政府のPR案件でワクチン動画を投稿したYouTuber、「人殺し」呼ばわりを看過できず弁明
5月23日、「稲荷兄弟」(登録者数37万人)がチャンネルを更新。「政府からお金を貰っていたYouTuberの伝えたい事。」というタイトルの動画を公開し、政府からのPR案件としてで投稿したワクチン関連動画について弁明しました。
ワクチン関連の動画を投稿したYouTuberに批判の目
4月17日、新型コロナワクチン接種後に死亡した男女の遺族など13人が、国を相手取って、東京地裁に集団提訴しました。その訴状の中に、当時のワクチン担当相である河野太郎デジタル相と「はじめしゃちょー」(同1110万人)との対談動画に言及があったことで、SNS上では一部からはじめしゃちょーに批判の声が寄せられる事態となりました。
その後、政府広報室がワクチン関連動画に約3200万円の支出をしていたことが判明。依頼先の中には稲荷兄弟の名前があったため、彼らにも厳しいコメントが寄せられるようになりました。
稲荷兄弟は2021年8月に、ワクチンを接種した身近な人の体験談を紹介する動画を公開していました。コメント欄では「お金と人の命を引き換えにした」「罪重いなぁ」といった批判コメントが投稿されています。
なお、この動画が政府広報からのPR案件であることや、プロモーション動画であることは、公開当時から明示されていました。
「人殺し」呼ばわりを看過できず、改めて視聴者に説明
稲荷兄弟は、自分たちを「人殺し」呼ばわりする誹謗中傷を看過できず、今回の動画で改めて視聴者に説明をしようと考えたようです。
兄の凌は、「あの動画を撮影した時期は自分たちもワクチンを受けるかどうか悩んでいた」とした上で、「自分たちで調べる、知るために動くっていうことをするきっかけになるのであればそれは打つにせよ打たないにせよいいきっかけになる」と考えて、政府からの案件を引き受ける決心をしたといいます。
動画の主旨は「ワクチンの良さを広める」ことではなく、「若い人たちにワクチンを知るきっかけを提供する」ことであったことも強調しました。
凌はさらに、「お金からって思われても仕方がないけれども、僕たちなりにも仕事を受けさせていただく理由はあったんですよ」と付け加えています。
この動画のコメント欄には、
稲荷ってこういう細かいこととか謝らなくてもいいんじゃない?って思うことに対しても紳士に向き合ってこういう動画出せるのすごいと思うし尊敬できる
広まる数は一般の方より多いかもしれないけどYouTubeがお仕事の人達だからお仕事を引き受けるのにお金が発生するのは当たり前かなと。YouTuberに限らずネットだけを信じすぎるのも良くないよね
細かく説明ありがとうございます
どんなに細かい事でも真剣に向き合って動画として届けているのがほんとにすごいです
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