

ミュージカル『この世界の片隅に』などで活躍中の11歳・桑原広佳、俳優業の魅力は「自分の演技や歌や声で誰かの心に何かを残せるところ」
『乃木坂46 6期生 夏組オーディション』や、『ワタナベ次世代オーディション2024』、アミューズ×賢プロダクション×キングレコード3社による『2024声優アーティスト育成プログラム・セレクション』など、注目オーディションが目白押しの今夏。オーディションサイト『デビュー』では、“オーディション”を経て芸能界デビューを果たした、先輩スターの【オーディションエピソード】を紹介。今回は、ミュージカル『この世界の片隅に』やミュージカル『スクール・オブ・ロック』などで活躍中の11歳・桑原広佳に、芸能界に憧れたきっかけやオーディションでアピールしたこと、この仕事の魅力・楽しさ、さらには今後の目標などを語ってもらった。
【ヒラタオフィス(ヒラタビーンズ)所属/桑原広佳(くわばら・ひろか)インタビュー】
――芸能界に憧れたきっかけは?
「私は小さい頃、外ではものすごく人見知りでした。姉が陽気で、家でいつも歌ったり踊ったりしていて、姉のレッスンやオーディションについていくうちに、少しずつ自分もやってみたいなと思うようになりました。舞台は、歌の先生が『広佳ちゃんもオーディション受けてみたら?』と言ってくれたのがきっかけです」
――現在の所属事務所に応募した理由を教えてください。
「歌の先生の一声で、『レ・ミゼラブル』のオーディションを受けて、リトルコゼットの役をいただくことができました。『レ・ミゼラブル』の大人キャストさんが本当にすごい方ばかりで、私もきちんと演技を学んで、大人になっても長く続けられたらいいなと思い、今の事務所に応募しました」
――応募書類では、特にどんなことをアピールしましたか?
「素直に“ヒラタオフィスに入って成長したい、演技がうまくなりたい”という気持ちを書きました」
――面接審査でアピールしたことは?
「演技審査のとき、私は小学校1年生で、一緒に面接を受けた人は年上の方が多かったので、学年は小さくても与えられたセリフを時間内に覚え、自分の演技をする姿を見せたいと思いました。面接の時は、相手の目を見て自分の言葉で話すことをを心がけました」
――デビューを掴み取るまでにどんな努力や準備をしていましたか?
「何か特別な努力はしていないのですが、楽しく色々なレッスンはしていました」
――所属事務所はどんなところですか?
「マネージャーさんとの距離が近く、温かくて、色々なことを相談できます。所属者の立場で物事を考えてくれたり、自分で悩んだり考えたりすることも大切にして見守ってくれます。学校生活も大切にしてくれます」
――事務所に所属してみて、一番驚いたことは?
「さっきまで普通に話していた方々が、いざお芝居になると全然違う方に見えること」
――初めての仕事で印象に残っていることはどんなことですか?
「2歳頃でスチールのお仕事でしたが、人見知り全開、集中力が短く、お母さんが苦労したそうです」
――この仕事の魅力とは?
「自分の演技や歌や声で、誰かの心に何かを残せるところです。私はまだまだなので、そうなれるように努力するのも楽しいです。人間にしかできない夢のあるお仕事だと思います」
――逆に大変だなと感じていることは?
「来年は中学生なので、勉強と両立していくのが大変だなと思います。またオーディションで上手くいかないことが続くと、モチベーションを上げるのが難しいときもあります」
――マネージャーさんやスタッフさんからのアドバイスで、心に残っている言葉はありますか?
「たくさんあるのですが、『自分にないものを補おうとばかり考えるより、自分の良いところをさらに伸ばしていけば良いんだよ』という言葉です」
――これまでで一番影響を受けた作品や芸能人は?
「ミュージカルでは『レ・ミゼラブル』です。ジャン・バルジャン役の吉原光夫さんの舞台と向き合う姿勢から色々な事を学ばせていただき尊敬しています。映画では『容疑者Xの献身』と『手紙』です」
――今後の目標を教えてください。
「いただいたお仕事を精一杯丁寧に頑張って、実力をつけ経験を積んで、その先に何か大きな仕事(先ほどあげたような作品)があったら嬉しいです」
◆担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント◆
「お芝居に対して、何事もまずはその(お芝居の)世界に『飛び込んでみよう、やってみよう』という勢いのあるタイプなため、腹を括った際の演技は目を見張るものがあります。
また作品の読解力・理解力が高く、勝負どころに合わせた感情の火種作りがとても上手です。
彼女独特の発想や着眼点など、はっとさせられることも多く、リアリティラインでのお芝居がとても上手いので、今後の活躍がとても楽しみな役者です」
【プロフィール】
桑原広佳(くわばら・ひろか)●2012年8月18日生まれ。東京都出身。
主な出演作にミュージカル『この世界の片隅に』すずの幼少期役、ミュージカル『スクール・オブ・ロック』マーシー役、『アナと雪の女王』ヤングアナ役、『レ・ミゼラブル』リトルコゼット役、TV『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉』(WOWOW)、映画『記憶の技法』など。また声優として海外アニメやドラマの吹替も多数担当するなど、マルチに活躍中。
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