島崎遥香、初エッセイで届けたいメッセージ “塩対応”に対するイメージ変化に「時代が追いついてくれたなと(笑)」<ぱるるのおひとりさま論>
2024.03.24 15:59
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女優の島崎遥香が24日、都内にて行われた初エッセイ「ぱるるのおひとりさま論」(大和書房)の出版記念イベントに出席。初のエッセイを出版する心境を語った。
島崎遥香、初エッセイで「違った一面を」
島崎にとって初のエッセイとなる同書は、たっぷり32ページの撮り下ろしフォトに加え、悩めるすべての「おひとりさま」が参考にできる、ポップで楽しい1冊に仕上がっている。同書を出版するに至ったきっかけを尋ねられた島崎は「『30歳になる記念で』とご相談をいただいて、写真集だとありがちというか、違った一面を出せたらいいかなと思って、今までエッセイは出したことがなかったですし、自分の思いだったりを語る場所もなかったので、これまで自分が経験してきたことや思ったことを書けたらいいなと思いました」と思いを明かし、誰に届けたいか聞かれると「1人は寂しくて孤独に感じるとか、どこか周りと自分は違うなとか、そういう孤独感を感じてる方たちに、“私も同じだよ”、“1人でも大丈夫だよ”、“明るく生きていこう”みたいな感じのメッセージを書いているので、夜中とかに寂しくなった瞬間に読んでもらえたら、1人じゃないんだと安心してもらえるような本になっていると思います」とアピールした。
続けて、時代が島崎に追いついてきたとの声が飛ぶと「私自身もずっと浮いてきた存在なんですけど、“塩対応”って昔だとマイナスなイメージが多かったんですけど、今はプラスのイメージで捉えてくれる世代が増えたみたいで、おっしゃってくださったように、時代が追いついてくれたなと思います(笑)」と笑顔を見せた。
島崎遥香、自身の変化明かす
また、おすすめの1人の過ごし方を聞かれた島崎は「1番は、1人でできる趣味を見つけることかなと思っていて、私は今まで趣味は1つもなかったんですけど、かき氷巡りっていう1人で県を跨いでかき氷屋さんを巡るって趣味を見つけてから、外にも出るようになって、かき氷好きさんを“ゴーラー”って呼ぶんですけど、一般のゴーラーの人たちと普通に話せるようになりました」と告白。夏季限定の趣味なのかと聞かれると「(冬も)食べてます。年末年始も食べました。お店が意外とやっていて、おせちのかき氷とかもありました」と紹介した。そして、エッセイを書いたことによって、新たな自分を発見したりしたか尋ねられると「文字にして自分で客観的に見ると、“譲れない部分がかなり多いな自分”って思って、頑固だとは思っていたんですけど改めて気づかされました(笑)」とコメント。「この衣装1つにしてもそうなんですけど、自分がこうだと思ったことは昔から譲れない部分があって、ただ受け入れられなかったとしても一旦受け入れということを最近はするようにしています」と変化を明かした。
島崎遥香、人間関係に悩む人へアドバイス
その後、4月から環境が変わることで人間関係に悩む人へアドバイスを求められると「私も学生のときは新学期が始まるのが苦手で、クラス替えもあってせっかく友だちになった子と離れちゃって、初日に行く日がすごく苦しかったんですけど、その苦手意識だったり苦しさって、大人になった今でも全然治っていないので、最悪逃げちゃってもいいのかなと思います」と持論を展開。「逃げるってマイナスに捉えられがちなんですけど、それで自分の心が楽になるんだったら“逃げるが勝ち”だなと思っているので、あまりに逃げすぎても“社会”と“対ひと”というのは逃れられないものだと思うので、そこは自分の心と相談してって思います」と話し、自身が実際に悩んだときはどのような対応を取るのか尋ねられると「私は環境を変えました。逃げと言ったら逃げかもしれません」と語った。(modelpress編集部)
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