「LOVE CATCHER JAPAN」(C)CJ ENM CO., LTD. All Rights Reserved(C)AbemaTV,Inc.

韓国人気恋愛番組「ラブキャッチャー」日本版、カメラ総数は50台 ABEMA・CJ ENM・吉本興業の制作陣が明かすもらい泣き必至の撮影現場&オーディション秘話<LOVE CATCHER Japan>

2023.11.28 14:20

2023年12月16日夜10時より「ABEMA SPECIAL」チャンネルにて、オリジナル新作番組『LOVE CATCHER Japan』(ラブキャッチャージャパン)が放送されることが決定。制作陣のコメントが発表された。


ABEMA×CJ ENM×吉本興業で共同制作「ラブキャッチャー」日本版放送決定

(上段)井上瞳、ヴァッツ美良、海津雪乃、谷岡美沙紀、矢ヶ部初音(下段)大倉亞門、佐久間海世、高崎凌、東夏輝、水野友貴(C)CJ ENM CO., LTD. All Rights Reserved(C)AbemaTV,Inc.
(上段)井上瞳、ヴァッツ美良、海津雪乃、谷岡美沙紀、矢ヶ部初音(下段)大倉亞門、佐久間海世、高崎凌、東夏輝、水野友貴(C)CJ ENM CO., LTD. All Rights Reserved(C)AbemaTV,Inc.
アジアNo.1と称される韓国の大手総合エンターテインメント企業「CJ ENM」傘下の音楽チャンネル「Mnet」が制作・放送した『ラブキャッチャー』を、『オオカミには騙されない』シリーズや『恋愛ドラマな恋がしたい』シリーズなどをはじめとした数々の恋愛番組を手がけてきた「ABEMA」と、バラエティ、恋愛リアリティショー、オーディション番組など、様々なヒットコンテンツの制作を手掛けている吉本興業がタッグを組み、日本版の『LOVE CATCHER Japan』として新たに制作した。

究極の選択をした男女10人が、自分が選んだ“正体”を隠した状態で、恋愛ゲームに参加。果たして、最後に愛を、あるいは、金を手に入れるのは誰なのか?恋模様、人間の素性、そして葛藤が、次々に露わになり、参加者たちの真の正体とラストに迎える結末への予想が楽しめる恋愛エンターテインメントショーとなっている。


「ABEMA」プロデューサー・横山祐果氏コメント

「LOVE CATCHER JAPAN」(C)CJ ENM CO., LTD. All Rights Reserved(C)AbemaTV,Inc.
「LOVE CATCHER JAPAN」(C)CJ ENM CO., LTD. All Rights Reserved(C)AbemaTV,Inc.
― ABEMAを代表する人気恋愛番組『オオカミには騙されない』シリーズと『恋愛ドラマな恋をしたい』シリーズを生み出した横山さんですが、今回番組プロデューサーとしてABEMAオリジナル番組『LOVE CATCHER Japan』を手掛けました。制作するにあたってこんな作品にしていきたいと考えていた構想を教えてください。

これまでプロデュースしてきた『オオカミには騙されない』シリーズでは、男女の中に1人以上恋をしない“嘘つきオオカミ”が潜んでいたり、『恋愛ドラマな恋がしたい』シリーズであればドラマのキスシーンを通して恋が生まれるのかということがテーマだったりと、恋愛をするだけなく、ゲーム性や視聴者を飽きさせないワクワクする何かコンセプトをプラスした恋愛番組を作ってきました。次回作へのヒントとなる企画やコンテンツをグローバル視点で探していた時に、韓国のNo.1コンテンツ企業・CJグループが生み出した『LOVE CATCHER』の“愛”か“お金”か、という強いテーマがシンプルに面白い!と思いました。愛か金か?信じるのか信じないのか?という感情に揺さぶりをかけていく仕掛けにより、参加者たちのリアルな感情を見ることができる人間ドラマを描いていけたらと考え制作しました。

― アジアNo.1と称される韓国の大手総合エンターテインメント企業「CJ ENM」傘下の音楽チャンネル「Mnet」が制作・放送した『LOVE CATCHER』を、バラエティ、恋愛リアリティショー、オーディション番組など、様々なヒットコンテンツの制作を手掛けている吉本興業さんと共に『LOVE CATCHER Japan』として新たに日本版として制作しましたが、制作過程で印象的だったことやエピソードはなどありますか?

制作過程で印象的だったことはこの作品は約8日間、カメラ総数50台近くで撮影しており、参加者が朝起きてから寝るまで、本当に隅から隅まで撮影しているので、よりリアルな素の部分が垣間見えるような作りになっています。また、参加者のオーディションについても印象的でした。監督をはじめとする演出サイドの皆さんが「この人が参加したら、どんな旅になるんだろう」と想像力を働かせて行うオーディションだったので、1回1回の内容がとても濃かったです。参加者の“素”を引き出すために、面談時間をたっぷりとってお話したり、時にはただ話すだけではなく“実技”なども実施しました。例えば、スタッフの女性を相手に疑似恋愛のように対応してもらったりすることで、どういう言葉や仕草を恋愛モードの時にはするのか?というそれぞれのキャラクターを引き出しながらオーディションを進めていく工夫がとても印象的でした。

― 『LOVE CATCHER Japan』では男女10人の参加者が愛(ラブキャッチャー)かお金(マネーキャッチャー)のどちらかを選択し、欲望を叶えるために駆け引きを行いながら1週間の共同生活を行います。視聴者の方々は、どういった部分を楽しめると思いますか?

これは全く新しい恋愛番組だと思っています。他の恋愛番組は「誰と誰が結ばれるか?」ということを楽しみに見る番組が多いかと思いますが、この番組は参加者たちの言動や行動からラブキャッチャーかマネーキャッチャーか、正体を予想しながら見る恋愛心理戦が楽しめるドキュメンタリーでもあります。「あの参加者はラブキャッチャーであってほしい!」と願いつつ、ぜひ考察を楽しんでいただきたいです。

また参加者たちが恋愛の駆け引きに翻弄され、毎日のように感情が溢れ出てきます。参加者たちの涙、怒りなど感情が自然と湧き出てくる姿は、恋愛ドラマよりもすごくリアルですし、緊張感のある人間ドラマを見ているような作品になっているなと感じます。撮影現場でその様子を見たスタッフたちも、思わず涙してしまうこともありました。「愛か金か」という究極の選択をして、自分自身や相手に真剣に向き合う8日間の末に手に入れるものは、本当に素晴らしいものになったのではないかなと感じています。

さらに参加者たちがカメラを意識せずに素の姿をさらけ出せるよう、女子部屋・男子部屋の中まで定点カメラなどを使いながら撮影をしており、なかなか見られない同性同士の本音の話も楽しんでもらえると嬉しいです。男性と女性のそれぞれの温度差は、見どころの一つになっていると思います。

― 男女それぞれ、自身の正体を明かさず秘密を抱えながら共同生活を行いますが、その中で参加者たちの関係性に変化が現れたタイミングや、きっかけとなった出来事はどのあたりでしょうか?

参加者たちは、旅の1日目のリビングで対面する瞬間まで、一切接触がなく過ごしています。オーディション中は他の参加者とすれ違うことすらないよう常にスタッフが帯同したり、マレーシアへ向かう飛行機は、全員を別便にしたり…そのあたりもこだわっているポイントです。参加者たちも「どんな人が来るんだろう」ということをひたすら考える日々を送りながら、旅の初日を迎えます。なので、参加者同士が初日に会えた瞬間は、みんなすごく嬉しそうでした。やっと会えたワクワク感が溢れていて「いよいよ旅が始まるんだ」というスイッチが入るのは早かったように思います。

しかし全員が恋愛目的ではなく、マネーキャッチャーが存在しています。マネーキャッチャーの存在を意識する瞬間は、やはり参加者たちの関係性に影響を与えていきました。「マネーキャッチャーの人数発表」や「秘密の部屋」で知る内容だったり、少しずつ明らかになる参加者の正体を知る瞬間など、この番組ならではのルールにかなり参加者たちは翻弄されていく瞬間がありました。新たに知る内容に涙したり、「人間不信になる」と叫んでいたり、かなり感情が揺さぶられていました。楽しいワクワク感と、スリリングさが行ったり来たりして、感情の振れ幅が、日に日に増幅していったのではないでしょうか。

― 撮影中、全く想定外だった出来事はありますか?

毎日です(笑)。参加者たちがこれほどまでに感情を爆発させることになるとは当初の想像以上でした。「愛」か「金」かを選択していることもあり、本当の友情は芽生えることが難しいのではないか?と思ったりしていたのですが、相手の気持ちを思って共に涙したり支えあったりするなどこちら側も思わずもらい泣きするようなことも起こりました。

― 10人の参加者を決定するにあたり、どういう基準で選ばれたのか教えてください。

オーディションは本人の“素”を引き出すこと、恋愛観や人生観を深ぼること、を意識して開催していました。「ラブキャッチャー」「マネーキャッチャー」のいずれかを選択して過ごすこの旅に本人が本気で参加したいと思ってくれていて、「この10人が旅をしたら、濃い8日間になりそうだな」と制作陣一同が自信を持てる、個性豊かで魅力的な交わることが楽しみだと思った10人を、選出させていただきました。

吉本興業プロデューサー・工藤翔平氏コメント

「LOVE CATCHER JAPAN」(C)CJ ENM CO., LTD. All Rights Reserved(C)AbemaTV,Inc.
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― バラエティ、恋愛リアリティショー、オーディション番組など、様々なヒットコンテンツの制作を手掛けている吉本興業さんならではの、恋愛番組を制作する上で工夫した点や、この制作チームならではのこだわりやエピソードなどがあれば教えてください。

世界観づくりや、映像の綺麗さはもちろんですが、とにかく参加者たちのいたって等身大でリアルな表情や言動を収めてきました。撮影期間では参加者10人の男女が織り成す、予想のできない出来事の連続がそこには多く存在しており、スタッフの制作想定が毎日覆っていたことを思い出します。『LOVE CATCHER Japan』というルールの性質上、視点を変えて何度も見返せる今までにない恋愛番組であり、ドキュメントでもあり、ゲームとしての楽しみ方をしていただける番組になっていると思います。

― 今回の番組制作にあたっての制作秘話や、注目して欲しいポイントを教えてください。

参加者を決定するためのオーディションの段階での話になりますが、参加が確定した場合、「ラブキャッチャー」か「マネーキャッチャー」か、どちらで参加するのかをヒアリングをした上で、ある程度比率のバランスを考慮して最終決定を行ったのですが、最終メンバーのラブの人数とマネーの人数の比率が想定と違う形になりました。覚悟を持って自らの意思で参加した魅力抜群の参加者たちの人間模様に、何より注目してご覧いただきたいです。

― 『LOVE CATCHER Japan』では男女10人の参加者が愛かお金のどちらかを選択し、欲望を叶えるために駆け引きを行いながら1週間の共同生活を行います。視聴者の方々は、どういった部分を楽しめると思いますか?

誰がラブキャッチャーで誰がマネーキャッチャーなのか、いろんな視点で考察することの楽しさは間違いないです。メモ帳とペンをお手元にご用意してご覧になっていただくのも一興かと思います。一人でじっくり見るもよし、友人とワイワイ見るもよし。「んっ?」と思ったら見返すも良し!「恋愛」をしようとしている者が善でもなければ、「お金」を求める者が悪でもない。自分がこの旅に参加するならばどっちを選ぶのか?さらにその覚悟を貫き通すことができるのか?いろんな視点で楽しめる番組になっているかと思います。

CJ ENM社Executive Producer・Minseok Jeong氏コメント

― 『ラブキャッチャー』という企画を生み出したきっかけを教えてください。

我々が恋愛をする時、相手が自分に寄せてくれている想いは本物なのかということを見極める、判断能力を育ててあげたいと考えました。恋愛をしていく過程では数多くの縁に出会うことになると思いますが、この作品を通じて、その過程での試行錯誤の繰り返しを少しでも減らすことができればと思います。

― 日本版を作りたいとABEMAからオファーがあった時どう思いましたか?

PDとしてとても嬉しいことです。『ラブキャッチャー』の全般的なコンセプトを理解し、価値を認めてくださってABEMA社へ心より感謝を申し上げます。韓国での成果以上に、日本でも成功的なコンテンツになることを信じて疑いません。

― 今回、ABEMA、吉本興業、CJ社の3社で議論が白熱した部分や、製作過程でこだわった部分はありますか?

「推理と恋愛」、そして「恋と疑い」。この二つの感情線を両方とも取ることが『ラブキャッチャー』の楽しさであり、課題であります。この部分を最後まで持って行くため多くの話し合いがありました。

― 1話をご覧になったかと思いますが、本編や日本の出演者を見ての感想を教えてください。

キャスティング、ロケーション、構成の全て完璧です。特に『ラブキャッチャー』のキャスティングは、韓国でも他のプログラムより非常に難しいことで有名でありますが、日本版の出演者の全員が美男美女で、キャラクターもそれぞれ特色がありまして、本当に優れたキャスティングだと思いました。今も詳しい結末がかなり気になりますが、まだ聞いてない状況です。

― 『ラブキャッチャー』の楽しみ方や、見方を教えてください。

甘い恋の中に嘘が隠れているということ。10人の参加者のリアルな状況に集中すると、たまに目に入る手がかりがあるはずです。プログラムのタイトルが『ラブキャッチャー』な上、お金が目的である「マネーキャッチャー」より、真の愛を探している「ラブキャッチャー」の方がむしろ探しやすいかもしれません。こういう手掛かりを探す経験が、最終回が終わっての現実でも役に立つと嬉しいです。

― 最後に日本の視聴者に向けて、一言お願いします。

恋のトキメキと推理の緊張感を共に味合えるコンテンツですので楽しみにしてください。MCの方々と一緒にワイワイと盛り上がりながら、楽しくご覧ください。ありがとうございます。

(modelpress編集部)

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