【漫画】自分の命を狙っているのは、アプリでマッチングした初恋の人…命がけでデートをする”極悪ヤクザ”の姿に「どタイプすぎてしんどい」の声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ガンガンONLINEにて連載予定の人気作品「デート・オア・キル~秘密のマッチング~」(スクウェア・エニックス)をピックアップ。
作者のakuyaさんが3月1日にX(旧Twitter)で同作を投稿。そのツイートには合わせて1.5万以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事ではakuyaさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについてを語ってもらった。
殺し屋がマッチングした相手とは…
須内絢芽は職業・殺し屋の25歳。ボスから受けた依頼をひたすらやり遂げる日々を送っている。そのため、恋愛とは無関係だと思っていた。同僚が結婚と同時に殺し屋業から足を洗うまでは…。
同僚の姿を見て「一度でいいからちゃんと恋がしてみたい!」と思った絢芽はマッチングアプリを始めてみた。しかし、人が多すぎてどうしたら良いのか分からない。
そんな時、ボスから電話がかかってきた。話の内容は、殺しの依頼についての催促。今回のターゲット・無良井寛についての情報は写真と名前のみで、なかなか進められずにいたのだ。
すると、アプリから“いいね”の通知が届く。プロフィール写真を見てみると、驚くことに顔が無良井にそっくりだった。ピアスやほくろの位置から本人だと確信した絢芽は、リスクを承知の上で無良井と直接会ってみることにした。
実際に会ってみると、無良井に“冷酷無慈悲な極悪ヤクザ”の雰囲気はない。絢芽は優しい彼にドキドキしてしまった。こうして、殺し屋の絢芽は暗殺のターゲットである無良井に惹かれていく…。
殺し屋が暗殺のターゲットに惹かれてしまう姿を描いた本作。読者からは、「可愛くて尊い」「一目惚れしてしまった…」「キュンキュンする」「めっちゃエモい」など多くのコメントが寄せられてる。
「決めゴマはかっこよく&かわいく…」作者・akuyaさんが語る創作秘話
――「デート・オア・キル〜秘密のマッチング〜」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
一番初めはマッチングアプリをテーマに考えていました。アプリで会いたくない相手と出会ってしまったとか、逆に大チャンスな出会いをしてしまったなどを軸に、どんな立場の2人が出会ったら面白いかを考えていました。
そこで思いついたのが「正義のヒーローくん×悪役ちゃん」でした。そこから担当さんと相談しつつ、より自分に描きやすい要素を持った2人組を探してみた結果、「ヤクザ×殺し屋」になりました。
――「絵柄がめちゃくちゃ好き」「一目惚れしてしまった…」などの声が多くありましたが、本作を描くうえでこだわった点があればお教えください。
私は顔を描くことが苦手なので、とにかく決めゴマはかっこよく&かわいくなるように特に意識して頑張りました。また、無良井と絢芽の関係性や、無良井のギャップなどは担当さんと沢山相談を重ねて制作したので、「絵柄が好き!」や「かっこいい!かわいい!」と感想を頂けてとても嬉しかったです。
――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
一番気に入っているシーンは、終盤車に乗った無良井が「緊張した~~~~」と漏らす場面です。隙の無さそうな男が好きな女を前に実はすごく緊張していたと後からわかるシーンが大好きなので、絶対入れようと最初から考えていました。結果的に、ギャップを上手く効かせることができたんじゃないだろうかと感じています。
――akuyaさんはイラストレーターとしてもご活躍されていますが、創作活動をするうえで心がけていることがあればお教えください。
創作活動において、「これでいいや」ではなく「これが良い!」と思えるものを創作できるように心掛けています。そして、1つのアイデアを出して満足せず、他にいくつもアイデアやラフを考えるようにすることも大切です。その結果、より「良い!」と思えるアイデアが浮かんだり、やっぱり一番初めのアイデアが一番良かった!と自信を持ったりすることができるためです。
――今後の展望や目標をお教えください。
デート・オア・キルの続きを読みたいと思ってくださった方々に、喜んでもらえるような連載作品になるよう頑張りたいと考えています。それと、自分の考えたキャラクターの声を、好きな声優さんに当ててもらうことが人生の目標です。
――最後に、作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いいたします。
デート・オア・キルの二人を沢山描けるようになんとか頑張ります!どうぞよろしくお願いします!
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