新AKB48劇場 オープニングセレモニー/AKB48 18th「ここからだ」公演開幕 (C)AKB48

19周年の記念日にAKB48劇場がリニューアルオープン、約9年ぶりの新公演「ここからだ」開幕

2024.12.09 21:10
提供:ENTAME next

AKB48が、12月8日(日)に結成19周年を迎え、活動拠点であるAKB48劇場をリニューアルオープン。そして、約9年ぶりとなる秋元康氏書き下ろしの劇場オリジナル新公演 AKB48 18th Stage「ここからだ」が同日に開幕した。

12月8日(日)に結成19周年を迎えたAKB48。今回、活動拠点であるAKB48劇場をリニューアルオープンし、オープニングセレモニーには初代AKB48グループ総監督の高橋みなみも登場し、4代目総監督の倉野尾成美・小栗有以とともにテープカットを行った。

20周年というメモリアルイヤーに突入する記念すべき日に、グループの活動拠点であるAKB48劇場をリニューアルオープン。秋元康氏が書き下ろした劇場オリジナル新公演 AKB48 18th Stage「ここからだ」で柿落としを行った。

劇場のリニューアルオープンに先立ち、劇場のロビーにてオープニングセレモニーを実施。現役メンバーを代表して、4代目AKB48グループ総監督の倉野尾成美・小栗有以・佐藤綺星・八木愛月が登壇し、初代AKB48グループ総監督・高橋みなみもスペシャルゲストで登場した。

倉野尾は「やっと私たちの劇場が戻ってきました。新しくなった劇場とともに私たちもここで成長します」と語り、小栗は「新生AKB48を創る自信と愛と覚悟を持って、初日を迎えたいと思います」とコメント。

高橋みなみは「AKB48劇場は今まで在籍してきた全てのメンバーにとって始まりの場所、ホームなので、最初改修工事が始まると聞いた時は少し寂しさもあったんですけど、今日完成した劇場を見て、今のメンバーにとって素晴らしい環境になったなと思いました。まさに“ここから”AKB48の歴史が新たに始まるんだなと思っています。初日精一杯楽しんでください!」と激励した。

さらに「東京ドームを目指す」という目標を掲げる倉野尾に対して「ぜひ行ってください!夢を掲げる・言葉にするのがどれだけ大変なことか、私も総監督で経験したんですけど、誰かがスタートを切らないとそこに向かって走り出せないと思います。劇場公演は秋元先生からの手紙であり、AKB48を新しいフェーズに連れていってくれるものだと思うので、リハ中に歌詞を受け止めて “自分たちの曲なんだ、ここから始まるんだ”と思った時に、“東京ドームに立ちたい”と思えたことは素晴らしいことだと思うので、ぜひ叶えてほしいと思います」と初代総監督らしい愛情溢れるエールを贈った。

またセレモニーでは、倉野尾・小栗・高橋の3人でテープカットを行うも、小栗だけなかなかテープが切れずに慌てる一幕も。AKB48らしいハプニングもありつつ、最後は無事にテープカットを終え、笑いと祝福の拍手に包まれた。

今年9月から始まった約3ヶ月の全面リニューアル工事を経て、エントランスから場内まで煌びやかな内装へと一新したAKB48劇場。劇場の象徴である2本の柱とステージにはLEDビジョンを設置し、楽曲と連動した演出で劇場公演が一層華やかに。

ロビーにも幅6メートル・高さ2.25 メートルの巨大なLEDビジョンを設置しており、メンバー紹介ムービーやMusic Videoの上映、公演のロビー観覧が大迫力で楽しむことができる。また、ロビーには周年ごとにピンクのテープが貼られてきた柱も展示されており、今回、19本目のテープも加わった。

エントランスから壁写真を飾っている廊下にかけては、衣装展示・歴代のトロフィーや楯を飾ったショーケース・フォトスポット・旧劇場のジオラマなどを新たに設置し、リニューアルオープンの本日は旧劇場で最初に行った公演「PARTYが始まるよ」の衣装などを展示している。大きな変貌を遂げた新劇場に足を踏み入れたファンからは「すごい!」「めっちゃ可愛い!」と歓声があがっていた。

そして迎えた新公演。チームA 7th Stage「M.T.に捧ぐ」以来約9年(8年10ヶ月)ぶり、秋元康氏が書き下ろすオリジナル公演としては18回目となる待望の新公演とあり、開演前から場内は熱気と大きな期待感で満ちていた。

場内が暗転すると、ステージのLEDでカウントダウンがスタート。旧劇場で行ってきた17つのオリジナル公演の軌跡映像が流れた後、倉野尾が新劇場の扉の前に降り立ち「ここからだ」と呟くと、お披露目となる新しいovertureが鳴り響いた。

秋元康氏が「AKB48はここから第二期黄金時代を迎える」という想いを込めて名付けた「ここからだ」公演。その1曲目を飾ったのは、公演タイトルを冠した楽曲『ここからだ』。

“かつて栄えた国の復古“とAKB48を重ね合わせた壮大なバラードを、王朝をイメージした白のクラシカルなマントとロングドレスに身を包んだメンバーが高らかに歌い上げた。

ようやく迎えることができた初日のステージに思わず涙するメンバーとファンの姿も。感動的なムードに包まれた1曲目に続き、黄色のミニスカート衣装に素早く着替え、アップテンポなナンバー『恋愛カンニング』『ロマンティック男爵』、新劇場での再出発と成長を誓う楽曲『劇場へ ようこそ!』を立て続けに披露!荘厳な幕開けから一転、AKB48らしいエネルギッシュなパフォーマンスで場内を盛り上げた。

冒頭のMCでは、倉野尾が「大変お待たせしました!“ここからだ”公演、ついに、ついに、ついに、始まりましたー!思い起こせば1年前、2023年の12月8日に本公演は初日を迎える予定でしたが、みなさんご存知の通り2度の延期があり、“やるやる詐欺”とまで巷では言われていたみたいなんですが、ようやく初日を迎えることができました!」と喜びを噛み締めながら挨拶。

「約9年ぶりの新公演、しかも新劇場です!私たちメンバー全員にとって、初めてのオリジナル公演になります。AKB48 の新たな章が始まるのは “ここからだ”という強い気持ちを持ってパフォーマンスしますので、本日もよろしくお願いします!」と意気込みを語った。

続いてはユニットパートへ。AKB48のエース 小栗・山内瑞葵・千葉恵里は、3人のキュートさが際立つフリル衣装で登場。ロリポップ風のステッキを使いながら『Lollipop』を披露し、甘い歌声と笑顔でファンの心を掴みました。『風の待ち伏せ』では佐藤綺星・水島美結・山﨑 空・秋山由奈の若手メンバー4人がフレッシュなパフォーマンスで爽やかな風を吹かせ、大人っぽい曲調の『クリスマスリング』では、ダンスに定評のある倉野尾・下尾みう・鈴木くるみ・永野芹佳・山口結愛の5人がしなやかなダンスで魅せた。

本公演で唯一のソロ楽曲『2月のMermaid』を託されたのは18期研究生の八木愛月。AKB48の新エースがキラキラと輝きを放つ圧巻のパフォーマンスで存在感を示した。赤いラブリーな衣装で登場した伊藤百花・向井地美音・村山彩希は『振り向きざまのキッス』を披露し、19期研究生の伊藤をセンターに可愛らしさ全開のパフォーマンスで魅了。晴れやかな王道アイドルソングからクールなダンスナンバーまで多彩なステージを繰り広げた。

終盤には、シリアスなナンバー『夜中過ぎのアウトロー』で力強いダンスパフォーマンスが炸裂。『奇跡が消えても』ではステージのLEDでミラーボールが回り、場内がダンスホールさながらの様相に。

さらに『シクラメンが咲く頃』を儚くも優しい表情で歌い上げ、雰囲気が全く異なる3曲でラストスパートを畳み掛けました。そして『まだ見たことのない景色へ』で本編を締めくくった。

アンコールでは、開演ブザーとともに再び幕が開くと、AKB48の象徴である赤チェックをメインとしたロック風衣装に身を包んだメンバーが登場。鞘師里保の初の振付提供となる『緞帳を上げてくれ!』で勢いよくスタート。

「ここでもう一度夢を見ようじゃないか」という歌詞を熱く体現した気迫のパフォーマンスで、ファンを興奮の渦に巻き込みました。アンコール2曲目は、爽やかで疾走感溢れるナンバー『そんなに好きだったら』。最後まで全力パフォーマンスを届け、場内のボルテージも最高潮となった。

倉野尾は「秋元先生が今のAKB48に公演を書いてくださり、無事に初日を迎えられるようにとたくさんのスタッフさんが愛を持って支えてくださって、何度も延期してしまいましたが、こうしてこんなにもたくさんの方が初日を楽しみに待っていてくださったから、今日初日が迎えられたと思います。心から感謝しています」と目を潤ませながら感謝を伝え、

「今ここに立っている初日メンバー16人に加え、これから初日を迎えるメンバーも 含めて42人全員でAKB48です。この42人で目指すステージは、東京ドームのステージです!決して簡単な道のりではないことはすごくわかっています。メンバー一人一人がしっかり気持ちを持ってこれから活動していく先に、きっとそのステージがあると思います。 “やるやる詐欺”と言われないように、この新劇場とともに一歩一歩歩んでいきたいと思います」とAKB48が“ここから“目指す夢を堂々と宣言した。

そして最後は全員で『Hungry love』を熱唱。全員で力を合わせて初日を駆け抜けたメンバーに惜しみない拍手が贈られ、新公演初日は大盛況で終幕となった。

▼総合プロデューサー・秋元康コメントAKB48という伝説があって、それからまた新しい伝説を作るんだという想いで「ここからだ」という公演タイトルを考えた。詞を書くときに「今のAKB48の現状、今のメンバーの中で何ができるのか」いうことがテーマだった。

昔のまま踏襲してもしょうがないし、でも残さないといけないものもあるし、そのバランスが一番難しかった。このAKB48劇場っていうのはお客さんと一緒に作っている。今日ここに来たかったのは、やっぱり「お客さんがどういう反応をするだろう」っていうのが知りたかったから。

それが次につながると思う。昔の公演で最後の曲が『桜の花びらたち』で、その紙吹雪が落ちたまま暗転になってアンコールが始まるんだけど、その時に当時の支配人がモップを持って掃除し始めるとお客さんから「モップ、モップ」ってモップコールが起きるようになった。そういうのはさ、見ないとわからないから。新劇場もまたファンの人が新しい何かを作ってくれると思う。

(東京ドームという)目標があるとそこに向かえる。2005年の11月後半くらいの劇場をまだ作っているとき、みんなを集めて「君たちはこれから東京ドームに行く、紅白に出る、レコード大賞もとる」と言ったけど誰も信じなかった。

でも「そういうことがあるから頑張ろう」となる。今のメンバーは「黄金期を過ぎて入った私たちですから…」と思っているかもしれないけど、世の中には想定外のことや「まさかあそこから蘇るとはね」ということがたくさんあるから、それを信じてほしいなと思う。(本番を観て)観終わった感想と「とにかく黄金期を君たちが創る、先輩たちから受け継いだバトンを次の世代に渡す役割があるんだ」というのはメンバーに伝えたい。

AKB48ってすごく良い形でバトンが渡されて19周年まで来たから、また次にバトンを渡していくことが大事。小さな劇場で粛々とやっていた公演で、1人でも多くファンが多くなっていけばいつか5万人にたどり着くと思う。

僕の勝手な考えで言うと、阿久悠さんが仰ったことなんだけど、最近の音楽は街なりがしないと。やっぱりみんなヘッドホンを着けてる。昔は有線放送とかパチンコ屋さんとか、そういうところで流れたじゃない、ヒット曲が。

だからAKB48の第二期黄金時代っていうのは、カラオケ屋さんに行くと日々みんなが歌ってるとか。売上がどうの順位がどうのこうのっていうよりも、本当にみんなが歌ってくれるかどうかにかかってるんじゃないかな。「これがAKB48だ」っていろんな人に見つかったら東京ドームへ行ける。

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