Netflix映画「パレード」黒島結菜の相手役＆若き日のリリー・フランキー演じた若林拓也に注目アメリカ出身の元メンノンモデル＜プロフィール＞

2024.03.04 18:00 views

2月29日に世界独占配信されたNetflix映画「パレード」。視聴者の間では、若き日のマイケル（リリー・フランキー）を演じた俳優の若林拓也（わかばやし・たくや／27）にも注目が集まっている。＜※ネタバレあり＞

長澤まさみ主演「パレード」

（後列左から）田中哲司、横浜流星、寺島しのぶ、森七菜（前列左から）坂口健太郎、長澤まさみ、リリー・フランキー（C）Netflix

瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子（長澤まさみ）。離ればなれになった息子・良を捜す彼女は、青年・アキラ（坂口健太郎）や元ヤクザの勝利（横浜流星）、元映画プロデューサーのマイケル（リリー・フランキー）らと出会い、自分が亡くなったと知る。美奈子も彼等も何かの未練を残してこの世を去ったため、まだ“その先”に行けないのだ。

現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す“パレード”に参加したことを機に、各々の心に触れていく。

若林拓也＆黒島結菜の切ない恋に反響

マイケルはある映画の撮影中に亡くなり、それを完成させられなかったことが“心残り”だった。その映画は沖縄で学生運動をする青年を主人公にした物語。実はマイケルは実際に学生運動を参加しており、自らの経験をもとに製作していた。

劇中映画で若き日のマイケルとも言える青年を演じていたのが若林。彼と恋に落ちる相手役を黒島結菜が演じていた。マイケルが学生運動を諦め東京へ戻るとともに2人の恋も終わってしまうが、マイケルの忘れられない恋が描かれた劇中映画の展開、そして時を経てマイケルが再びこの作品の続きを撮影しようと決意する場面、それに美奈子らが協力して撮影していく様子に、視聴者からは感動のコメントが多数。若林らの熱演にも注目が集まった。

若林拓也、カリフォルニア出身の帰国子女

若林は、1997年3月1日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身の帰国子女。2016年に「第31回メンズノンノモデル公開オーディション」でラボシリーズ賞を受賞し、雑誌「MEN’S NON-NO」の専属モデルとして活動開始。2021年6月号をもって卒業した。

また、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」（TBS系／2019年）「ホームルーム」（MBS系／2020年）「今ここにある危機とぼくの好感度について」（NHK総合／2021年）、映画「花束みたいな恋をした」（2021年）などに出演し、俳優としても活躍。ABEMAのオリジナル恋愛リアリティーショー「恋愛ドラマな恋がしたい～Kiss On The Bed～」（2020年）で“全話ベッドでのキスシーン”という本格的な恋愛ドラマに挑戦したことでも注目を集めた。

2021年11月に所属していたトップコートを退社し、2022年6月にはスターダストプロモーションへの所属を発表。2023年もドラマ「星降る夜に」（テレビ朝日系）「かしましめし」（テレビ東京系）などでさらに芝居の幅を広げた。

「初めて恋をした日に読む話」では、横浜の友人役を演じていた若林。「パレード」では直接対面するシーンはないものの、再び同じ作品に出演する形となった。今後のさらなる飛躍に期待が寄せられている。（modelpress編集部）