20歳以上からの『芸能界デビューへの挑戦』【3】20歳以上で実際にデビューを掴んだ人はどこが違うのか
芸能界デビューを志望する人の“悩み”のなかで上位を占めるのはやはり「年齢のタイムリミット」。芸能プロダクションの募集年齢は10代~20代前半であることが多く、「20代半ばを過ぎたらデビューはもう無理…?」と焦るケースが多いようだ。そこでオーディション情報サイトの『デビュー』は“20歳以上の志望者からの応募も歓迎!”と、幅広い年齢からの応募を受け付けている芸能プロの新人オーディションを特集。募集を行う芸能プロダクションの新人開発担当者に、「20歳以上の応募者を審査する際に、特に注視しているポイント」「エンタメ業界での『20歳以上の新人』のデビューの現状について」「20歳を過ぎてからの応募者の『強み』」「普段から心がけておくべきこと」などについて話を聞いた。
【PART3】20歳以上で実際にデビューを掴んだ人はどこが違うのか?その実際の例を調査。
前回の記事(下記リンク参照)では、20歳以上の芸能界デビュー志望者が、書類選考や面接審査ではどんなところを見られているのかについて取材した。そこで今回は、実際に20歳以上で事務所所属、芸能界デビューのチャンス掴んだ人はどんな人なのか? 実際の例についての話を聞きながら、採用の決め手について探っていきたい。
「経歴よりもルックスイメージと弊社との相性、替えの効かない人物なのか、『その人じゃないといけない理由』が明確にあり採用となりました」(麗タレントプロモーション)
「弊社は20歳以上の採用者が多いです。社会人として、しっかり仕事に責任感を持ってやっていける人を採用します」(モノポライズ)
「透明感・やる気・実力など兼ねそろえていた」(4C)
「例えば10代の子役時代から活動している演者の方がキャリアはリードしていますが、住んでいる場所や家庭や学校の理由で出遅れてしまったとしても、それを上回る情熱とモチベーションがあれば追いつくことは可能だと思います。具体的にはこれまで未所属ではあったものの、ワークショップや舞台などに豊富に出演していたり、個人で殺陣や乗馬を習っていたり、YouTubeや配信活動をしていたり、SNSでのフォロワーが多かったり、また単純にアイドルやタレントの場合は未経験でも、その人の持つビジュアルやトーク力、タレントとしての才能があれば採用しています」(ファインモーション)
「事務所に所属する前にワークショップ等で演技のレッスンの経験を積んでから面接に臨んだり、この仕事にかける意気込み、自己PR力に優れていました」(トライアングル)
「自分の現状を冷静に認識できていて、今、必要なことをしっかり努力している。言葉の奥に、深い洞察力を持っている」(チーズfilm)
「面接審査時に注視していることをクリアした上で、芸事に向き合う覚悟を感じることができた」(オフィスニグンニイバ)
「一人の自立した大人としての考えをきちんと持ちながらも、事務所側としっかり協調し乍ら仕事をしていける点は基本的、且つ最重要ポイントでした」(ヴァンセット・プロモーション)
「人生のタイミングが合わず20歳を超えてからの応募の方々がいます。その中でご縁がある方は、たとえ家族や知人から否定されても夢を追いかける人たちです。同時に夢を諦める人たちに共通しているのは、家族や知人の“常識”によって去っていきます。常識に囚われないでください。他人に自分の人生を決めさせないでください」(アスタリスク)
「まだまだ学ぼうとする、志が高く積極性がある人が採用になったことはあります」(アイエス・フィールド)
「何人もいますが、トータルでみてその人が魅力がある人間かどうか、がポイントです。年齢はあまり関係ありません。それを補うだけのスキルや経験値があれば、です」(アーティストボックス)
10代の頃ならば漠然とした憧れでも、それを汲みとった上で事務所側が育てていくことが出来るが、20歳を過ぎた大人となれば、芸能の仕事に向けての想いや意気込み、そして今努力できることをすでに実行しているという行動力と覚悟、大人として一緒に仕事ができる自立心と協調性を備えていることが必要になるということを覚えておいたほうがいいだろう。デビューの特集『20歳以上でも歓迎! 芸能プロ新人オーディション特集2023』に応募する前に一度チェックしてみてほしい。
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