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向井理、足を痛めても強い覚悟で臨んだ舞台『ハリー・ポッター』を回想「お客さんのためになるので」
向井理、足を痛めても強い覚悟で臨んだ舞台『ハリー・ポッター』を回想「お客さんのためになるので」
6月7日放送のNHK『あさイチ』に、向井理が出演。足を負傷しながらも舞台に立ち続けたというエピソードを共演者から明かされ、当時の心境を語った。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で、2022年8月~2023年5月までのおよそ10ヶ月間、170公演以上で主人公のハリー・ポッター役を演じた向井。
番組内では、同舞台で共演した松田慎也がVTR出演し、「本番前に稽古があるんですけど、少し体を使う場面の稽古を何回かしている時に、不手際で(向井さんが)足を強く打ったことがありまして」「『すぐアイシング持ってきて』とか言ったら『いや、まっちゃん大丈夫だから』って言って止めて、そのまま稽古続けてたんですけど」「後々聞いたら1ヶ月後ぐらいもまだ痛かったらしくて、多分足折れてたんですよね」と振り返った。
松田はさらに、「自分が折れたっていうのを公言しちゃうと、それをやった相手だったりとか、色々な人に精神的ダメージがくるじゃないですか。“向井さんに怪我させちゃった”みたいな。そういうのをあんまり気にさせないために、そういう立ち振る舞いをしていたりとかして」「病院も行ってないんですけど。あの人ちょっと原始的なところがあって。意外と根性論」「素晴らしい座長でしたね」とも語っていた。
これを受けて向井は、「病院に行ってないんでわからないんですけど、ただ、痛かろうがなんだろうがやらなきゃいけないですしね。お客さんがやっぱり、1人でもいらっしゃったらもうそれは舞台の上に立たなきゃいけない」とコメント。
続けて、「みんなの力を借りないと成立しない舞台だったので。別に折れてたとは思わないですけど、ちょっと痛いぐらいで『痛い』って言って気を使われるよりは、どうせやるんだったら思いっきりやった方が、自分のためにもなるし、みんなのためになるし、それはつまりお客さんのためになるので」「だから、別にそれを言う必要はないとは思って。別に根性とかじゃなくて、それはやらなきゃいけない」「終わってしまえば、もういい思い出というか」と、当時の心境を笑顔で明かしていた。
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