第5話が放送されるABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ-闇を生きる獣たち-」

<インフォーマ-闇を生きる獣たち->逢坂元監督インタビュー 第5話以降の見どころを語る「見たことのない二宮和也を」

2024.12.05 12:00
第5話が放送されるABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ-闇を生きる獣たち-」

毎週木曜夜11:00よりABEMA SPECIALチャンネルにて放送中のオリジナルドラマ「インフォーマ-闇を生きる獣たち-」(毎週木曜夜11:00~夜11:43 ABEMA SPECIALチャンネル)の、12月5日放送の第5話では、“リアタイ必至”の怒涛の展開となる。

今回、今作の監督・脚本を務めるBABEL LABELの逢坂元にインタビューし、タイでのロケや出演者について、そして、後半戦の見どころについてなど語ってもらった。

「インフォーマ-闇を生きる獣たち-」は、政治、経済、芸能、裏社会にいたるまであらゆる情報に精通し、社会を裏であやつる謎の情報屋、通称“インフォーマ”木原慶次郎(桐谷健太)と、ペンで権力に立ち向かうという信念を持つゴシップ週刊誌「週刊タイムズ」の記者の三島寛治(佐野玲於)の“異色のコンビ”を軸にくり広げられる本格クライムサスペンスドラマで、木原と三島が日本とタイを舞台に、世間をさわがせる<闇バイト殺人事件>の真相を追い求め、国をまたいだ壮大な情報戦に巻きこまれていく。

逢坂元監督インタビュー

――タイの刑務所でのシーンも印象的です。

逢坂 刑務所のシーンは、実際にあるタイの廃刑務所で撮影を行いました。囚人役を演じてくださったタイの俳優さんたちには、通訳の方をとおして演出を伝えるのですが、やはり言葉の壁があり、細かい芝居のニュアンスを伝えるのには苦労しました。そもそも日本語にはあるけどタイには存在しない言語もあったりするので、通訳の方も「どう訳せば良いのかわからない……」って状態になったりして(笑)。最終的には「こんな感じでやってほしい!」と言って、つたないながらも、自分で演じて芝居を見てもらったりしました。これがいちばん直接的で伝わりましたね(笑)。ただ、時間はめちゃくちゃかかりました。でも、みなさん、モチベーションがすごく高くて、見た目と違って温厚な方々だったので(笑)、とてもやりやすかったです!

――桐谷健太さんと佐野玲於さんは、木原役、三島役を続投となりました。

逢坂 衣装合わせの時に、ひさしぶりに衣装を着用したおふたりを見て「うわ! 木原と三島だ」とすごくなつかしい気持ちになってうれしかったですね! 前作の撮影から約2年間お会いしていなかったので……なんだか、ひさびさに地元に帰ってきて、旧友に再会した感じがありました(笑)。桐谷さんは座長として、どんなつらい時でもポジティブに現場を引っ張ってくれましたね! 座長のリファレンスみたいな方です! 桐谷さんじゃないと成立しない部分は多々、ありましたね(笑)。

玲於に関しては、前作以上にいろいろと無茶ぶりをしたんですよ。ドブ川に落としたり、裸にしたり、拷問したり、何かしらNGが出るだろうと思っていたのですが、すべて受け入れて体現してくれました。おふたりとも新シリーズへの意気込みは、前作を超えるものがあったと思います。

――新キャストの莉子さん、池内博之さんについてはいかがでしょうか?

逢坂 莉子さんとは、莉子さんが高校生くらいの時にWEBドラマでご一緒したことがあったのですが、その時からめちゃくちゃ成長されているなと感じました。今回、オーディションを経て、ご一緒させていただくことになったのですが、オーディションではだいぶ色の違うふたつの台本を演じてもらって、その陰と陽のバランスがとても良かったんです。あと莉子さんご本人の性格が広瀬というキャラクターにすごく似ているところがあるなと感じて、それで莉子さんにお願いしようと決めました。現場でも常に明るく盛りあげてくれたのですごく助かりましたね。

池内さんは、僕が思う“鬼塚像”にいちばん近かったんです。あの骨格とたたずまいと。タイの街中にいても遜色ないというか(笑)。とにかく猛プッシュさせていただきました。実際、お会いすると、めちゃくちゃカッコいい反面、ちょっと天然なところがあって、とてもかわいらしい方でした(笑)。鬼塚は悪役ですが、後半は人間味が出て愛せるところがあるキャラクターにしたかったのでピッタリだなと! あと、池内さんはタイ語のセリフが多かったのですが、タイ語って本当に発音がむずかしいので、ほとんどアフレコになるだろうと思っていました。でも、池内さんも莉子さんも兵頭功海くんも、みなさんたくさん練習してくださって。現地の方からも「大丈夫!」と太鼓判を押され! 結局、タイ語の台詞に関しては、ひと言もアフレコせずに現場で録った声を使えました。みなさんがタイ語を話すシーンは要チェックです!

――二宮和也さん演じる高野龍之介の動向にも注目が集まっていますが、撮影での二宮さんへの印象はいかがでしたでしょうか。

逢坂 二宮さんは、「インフォーマ」の撮影中にほかの作品の撮影もあって、すごくお忙しいタイミングだったので……トータルの撮影期間でいうと一週間くらいだったのかなと思います。その一週間は、ずっと二宮さんを撮っているという感じでした。そして、感性でお芝居をする方だなという印象を持ちました。台本に書いてある台詞をご自身の感情でしゃべっているので、毎テイクごとに台詞が変わっていくんです。それがすごくおもしろくて(笑)。時間ないのに、観客目線でもっと見たいと思ってしまい、ついつい何回も撮ってしまいました(笑)。あの過酷なスケジュールのなかでも、現場にはつらさを出さず、フラットでいてくださって、とてもすてきな方でした。後半にかけては、視聴者のみなさん、そしてファンのみなさんが、まだ見たことのない二宮さんを見ることができると思いますので楽しんでいただけたら幸いです。

――第5話以降の見どころについて教えてください。

逢坂 後半戦は今まで謎だった部分がどんどんと明らかになっていきます。みんなが奪いあっているチップの内部に秘められた、ある“情報”とは、果たしてどのような内容なのか? キャラクターたちの真の目的なども見えてきますので、ぜひ第5話の放送前には、第1話から見直していただけるとうれしいです。

そして、第5話はぜひリアタイしていただいて、最後のシーンまでお見逃しなくご覧いただけたら幸いです。

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