

早見あかり、萩原利久演じる未来は「すごくいい旦那さん」理想の夫婦像を語る<めぐる未来>

萩原利久と早見あかりが共演する連続ドラマ「めぐる未来」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)。感情の起伏が激しくなると、自分の意志とは無関係に過去に戻ってしまう病を抱えた青年が、最愛の妻の死を阻止するためにタイムリープを繰り返すサスペンスだ。初共演にして夫婦役を演じる萩原と早見にドラマの見どころはもちろん、それぞれが思い描く“理想の夫婦像”などプライベートでの思いも語ってもらった。
原作を読んでも楽しく考察できる作品
――作品の印象と魅力を教えてください。
萩原:僕が演じる未来は、結婚記念日に転落死してしまった妻のめぐるさんを助けようとタイムリープを繰り返すのですが、それがこのドラマの大きなポイントであり、魅力だと思います。ただ、原作でも台本でも読んでいるぶんには面白いのですが、それを実際に演じるとなると難しい部分がたくさんあるので、頑張りたいなと思っています。
早見:未来とめぐるの二人が困難に立ち向かい、どう解決していくのか、まったく読めません。原作を読んでいても、その先に何が起きるのかわからなかったです。ドラマではさらに脚色が加えられているので、原作を読んだ方でも楽しく考察していただけるのではないかと思います。さらに、それによって二人の愛が100%以上になっていくというのも、このドラマの魅力的な部分だと思います。
――それぞれが演じる役柄についてお聞かせください。
萩原:未来に関しては、生活の中に決まったルーティンがあり、ほぼ同じサイクルで日々を過ごしている青年です。病の発症を防ぐために幼いころから感情を表に出さないように心掛けていましたが、ある出来事によって感情を大きく揺さぶられるようになり、めぐるさんとの関係が100%以上になっていくにつれて、人間性がどんどん出てくるキャラクターだと思っています。そんな未来の人としての変化にも注目していただけるとうれしいです。
早見:めぐるは天真爛漫で活発な女性です。一歩間違うと嫌われてしまう可能性があるぐらい自分に素直に生きているのですが、本当にウソがないというか、一点の曇りもなく素直な子なので、みんなから愛される。職場で少し浮いてしまうような発言をしても、「めぐるちゃんだからいいよね」と許されてしまう。それこそ、未来の心を開かせたのもめぐるだからだと思います。彼女にはほかの人にはない魅力があり、しかも、めぐる自身はそれに気づいていないというのも、彼女のステキなところだと思います。
めぐると未来の間には、確かな愛が存在している
――お二人は今回が初共演になりますが、互いにどのような印象をお持ちでしたか?
萩原:イメージ通りと言うと変かもしれませんが、今日お会いしてまだ数時間では「こんな人だったの?」というところはないかもしれないです(笑)。明るくて気さくなところは、めぐるさんに通じるものがあるような気がしています。
早見:私は逆で、役の印象があったのかもしれませんが、萩原さんは寡黙な方だと思っていました。今回は関係性がしっかりとできている夫婦の役なので、「お互いに人見知りだったら、どうしよう…」という不安があったのですが、監督やスタッフさんとの打ち合せのときに「萩原くんは明るいし、ボケたがりだよ」とお聞きしました。今日初めてちゃんとお会いして、本当にその通りだなと思いました。
萩原:それはいいことですよね?(笑)
早見:もちろん、いいこと(笑)。もともとの印象もクールでステキな方だなと思っていたけど、実際にお会いして、これから関係性を作っていくのがもっと楽しみになりました。
――未来とめぐるは信頼し合っているすてきなパートナー同士だと思いますが、萩原さんから見ためぐるの魅力、早見さんから見た未来の魅力は?
萩原:明るくてエネルギーのある女性で、めぐるさんが家にいてくれたら室内の温度が2℃ぐらい上がりそう(笑)。未来の行動も「めぐるさんだから」というのが大前提としてあって、それぐらい未来はめぐるさんから大きなものをもらっていると思います。それは未来に限った話ではなく、めぐるさんは自然と周りを巻き込んでいく力がある人だと思います。
早見:めぐると未来の間には、言葉にはできない確かな愛が存在していると思います。ただ、めぐるも未来のことが大好きだけど、それ以上に未来がめぐるのことを思っているからこそ成立している夫婦でもあるのかなと。
そうでないと「言葉で気持ちを伝えてほしい」「みんなにもわかる形で(愛を)表現してほしい」となってしまうかもしれないけど、未来はめぐるにだけは本当に心を許しているので、言葉がなくても感じるものがあるのだと思います。あと、単純に未来はすごくいい旦那さんですよね。共働きで忙しいのに「家事は得意だから、僕がやるよ」と言ってくれるなんて、最高だと思います(笑)。
夫婦は、お互いにあきらめることも必要
――お二人にとっての理想の夫婦像を教えてください。
萩原:すごくバカみたいな話ですけど、僕はバスケットボールが大好きで、推しのチームがどれも海外なんですよ。その現地ファンになりたいという夢があるので、60歳ぐらいで海外に移住したいと思っていて。なので、そのときに文句を言わずについてきてくれる人が理想の奥さんです(笑)。
早見:そうなんだ(笑)。私は理想の夫婦像というのは少し違うかもしれないけど、いくら夫婦といえどもすべての価値観をすり合わせることは不可能なので、お互いにあきらめることも必要かなと。もちろん、絶対に譲れない部分もあるでしょうから、そこをきちんと話し合うことも大切だと思っています。
あと、これは悪い意味ではなく、期待しすぎないというのもありますね。期待するんだったら、それをちゃんと口にする。ときどき「こうしてほしい」というのを言わないで、そうされなかったときに怒る人っているじゃないですか? 「それなら、ちゃんと言ってよ」となるのは当然だと思うんですよね。
萩原:勉強になります! 早見さんのおっしゃる通り、ちゃんと言葉にして伝えてもらえるとありがたいです。とくに僕はポンコツだから「察して」というのが一番苦手なんですよね(笑)。やっぱり何でも言い合える関係性というのはすごくいいなと思います。
――未来はめぐるに自分の“過去に戻る病”のことを秘密にしていますが、お二人だったらそのことをパートナーに伝えると思いますか?
早見:私は言うと思います。その日にあったことを面白いと思ったら、すぐにLINEで伝えるタイプですし、夫婦間での隠しごとはほとんどないです。
萩原:僕も楽しかったことや面白かったことは伝えますけど、個人的な悩みはわりとセルフで解決してしまうタイプかもしれないです。とはいえ、「ちゃんと寝られたら大丈夫」という考え方なので、非常に楽観的なタイプではあるんですけど(笑)。
高校生活をもう一度味わいたい
――未来はめぐるために過去へのタイムリープを繰り返すことになりますが、お二人は過去と未来なら、どちらに行きたいですか?
早見:私は、未来は知らなくてもいいので、過去に戻りたいです。でも、過去に戻ってなにかをやり直したいのではなく、高校時代がめちゃくちゃ楽しくて、自分の中ですごくいい思い出になっているので、それをもう一度味わいたいです。
萩原:僕は自分が生まれる前の世界なら行ってみたいです。それも自分がまったく関与していないレベルの過去。例えば、恐竜がいた時代とか。あと、聖徳太子の顔を見て、お札の顔が本当に合っているのかを確かめてみたいです(笑)。
まずは一回目を観てほしいです
――最後に読者へのメッセージをお願いします。
萩原:きっと見たことのないドラマになっていると思います。原作でもページをめくるたびにビックリするようなシチュエーションになっていることが多々ありましたが、そういうところはドラマでも表現できたらと思っていますし、純粋にストーリーを追っていく面白さがあると思うので、ぜひとも考察しながら楽しんで観ていただけるとうれしいです。
早見:正直、(ネタバレ的に)まだまだ言えないことが多いので、ずいぶん抽象的なことを言っているなと思われるかもしれませんが、とにかく観ていただければわかるので、まずは一回目を観てください。本当にそれに尽きますね。よろしくお願いします!
取材・文=馬場英美
衣装=ATTACHMENT MARILYN MOON
メイク=イプサ
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