

大塚愛がデビュー20周年の節目に自身初の個展を開催「新しい門出になったらいいな」

大塚愛が自身初となる個展「AI OTSUKA 20th ANNIVERSARY ART EXHIBITION AIO ART supporting radio J-WAVE」を、7月18日より東京・青山スパイラルガーデン(スパイラル1F)にて開催。開催前日となる7月17日には取材会が行われ、大塚が本展への思いを語った。
マルチな才能で活躍する大塚愛
2003年にデビューした大塚愛は、「さくらんぼ」「プラネタリウム」など多数のヒット曲を生み出す傍ら、楽曲提供や絵本制作、イラストレーション、小説の寄稿などマルチな才能を発揮。2023年9月にデビュー20周年を迎え、自身の誕生日である9月9日には東京・日比谷公園大音楽堂でアニバーサリー&バースデーライブを開催し、節目のライブを華々しく飾った。
近年では、シンガー・ソングライターだけでなくイラストレーターや絵本作家としても活動し、2019年からは本格的に油絵での創作活動を開始。ほか、書道やフラワーアレンジメントなどの創造的なクリエイションにも精力的に取り組んできた。
自身初となる今回の個展で展示する油絵や書道のテーマは、大塚自身の楽曲をテーマに描き下ろした作品であり、油絵やペンシルアート、書道、フラワーアレンジメント、版画と合計80点が展示されている。
作品の制作作業は「描き始める時は楽しいけど、ほとんどは苦しい作業でした」
7月17日に行われた取材会では、デビュー20周年の節目で初の個展の開幕を控えた大塚が、報道陣に対して喜びの声を語った。
――初めての個展開催で、本日取材会や内覧会、明日からは会期が始まります。無事にこの日を迎えられた今の心境はいかがですか?
胸がいっぱいです。個展をやろうと思ったのが一年少し前で、去年の春くらいから打ち合わせや絵の準備を進めていきながら長いスパンでの準備期間だったので、たくさんの方に協力してもらいながら今日を迎えられたので感謝の気持ちでいっぱいです。
――歌手活動だけでなく、アートの活動を始められたきっかけは何だったのでしょうか?
明確な理由はないが、自分の好きなことを段々とやっていける時間を作り始められたことや、好きなものを追求していこうという気持ちになってきたからです。
――今回の個展に出展された作品はどのような思いで制作されましたか?
去年の9月10日でデビュー20周年を迎えさせていただいて、これまでのたくさんの楽曲がたくさんの人に出会えて、色々知ってもらえた中で20周年というものを大事にしながらも、これからの20年に繋げていく新しい門出になったらいいなと思い、今回はこれまで楽曲とリンクした作品を出展しています。
――作品を制作される過程で、大変だなと感じるところや、一方で楽しさは、どのようなところから感じられましたでしょうか?
一番最初に真っ白なキャンバスに描き始めるときは楽しいのですけど、そこからは自分の実力との戦いというか、全然追い求めているものに対して自分の実力が伴わないという苦しい時があって、最後にここまで来たら出来上がるという明確に見えてきたところでまた楽しいなという風になるので、ほとんどは苦しい作業でしたね。
半年がかりの大作など幅広い展示を楽しめる空間作り
――特に観ていただきたい個展のポイント、見どころ、おすすめの作品はありますでしょうか?
絵だけでなく、書道やフラワーアレンジメントなど空間全体で楽しんでいただけるようになっているので、実際に足を運んでいただいて空間も楽しめるという時間をお届けできたらいいなと思います。
――今回の展示会では、油絵や書道、フラワーアレンジメント、版画、ペンシルアートで合計80点もの作品が展示されるとのことで、今回出展されている作品は、どのくらい前から制作に取り掛かり始められたのでしょうか?
油絵は何年も前から、書道とフラワーアレンジメントは2年前くらいの作品となっています。
――今回出展されている作品の中で、一番制作期間がかかったのはどの作品になりますでしょうか?
大きい絵は時間がかかるので「Φ」(ファイ)という絵が一番かかっていると思います。半年くらいはかかかりますね。
――初の個展の会場が青山スパイラルガーデンとのことで、この会場への思いをお聞かせいただけますか?
恐れ多くて、怒られたらどうしようとビクビクずっとしながら、自分がこのすごい会場にふさわしくないのではないかという不安がずっとあるのですけれど、いただいたご縁に感謝しながら今回は甘えさせていただければと思っています。
――また、本個展では、大塚さんご自身で初となる全曲ピアノ・インストゥルメンタルによるミニアルバム『graine』のCDが付属されたパンフレット「AIO ART」が個展会場やオンラインで販売されますが、このCDへの思いをお聞かせください。
ピアノのインストゥルメンタルは12年前くらいから構想があり、録音をし始めていたもので、なかなか集中して取り組められなかった部分もあり、長期に渡ってようやく今回アルバムとして成立することが出来ました。自分の好きな音楽の世界を表現できたのでうれしいです。
「自分の個性というものを今一度探りながら、しっかりとしたビジョンで突き詰めていけたら」
――今回、真夏での個展開催となります。夏をテーマにした楽曲の印象も強い大塚さんですが、大塚さんにとって、これまでで一番印象の深い夏の思い出を教えていただけますでしょうか?
花火を下から見上げたことがあります。一度だけすごい真下から見上げるという経験をして、その時の花火の体感はすごかったです。
――今年の夏、楽しみにされていることはありますでしょうか?
今回の個展が終わったら小さな休暇を頂こうと思っているので、そこで色々な所に遊びに行けたらいいなと思っています。
――現在、大塚さんはデビュー20周年イヤー中となりますが、アーティストとして活動してきた20年を改めて振り返って、どのように受け止められてますでしょうか?
1年1年積み重なれば積み重ねるほど、周りの方の協力やファンのみなさまの応援がすごく大事で、かけがえのないものだなという風にすごく実感しながら、毎年積み重なっているので、去年よりも今年の方が感謝の気持ちは多いですし、これからも増えていくのではないかと思います。
――今後のアーティスト(音楽、アート含めて)としての展望や、挑戦してみたいことなどはありますか?
自分の個性というものを今一度探りながら、しっかりとしたビジョンで突き詰めていけたらと思います。
――最後に、本個展を楽しみにしてくださっている方へメッセージをお願いします。
空間全て使って、これまでの20年を一つのつながりとして、空間もテーマに沿って創り上げています。飾っている点数も多いので時間がかかると思いますが、楽しんでいただける時間になったら幸いです。是非、遊びに来てください。
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