デビュー特別オーディションで事務所を移籍しリスタート、俳優・大野佑紀奈が目指すもの「初心に戻って目の前にあるものに必死に食らいつく」
オーディションメディアのパイオニア「デビュー/Deview」が贈る、毎年恒例・業界最大規模のBIGチャンス『夏の特別オーディション2024』。デビューが厳選した147社の芸能プロダクションが一斉に新人募集を行う特集企画に合わせて、参加事務所がプッシュする所属者に、オーディション体験や、所属事務所について、今後の夢や目標についてインタビューを行った。今後の目標について話を聞いた。以前デビューを通じて事務所に所属した大野 佑紀奈は、思うようにいかない俳優活動で一度立ち止まってしまう。しかしすべてをリセットして心機一転、一から事務所を探し、再びデビューのオーディションで新天地を見つけた。そんな彼女に様々な思いと、今後に向けての意気込みを聞いた。
【アデッソ所属/大野 佑紀奈(おおの・ゆきな)インタビュー】
――以前、合格者インタビューで取材をさせていただいた時から、現在までにどんな変化があったのでしょう?
「正直、ちょっと苦しい時期があったんです。人より考え込む性格なので、ふとした瞬間に“この先どうなるんだろう?”って考える時間が増えて、どんどん深くはまっていっちゃって…。一旦オーディションやお芝居の勉強も全部ストップして、自分と向き合う時間を作った時期がありました」
――大きなきっかけがあったんですか?
「以前、ドラマでレギュラー生徒役を演じたときは、役付きで演じどころもあって、よし頑張ろうと思っていた矢先に、次のドラマ出演の話が飛び込んできたんです。ゴールデンタイムのドラマのレギュラー社員役だったんですが、蓋を開けてみたら、1日待機していても1シーンも撮られなかったり。スタッフさんとほぼ毎日会っているのに“そこの青い服の女の子”みたいに名前さえも呼ばれなかったりで、すごく悔しい思いをしました。そういったことをはじめ、いろいろと俳優活動が思うようにいかなくって、ズンと落ち込んでしまったんです」
――そこからどうやってまた動き出したんですか?
「思うようにならないと、周りとどうしても比べてしまって、以前共演した方々や普通に就職した友だちと比較して“私、何やってんだろう”って。もう28歳だったので、このまま辞めて実家に帰ろうかって思うこともありました。でもそんな時に、それまでに撮ったCMやドラマが出来上がって放送されて、“見たよ!”って声をかけてくれたり、“応援してるね”って言ってくれる人がいて。それまでに仕事をした人が覚えていてくださって、“今どうしてるの?”って連絡をくださったり…。これはもう一回頑張らないと、私自身後悔が残りそうだなって思って、まずはプライベートもお仕事も全部新しく心機一転しようと思いました。以前の事務所には本当にすごくお世話になったんですが、辞めさせていただいて、一からリスタートしました」
――それでまたデビューを通じてオーディションを受けたんですね。
「もう一度初心からと思って、最初にお世話になったデビューさんで事務所を探しました。今年の年明けから春にかけてオーディションを受けました」
――今回アデッソさんのオーディションを受けての印象はいかがでしたか?
「自分の選択が正しかったのか、これで決まってしまうと思うと結構緊張していました。書類を通過した後、事務所に呼ばれたので、ガチガチのオーディションをするのかなと思って身構えていたんですけど、マネージャーさんがすごく優しく対応してくださって、リラックスしてお話しすることが出来ました。新しい事務所は、ちゃんとコミュニケーションを取れるところがいいなと思っていたので、自分の悩んでることから、仕事をしていく上での方向性についても話すことが出来て、この先のこともいろいろ相談しながらやっていけそうだなって思いました」
――今リスタートを果たしたばかりですが、今後への意気込みはいかがですか?
「オーディションやお仕事をセーブしていた時期が長かったので、また一番最初の自分に戻ったつもりで、目の前にあるものに必死に食らいついていこうという気分です。完璧主義なので“失敗=恥ずかしい”と考えてしまって、絶対にこれはできると思わないと一歩進めない性格だったんです。でもそれでは世界が狭まってしまうので、殻を破って、自分から恥ずかしい思いをしにいくぐらいの気持ちでやって行こうと思っています。今ちょっと燃えてきています」
――これまで様々な仕事をしていらっしゃいますが、ご自身の武器はなんだと思いますか?
「ヒロインの友達というポジションにハマるのが、自分の強みなんじゃないかなって思います。映画監督のワークショップに参加した時も“ヒロインって感じじゃないけど、ヒロインの横にいる明るい友達というのがすごく想像できる”って言われて。それが自分が持ってるキャラクターだと思ったので、そこをどんどん活かしていけたらと思います。一方で、明るいキャラに見られるんですが、根暗な部分もあるので、自分の様々な性格を役に活かして行けたらと思っています」
――デビューのユーザーに、ご自身の経験を踏まえたエールをいただけますか?
「私はスタートが大学を卒業してからと遅いんですが、同じように“今更無理かも”って思っている人がいたら、自分の人生だしやったほうが良いと思います。“やらない後悔よりやった後悔”のほうがきっといいと思うから、飛び込んでほしいです。自分に自信がなかろうが、何もできなかろうが、その時になったら本当になるようにしかならないし、絶対どうにかなるから、まずやってみるのが大事かなって思います。注射と一緒で、一瞬痛いのを我慢すれば、その先には絶対に今まで自分が見たことがない世界が広がってるはずなので、その一瞬を頑張ってみてほしいです」
【プロフィール】
大野 佑紀奈(おおの・ゆきな)●1996年3月11日生まれ、兵庫県出身。特技:水泳(1歳~大卒) 趣味:お笑い鑑賞、ハンドメイド
■主な出演歴
映画/『こわれること いきること』(2023年・北沢幸雄監督)/大沢美咲役
ドラマ『消えた初恋』(EX)田所りさ役
NHK『腐女子、うっかりゲイに告る』レギュラークラスメイト役
■CM■
セザンヌ「パールグロウハイライト」
大成株式会社「じゆうな発想 T-Spider篇」「じゆうな発想 植林篇」
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