荒木飛羽主演、“フトシ”の自己肯定感の高さに「救われる」第1話がTVerで配信＜スメルズライクグリーンスピリット＞

2024.09.30 17:00

荒木飛羽が主演を務めるドラマ「スメルズライクグリーンスピリット」(毎週⽊曜深夜1:29-1:59、MBS)の第1話が9月19日に放送。民放公式テレビ配信サービス「TVer」では第1話の配信に加え、予告映像も配信されている。

「SLGS」の世界観を描く青春ストーリー

本作は、2011年から2012年まで「コミックBe」(ふゅーじょんぷろだくと)で連載され、2012年【SIDE A】、2013年【SIDE B】の計2巻として単⾏本化された永井三郎が手掛けた同名人気漫画が原作。閉鎖的な平成のド田舎を舞台に、自分のアイデンティティに目覚め、主人公を取り巻く少年たちが織り成すひと夏の淡い青春ストーリーが描かれる。

クラスで浮いていて“髪が長い”という理由で、同級生からいじめられるが抵抗せず、唯一の心のよりどころが、隠れて母親の口紅を塗ったり、服を着たりすることが日課となっている主人公・三島フトシ役を荒木飛羽が演じる。

「本当の自分」を押し殺し、クラスで浮いていて“髪が長い”という理由で、三島フトシ(荒木)をイジメるグループのリーダーで、三島が落とした口紅を自らの唇に塗ろうとする桐野マコト役を曽野舜太、三島に対し強く当たってしまうバスケ部に所属するクラスのムードメーカー・夢野太郎役を藤本洸大が務める。そして、そして都会から転任してきた社会科教師・柳田役を阿部顕嵐が演じる。

フトシの“自己肯定感の高さ”に「救われる」の声

9月19日に放送された第1話では、フトシが丹精込めて伸ばした長い髪の毛を桐野によって肩までのボブヘアに切られてしまう、という場面からの物語の展開に注目が集まった。

SNS上では「良作の予感！」「魅力的なキャラばかり」「フトシくんが美形でかわいい」「フトシの自己肯定感の高さに救われる」「これからの展開が楽しみすぎる」などといった声が上がっていた。

「スメルズライクグリーンスピリット」第1話みどころ

閉鎖的な平成のド田舎に暮らす男子学生・三島フトシ(荒木)は、クラスで浮いている存在。男なのに髪を伸ばしているという理由で、クラスメイトたちから「キモロン毛」というあだ名を付けられ、イジメの主犯格・桐野マコト(曽野)たちに追い回されて、捕まったと思えば椅子に拘束。ボールをぶつけられたりといじめられていた。

そんなフトシの心の拠り所は隠れて女装すること。母親が寝静まった後に口紅を拝借し、それを塗ったり、髪を三つ編みにしてウェーブさせてみたりして、鏡を見ながら「言っちゃ悪いけど、クラスの女子の中で誰よりもかわいい」と”カワイイ自分”に惚れ惚れしていた。

しかし、桐野によって丹精込めて伸ばした長い髪の毛を肩までのボブヘアに切られてしまう。その状態で帰宅したのだが、それを見た母親(酒井若菜)の感想は「すげー良いじゃん！」というもの。あらためて鏡で状態を確認したフトシも「何これかわいい」と驚く。

翌日、学校へ行くと社会科教師の柳田(阿部)にも「かわいいじゃん」と声をかけられ、フトシは嬉しそうな表情を見せる。

その後、母親から頼まれて買い物に出かけたフトシ。すると「すげーかわいいじゃん！」と男たちに絡まれ、無理やり車に連れ込まれそうになるが、そのピンチから救ってくれたのはまさかの桐野で…

――という物語が描かれる。