙に戻ったが、彼が自殺したことで建設が正式に決まった。

そんな中、亮子に協力する尊(中川翼)の調べで、キングがサカミクリーンの元従業員だと判明。そしてサカミクリーンは反社のフロント企業で、自殺した住民の件があった後に弁護士登録を取り消していた粒来が、ことしになって再登録していたことも分かった。

亮子の影響で杉浦が変化した様子がアツい

現在サカミクリーンで働いている、ちょっとやんちゃな風貌の従業員たちから話を聞くため、亮子はギャル姿に。そのときに知った覆面ラッパーが、のちに重要な存在となる。

環境汚染で問題になる点は見つからないまま口頭弁論に挑んだ亮子は、謝礼の件を持ち出したが、やはりというか、粒来は環境汚染になる有害物質の存在を持ち出して反論した。

親子対決再び…。だが、亮子は群馬滞在中に自宅に泊めてくれていた粒来が覆面ラッパーの曲を口ずさんでいたことを思い出す。そしてその正体が自殺した男性の息子で、サカミクリーンの元従業員でもあった拓未(前原滉)だと突き止めた。リリースした中の1曲で環境汚染を題材にしていたのだ。

さくらのことも案じながら、証言台に立つことを拒否する拓未。杉浦も、亮子が訴える相手が反社だとさくらに伝えるつもりがないことを指摘し、「粒来先生とのゲームに勝ちたいだけだよね?」と責めた。

亮子に「(裁判から)降りれば」と言われた杉浦だが、「神波先生はいつも杉浦先生とは別のものを見てる。今回は何を見てるんだろうね」という圭子の言葉で思い直したのか、拓未が顔を出さずに証言台に立てるよう遮へい措置を提案した。

拓未に協力してもらえるよう「やるだけやってみる」と杉浦。拓未を呼び出し、「裁判についてご提案があります」とつたないラップ調で依頼。すると「どうしようもなくつまらなくてしょうもないラップのようなものを見せられました」と言いつつ、「自分がやってることもそれと大して変わんねぇな」「何かに影響を与えて何かを動かしたわけじゃない」と気付いたことで、考えを変えた。

入出時には覆面ラッパーの姿だったが、証言台では素顔をさらした拓未。拓未への質問は、いつもの亮子ではなく杉浦が担当した。

これまで振り回されるばかりだった杉浦。体当たりでラップを披露したのは、亮子が第2話で“誠意”を見せるためにアイドルのダンスを踊ったことを思い起こさせる。

亮子が持つ視点と、まじめな杉浦の視点が掛け合わされれば心強く、熱い展開にワクワクする。亮子はサカミクリーンのさらに奥に潜む“モンスター”の存在を見つけた。それは粒来の仕組んだことでもあった。「ここからほんとのゲームの始まりだ」と言った粒来が倒れる衝撃とともに、次回の最終回へ。

SNSには「神波先生のギャル姿かわいいな」「ギャル亮子先生好き」や「杉浦先生のラップが心を動かしたんだね」「杉浦先生のラップ可愛すぎるって」という反響と共に、最終回の期待が高まっている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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