浅香航大“風早”、飯豊まりえ“朱梨”と2人きりの取調室で明かす真相に「やるせない」「全部泣けた」の声＜オクトー最終回＞

2024.12.13 12:48

飯豊まりえが主演するドラマ「オクトー　～感情捜査官　心野朱梨～Season2」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系／Lemino、Hulu、TVerにて配信)の最終回が、12月12日に放送。浅香航大演じる風早が、飯豊演じる朱梨と2人きりの取調室で明かしていく真相が反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)

目に見えない感情から事件の真相に迫る刑事サスペンスSeason2

本作は、容疑者の感情から不可解な事件の真相に迫る新感覚の刑事サスペンス「オクトー　〜感情捜査官　心野朱梨〜」(2022年、日本テレビ系)のSeason2。今回は2つの事件が交錯し、8つの感情を色として見ることができる女性刑事と、モノに残された感情が見えるタイ人の容疑者による感情捜査が描かれる。

飯豊が東神奈川署から警視庁刑事部捜査一課強行犯八係に出向してきた警部補で感情捜査官の心野朱梨を、浅香が朱梨の元バディーで現在は強行犯八係を指揮する風早涼を演じ、影山優佳、Sapol Assawamunkong(Great)、岩瀬洋志、高野洸、小波津志、松井玲奈、浜野謙太らが出演。主題歌はみゆなの「あなたに抱きしめて」、オープニング曲はPSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEの「Cold Rain」となっている。

飯豊まりえ“朱梨”、殺害を自供する浅香航大“風早”から“恐れ”の感情を見る

犯罪組織のリーダー・山神淳(安井順平)の殺害を自供した風早(浅香)は、朱梨(飯豊)と滝沢(影山)に聴取されることになった。風早は素直に殺害当日の経緯を話し出す。山神の元交際相手・多々良望(西原亜希)の自宅に行ったが不在で、多々良の別荘に行くことにしたこと、別荘に着く前に山神から連絡があり、会うと襲ってきたと続けた風早から、朱梨は“恐れ”の感情を見る。

タイの公安警察官でモノから感情を読み取れるクリット(Great)の手を借り、風早の感情を読み解いた朱梨は、風早と2人きりで話すことに。風早が山神を殺害した後なぜ姉・紫織(松井)を助けなかったのか…などと疑問に思ったことをひとつずつ話していく。そして紫織がまた感情を無くしていたのではないかと問う朱梨に「違う」と繰り返した。朱梨のどんな真実であろうと受け止めるという言葉に、風早が重い口を開く。

浅香航大“風早”、自分にとっての感情は飯豊まりえ“朱梨”だとほほ笑む

風早は、血痕をつけて帰宅した山神を見た紫織は、両親の事件をフラッシュバックさせたのだろう…と話し出す。山神をナイフで刺そうとする紫織を止めようとしたが、結局2人で山神を刺してしまっていた。この事実を隠すことが、姉・紫織がすべてで生きてきた朱梨のためになると思ったと話す風早だったが、前言を撤回して自分のために真実を隠したかったと言う。

風早の言葉を受け入れた朱梨は、以前屋上で途中で言葉を止めた風早に続きを問う。八係みんなで笑っていたかったと涙ながらに言う朱梨に、謝罪の口を言葉にする風早は、俺もただみんなで笑っていたかったと優しい顔を見せた。自分にとって感情は朱梨だと話す風早からはさまざまな感情の色が見える。それを見た朱梨は「風早さん、私もです」と涙を流した。

浅香航大“風早”の逮捕に「気持ち消化出来ない」「泣きそう」の声

風早が明かした真相に「誰も望んでいなかった結末だけど、風早さんはそうするしかなかったんだよなと思うと納得できてしまうのがやるせない」「風早さんから見えていた恐れの感情の意味も朱梨ちゃんが涙しながらお話するのも、山神殺しの真実も全部泣けました」「風早は朱梨の為を想って。とはいえ隠し通せる訳もないから、風早のエゴになるのか？瞬時に最善を選択するのは難しい」「風早(#浅香航大)が直接殺したわけではないが朱梨(#飯豊まりえ)がそれを受け入れた流れにちょっと驚いた」などの声があがる。

さらに「風早心野バディはもう見れないのかな…そんなの嫌だ」「最終話にまだ気持ちが消化出来ない…心野と風早さんのやり取りが好きなので、風早さん居て欲しいんですよ…！」「風早さんが色んな意味で救われる世界線もお願いしたいー！」「続編ありそうな終わり方やったけど、風早さんがいない3期は辛い…泣きそう…見返してもやっぱり風早さんの言動全て愛しかなかった…」などと、最終回での風早の逮捕に視聴者から悲鳴にも似た声も多数あがり反響を呼んでいる。

◆文＝ザテレビジョンドラマ部