

清原果耶“優希”、佐野勇斗“広海”への優しいうそに視聴者「涙が止まらない」<マイダイアリー>

清原果耶がヒロインを務めるドラマ「マイダイアリー」(毎週日曜夜10:15-11:09、テレビ朝日系)の第8話が12月15日に放送。優希(清原)が広海(佐野勇斗)のことが好きだからこその決断をする展開に、視聴者から「涙が止まらない」「苦しい」「切ない」と反響が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
大学生男女5人の等身大の姿を丁寧に紡ぎ出す
同作は、自分と他人との間に見えない距離を感じ、言語化できない悩みを抱える若者たちの等身大の姿を描く、完全オリジナルストーリーのヒューマンドラマ。社会人1年目の主人公・恩村優希(おのむら・ゆき)を清原が演じ、日々の些細な出来事をきっかけに大切な思い出を振り返る構成で、大学時代を共に過ごした仲間との何気ない日常とそのつながりをノスタルジックに紡いでいく。
優希の大学時代の仲間として、理学部数学科に大学3年生から編入した徳永広海を佐野勇斗、優希の友だちで同じ教育学部の白石まひるを吉川愛、同じく教育学部の長谷川愛莉を見上愛、商学部の和田虎之介を望月歩が演じる。
優希は広海のうそを知る
第8話は、大学院に進学した広海を除く4人が社会人1年生になったクリスマスシーズンから、優希が2カ月前の“人生の日記”を読み返すことに。そこで、前回、視聴者が危惧した広海の“うそ”が本当に波紋を起こしてしまったことが描かれた。
広海の「若手研究者に贈る賞」の授賞式に参列した優希は、広海とアメリカ時代の友人・出口楓(影山優佳)との会話から、広海がアメリカの大学のオファーに選ばれなかったのではなく、自ら断ったのだと知った。
「僕はただ大切な人のそばにいたくて」と打ち明けた広海。優希が「広海は特別なんだから、そういう人にしか見れない景色、見てほしいなって思ってるよ」と言うと、「優希はそういうことを言わない人だと思ってた」と悲しげな表情に。“ギフテッド”と判定されて以来、幾度となく言われてきた「特別なんだから」「ギフテッドなんだから」という言葉。広海は、勝手に一線を引かれることが苦しかったのだ。
優希は未来のことを想像してみた。10年後も20年後も隣に広海がいることはうれしい。でも、それは広海のあったはず可能性を奪うことで成り立つのではないか…。
第1話冒頭の描写に潜んでいた思いが明らかに
その後、楓に偶然再会した優希は「私が、私たちが居場所になっていることが、徳永君にとっていいことなのかどうか、分からなくなっちゃって」と言い、自分ならどうするかと聞いた。楓は「優しいうそをつきますかね。優しいうそは、大切な人の背中を押す最後の手段ですから。それがせめてもの…最大限の愛情なのかなって」と答えた。
楓は「ただ、まぁ、相手も自分も傷つくことになると思いますけど」と付け加えたが、優希はその手段を選んだ。
広海に受賞のお祝いのプレゼントを渡した優希。広海はうれしそうにリボンと包み紙を取ってから、「僕の“ギフト”は数学を楽しいと思えることで、僕はそれを見失いかけてて。でも、そう気づかせてくれたのは優希だった。包み紙で包んで、リボンをかけてくれたのは優希だった。だから、僕にとっては優希もギフトの一部なんだなって」と話した。だが優希は「私は包み紙とリボンだよ。ずっと取っておくものじゃない。役目を終えたら捨てていいものなんだよ。広海がギフテッドって言葉を前向きに思えたってことは、私の役目は終わったんだよ」と告げた。
「人生の歩幅が違う同士が一緒にいられるのは、どっちかが立ち止まってるときだけだよ。広海は、もう立ち止まってないでしょ?広海は遠くに行ける人だよ、行くべき人なんだよ」。
納得できない広海は、「一緒に確かめよ。僕たちの歩幅は同じだってこと」と映画に誘った。ここで第1話冒頭のシーンへとつながったのだが、こんなにも切ない思いが潜んでいたとは。
優希の「続編、来年公開だって」という言葉に「来年か…」と広海。2人の脳裏には、そのときに隣にお互いがいないことが浮かんでいたはずだ。出会ったばかりの大学3年生のときに映画のシリーズ1作目を見たときはぴったりに食べ終わったポップコーンが、今回は残ってしまい、広海が無理に食べ進めるのも、結果的に別れのキスになったのも、優希がポップコーンの空き箱を「捨てとくよ」と引き取ったのも、第8話での意味を知ると余計に切なかった。
優希から広海への“優しいうそ”。第1話では優しさの交換も会話に出てきたが、また2人で優しさを紡ぐことができるのだろうか。
脚本家・兵頭るり氏は2020年にデビューし、「わたしの一番最悪なともだち」(2023年、NHK総合)がギャラクシー賞の2023年10月度月間賞と第61回奨励賞を受賞するなど期待が寄せられている。本作でも心に残る言葉をいくつも生み出し、視聴者から「心に沁みた」という感想が幾度となく上がっているが、第8話では構成のうまさ、見せ方のうまさも光っていた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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