YouTubeが各種年間ランキングを発表 「トップトレンド動画」でヒカキンが4連覇

国内トップ登録者増加クリエイター

※以下ランキングは2023年1月1日から10月31日のデータに基づいて算出されています。（再生回数は記事執筆時点）

「国内トップ登録者増加クリエイター」は、アーティストやブランドを除いて登録者を大きく伸ばし成長したチャンネルのランキングとなっています。今年急速に登録者を増やし、「ひき肉です」の挨拶が「2023ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた「ちょんまげ小僧」（登録者数153万人）が1位に輝いたほか、大人顔負けのコメントを表情豊かに繰り出す6歳のYouTuber・りおなちゃんの「ちいりおちゃんねる」（同118万人）が2位に続いています。

また、4位には登録者を2億人以上抱えるアメリカのYouTuber「MrBeast」（登録者数2.1億人）が初めてランクイン。これはYouTubeが多言語の吹き替え機能を実装したことにより、日本語音声で視聴できるようになったことが影響していると思われます。

国内急成長クリエイター

「国内急成長クリエイター」は、アーティストやブランドを除いて登録者数を昨年対比で大きく増加させたチャンネルのランキング。1位に輝いた“元祖オムライス系YouTuber”の「オムライス兄さん」（同64万人）は、その名の通り様々なオムライスを作る動画を投稿しており、TikTokでは800万人以上のフォロワーを抱えています。2位には、今年5月にYouTubeチャンネルを開設しショート動画を中心に人気を集めたプロダンサーの「たいち」とクリエイターの「りょう」からなるYouTuber「髭達磨」（同50万人)が入りました。

5位には「水溜りボンド」（同416万人）のトミーの個人チャンネル「とみビデオ」（同68万人）がランクイン。トミーは自身のX（旧ツイッター）で「これからも泥臭く地道に活動していきます」とコメントしています。

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国内トップショート動画

「国内トップショート動画」は、1分以下で縦型のショート動画の国内視聴回数をもとに作成されたランキングです。トップは「はじめしゃちょー」（同1070万人）の「落とした分コーラを飲め！！！」（3492万回再生）が獲得しました。また、ちょんまげ小僧と「フィッシャーズ」（同835万人）のコラボ動画「【ひき肉ですチャレンジ】ちょんまげ小僧×フィッシャーズ＃ちょんまげ小僧＃フィッシャーズ＃ひき肉です」（2982万回再生）が6位に入っています。

国内トップゲーム動画

「国内トップゲーム動画」はゲーム動画の中から国内の視聴数をもとに作成されたランキングで、2022年から発表されています。去年『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のプレイ動画で1位を獲得した「キヨ。」（同453万人）が、今年も同シリーズの作品『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のプレイ動画「ゲーム史上最高傑作と名高い神ゲー『 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム 』#1」（414万回再生）で1位を獲得し、連覇を果たしました。

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国内トップトレンド動画

「国内トップトレンド動画」は国内の視聴やシェア、評価の数など様々な要素をもとにして作成されたランキングとなっています。トップは、今年8月に20億円新居に引っ越したことを報告した「ヒカキン」（同1200万人）の動画「20億円のヒカキン新居ハウスツアー！超巨大室内温水プール&庭付きの家」（1168万回再生）が獲得。ヒカキンはこれでこの部門4連覇を果たしました。

また、「国内トップ登録者増加クリエイター」1位のちょんまげ小僧もフィッシャーズとのコラボ動画「【ひき肉です】ちょんまげ小僧とテンション0.100%で大爆笑wwwwww」（1038万回再生）と、毎日投稿を宣言した動画「【報告】僕たち本気出します！！」（760万回再生）がランクインしています。

国内トップ音楽動画

「国内トップ音楽動画」は、音楽動画の中から国内の視聴回数をもとにして作られたランキングです。人気アニメ『推しの子』の主題歌を歌った「YOASOBI」（同614万人）の「アイドル」（3.8億回再生）が、「Yukopi」（同42万人）の「強風オールバック」（7572万回再生）に大差をつけて堂々の1位に輝きました。この曲は、ヒカキンがMVを完全再現し、YOASOBI公式がXで「びっくりを通り越して感動的な再現度です」などとコメントしたことでも話題になりました。