【第56回ミス日本コンテスト2024ファイナリスト】東京大学前期教養学部理科一類2年(工学部航空宇宙工学科内定)・有馬佳奈さん(C)Deview

【第56回ミス日本コンテスト2024ファイナリスト】東大で航空宇宙工学を学ぶ有馬佳奈さん「工学の分野に女性が少ないのは工学の発展に非常にマイナス」

2023.12.13 17:30
提供:Deview

 『第56回ミス日本コンテスト2024』の開催告知&ファイナリスト紹介記者発表会が4日、都内で開催。2024年1月22日に行われる本選大会に臨むファイナリスト12名が紹介された。そのなかの一人、鹿児島県出身の21歳、東京大学前期教養学部理科一類2年(工学部航空宇宙工学科内定※4月に進学予定)・有馬佳奈さんは、

航空宇宙工学の研究者を目指す一方で今回ミス日本コンテストにエントリー。「理系、特に工学の分野に女性が少ないのは、工学の発展に非常にマイナスであると感じ」、ミス日本にチャレンジしたという。

 東京大学で航空宇宙工学について学ぶ有馬佳奈さんは「私はドローンを作ることができます」と、ミスコンテスト出場者としては意外と言えるアピールで驚かせる。「9月にアメリカで開催された模擬人工衛星の世界大会にドローン部門で出場いたしました。そんな私の原点は、高校生の時に初めて飛行機に乗ったことです。“どうしてこんなに重い物体が空を飛ぶことができるのだろう?”そう不思議に思い航空機について勉強することを誓いました。そして、飛行機の空気抵抗を減らすことのできる構造『リブレット構造』について知りました。ゴルフボールのデコボコや、水着のザラザラもリブレット構造です。私は高校という青春時代をリブレット構造に捧げました。近い将来、今よりもっと誰でも気軽に飛行機を利用し世界中を駆け巡れる日が来ると思います。そして遠くない将来、誰でも気軽に宇宙旅行ができる日が来ると思います。私はそんな日が1日でも早く来てほしいと思い、航空宇宙の研究者になりたいです」と熱い想いを一気に語った。

 航空宇宙工学に熱い想いを漲らせる有馬さんだけに、飛行機に乗る時にもこだわりがあるよう。「私、いつも飛行機の主翼部分を見たくて翼の隣に座っているんですが、実は前回飛行機に乗ったとき、初めて翼部分じゃなく、一番前の部分を取ったんです。そしたら、飛行機の自動操縦の解錠音の“カチッ”という音が聞こえて“ここまで聞こえてくるものなんだ!”ってすごく嬉しく思って。また帰省するときも一番前の席を取ります!」と嬉々として語った。

 「青春時代を研究に捧げた」という有馬さんだけに、今回ミスコンテストに参加したことで、今まで出会ったことの無いような女性たちと時間を過ごしたという。「そもそも私がミス日本に応募した理由でもあるんですが、理系、特に工学の分野に女性が少ないのは、工学の発展に非常にマイナスであると感じていて。私自身が一人で研究を進めるだけじゃこの現状はどうにもならないと思って。じゃあ、工学の分野だけじゃなくて、他の分野でも頑張っている女性の力になれたらいいなと思って今回参加いたしました。最初は他の女性に力を与えようと思って参加したのですが、私自身がいろんなファイナリストの方々と交流することによって、私が今まで見ていた工学の分野だけじゃなくて、いろんな分野で活躍している女性の話を聞くことができて、私自身も勉強になったと感じています」と、ミス日本に参加して大きな学びと刺激を得ているようだ。

 ファイナリストたちは、2024年1月21日に都内で前日審査(社交力審査)、翌22日に京王プラザホテルで最終審査(振袖・ドレス・スポーツウェア審査、審査員質疑応答など)に臨み、22日のステージで結果発表が行われる。

■第56回ミス日本コンテスト2024ファイナリスト
●椎野カロリーナさん/愛知県出身/26歳/モデル
●石村彩華さん/大阪府出身/20歳/関西大学商学部商学科2年
●丸山蘭奈さん/長野県出身/21歳/日本女子大学文学部英文学科3年
●早川知里さん/沖縄県出身/26歳/日本医科大学付属病院研修医
●安藤きらりさん/東京都出身/22歳/慶應義塾大学商学部商学科4年
●清水悠華さん/長野県出身/20歳/東京大学前期教養学部理科二類2年
●有馬佳奈さん/鹿児島県出身/21歳/東京大学前期教養学部理科一類2年
●竹原朋花さん/静岡県出身/23歳/関西大学大学院商学部会計研究科1年
●吉田真理恵さん/東京都出身/20歳/早稲田大学スポーツ科学部スポーツ科学科2年
●野原菜々子さん/福井県出身/21歳/東京外語大学国際日本学部/国際日本学科3年
●村橋莉奈さん/石川県出身/21歳/モデル(金沢星稜大女子短大卒業)
●安井南さん/神奈川県出身/19歳/日本大学生物資源科学部応用生物化学科2年

 1950年に初開催されたミス日本は、「日本らしい美しさ」を掲げ、社会で活躍することを後押しする美のコンテスト。容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を審査し、将来、日本に元気や活力をもたらすような人物に成長することを願い、選抜や育成を行う。同大会からは、女優やタレントだけでなく。芸術家、音楽家、学者、医者、映画監督、会社経営者、財団代表、政治家、女将、主婦など、分野を問わず、活躍する女性を輩出している。

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