

“刺さる”アイドルとしてSNSで話題・星島ゆい「陰キャ界の星になりたい」
「SHA-FU BOCCHI DISCO.」をコンセプトに掲げ、今ライブアイドルシーンで存在感を出しているMerry BAD TUNE.。今回、社不(社会不適合者)が集まって結成されたという異例のグループから代表して、一時期SNSでも話題を呼んだ星島ゆいが登場。アイドルを始めたきっかけから過酷だった日々まで振り返ってくれた。
──星島さんはそもそもどういうきっかけでアイドルを目指したんですか?
星島 私、ないんですよ。周りには「昔からアイドルに憧れていてアイドルを目指しました」という子が多いけれど、私はアイドルというものを通ってこなかったし、「アイドルを目指す」みたいな気持ちはもともとなくて。
──目指してはいなかったけれどアイドルになった、その経緯は?
星島 私は幼い頃から夢見がちで、漠然と「特別な存在になりたい」と思っていました。ただ、それを実現する方法が分からなかったので、とりあえずきっかけや居場所が欲しくて長野から上京して。そして、「まだ見たことのない女の子を発掘する」というコンセプトのオーディションに応募したんです。
そこで出会った方に「アイドル、どう?」と誘われ、初めてアイドルが自分の選択肢に入りましたね。結局その方とはうまくいかなかったんですけど、別のプロデューサーの方と出会い、アイドルを始めることになりました。
──それが、バチュン加入前に星島さんが所属していたアイドルグループですね。
星島 はい。ただ、最初はうまくいかないことのほうが多かったです。歌もダンスも未経験で、それこそダンスはサイドステップすらできなくて。しかも社不だし、何もできなかった。今思うと本当によくやっていたなって思います(苦笑)。
──辞めたいとは思いませんでしたか?
星島 アイドル星島ゆいとしては「ない」って言いたいけど……ありますね。初期の頃、新宿BLAZEというライブハウスでの対バンに出演したんですけど、ライブ後の特典会で私のお客さんがゼロだったんです。1時間、ただただ立ちっぱなし。
──ええっ、それは心が折れますね……。
星島 ライブを終えメイクを直し、「さぁファンのみんなとお話ししよう!」って特典会に出ていったのに、誰1人私のところに来てくれないというこの絶望! 今思えば当時の自分は本当にダメダメだったから仕方ないところもあるんですけど、あの頃の私にとってはすごく悲しい出来事でした。──その絶望からどのように立ち直ったのですか?
星島 私、新宿BLAZEは好きなアーティストさんのライブで来たことがあったんです。だからこそ「この状態のままで終わっていいわけがない!」と思ったんですよね。「いつか新宿BLAZEを単独で埋めるまで、絶対に辞めない!」と燃えました!
──以前所属していたグループは2022年4月に解散。星島さんはそこでアイドルを辞めようとは思いませんでしたか?
星島 思いませんでした。見たい景色も全然見られていないし、行きたい場所にも行けていないし、アイドルとしてやれることがまだあるはずだと思っていたので。自分の技術不足というか、上手くなれる伸びしろが自分にあると感じていたので、この気持ちがなくなるまでは絶対にアイドルをやろうと思っていました。もしバチュンに入っていなかったとしても、たぶんどこかでアイドルをやっていたと思います。
──なるほど。それにしても、「社不」にも関わらず長野から上京しアイドルをやるというのは相当勇気の要る決断だったのでは?
星島 でも東京に対する憧れはずっとあったんですよ。長野にいた頃から、イベントのために夜行バスに5時間乗って東京に行ったりしていたので。あと、私の親がいい意味で放任なんです。私が上京すると言った時は「行きたいなら行っていいよ」、アイドルを始めると言った時は「うん頑張って。デビューライブ行くね」って(笑)。実際にデビューライブに来てくれたし、今も大きいライブは見に来てくれています。
──あと星島さんは少し前、Twitter(現X)の「ねぇねぇ刺さった?」という自撮り投稿が話題になりましたよね。なぜか自動車事故の引用リツイートが大量に付くという。
星島 そうなんです。アイドルとしては「僕の心に刺さったよ」みたいなリプライが欲しかったのに、車の事故画像がたくさん届いて(※「刺さる」=自動車がクラッシュするという意味の俗語)。インプレッションが800万くらい行きましたね。それによってファンが大量に増えた感覚はありませんけど、それでもフォロワーさんは500人くらい増えたし、「車が刺さったから来ました」って初めて特典会に来てくれた人はいたので「怪我はなかった? 安全運転してね」とお伝えしました(笑)。
──それにしても謎の現象でした。
星島 「インターネットってこうだよな」と思いました(笑)。私自身、子どもの頃からインターネットに親しんでいたし、ネット特有の内輪ネタを楽しむ風潮も知っていたので、私も面白がっていました。ネットをやってて良かったな~って思いました!──さて、居場所を求めて上京しアイドルになり4年。自分自身の成長は実感できていますか?
星島 最初は宙ぶらりんな状態だったけれど、今は「こうなりたい」みたいな像がちょっとずつ集まってきています。今は木星ぐらいかな。
──木星?
星島 そう、ガス惑星の木星みたいな。芯はないけど集まってきているよ、という段階です。
──性格的な変化はありますか?
星島 誰かから「好き」とか「可愛い」とか肯定的な言葉をもらった時に、うれしく受け入れることができるようになりました。昔は「いやそんなことないよ」って言っていたんですけど、今は「ありがとね」と素直に受け入れて感謝できるようになったと思います。
──以前所属していたグループから今のバチュンまで一緒に活動しているメンバーから「変わったね」って言われたりしませんか? 例えば日南りとさんなどから。
星島 えー、言われませんねぇ(笑)。でも、りとは見た目も性格も私と正反対なんですけど、だからこそりとは「ゆいちゃんみたいになりたい」って言ってくれるし、私もりとを羨ましく思ったりもしていて。お互いに肯定し合える関係ではあると思います。
──では最後に、星島さんの今後の目標や理想の将来像を聞かせてください。
星島 バチュンとしては、今Zeppが見えてきたのでそれを叶えたくて、最終目標は「行けるところまで行こうよ!」という感じです。私個人としては、「陰キャ界の星」になりたいですね。『オサレゲーム。-バチュンのテーマ-』というメンバー紹介ソングがあるんですけど、その歌詞で私「レペゼン陰キャ」って言われてて(笑)。
──「レペゼン陰キャ」! かっこいい!
星島 実際、私が陰キャだから来てくれるファンの方もいるんですよ。「自分は人と関わるのが苦手。ゆいちゃんからは同じ匂いを感じる」と言ってくれるファンの人がすごく多くて。だからこそ、そういう人たちにとっての一番になりたいな、って。「アイドルで一番になりたい」とかじゃなく、自分と同じだと思ってくれている人にとっての一番になりたいです。
▼Merry BAD TUNE.2024.1.29(月) 2.5thワンマンライブ @ 新宿BLAZE 開催決定!その他スケジュールや楽曲情報は公式Xまで。
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