

<ドラマアカデミー賞>脚本賞は「VIVANT」チーム こだわったのは『連続ドラマのセオリーを崩す見せ方』(福澤克雄監督)

仕掛け満載のストーリー展開で魅了した「VIVANT」チームが脚本賞を受賞
2023年7~9月放送ドラマを対象に開催した第117回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞の受賞者を発表中。脚本賞は、堺雅人主演「VIVANT」(TBS系)の八津弘幸氏、李正美氏、宮本勇人氏、山本奈奈氏が受賞した。「謎を提示しながらどんどん真実を明らかにするスピード感」「先が読めず最後までハラハラした」と拍手が送られた。(一部ネタバレを含みます)
受賞インタビューには原作を担当した福澤克雄監督が登場。構想に3年かけた同作だが、きっかけは「ラジオ放送で、自衛隊に存在すると言われる諜報部隊『別班』を知ったから」。「堺雅人さんが演じた乃木が別班員という身分を隠し、ある目的に向かって突き進むという物語を軸に、舞台となる場所や登場人物、展開を考えていきました」と明かした。
こだわったのは“連続ドラマのセオリーを崩す見せ方”。福澤監督が「第1話の段階では『ヴィヴァン』という言葉が『別班』の意味とは明かさず、全てを見せないようにし、第4話で初めて乃木が別班だと明らかになって、物語が加速していくように考えました」と語るように、先の読めない展開が話題になった。
脚本づくりは「毎日、会議室で一つ一つのシーンを」
脚本制作もこれまでとは違った手法をとった。原作者でもある福澤監督だが、「今回私は小説やプロット(あらすじ)を書いて渡したわけではない。文章にしてしまうと、面白い台本はできないと思っているので、頭の中で映像を思い浮かべながら、若手脚本家の李正美さん、宮本勇人さん、山本奈奈さんに、毎日、会議室で一つ一つのシーンを書いてもらいました。それぞれのいいところを組み合わせて台本にまとめました。八津弘幸さんはそれを最終的にチェックする立場でした」と語る。そのやり方は、「若い作家を育てようとする新しい試み」でもあったという。
そうしたこれまでのセオリーを崩す手法がはまり、視聴者を夢中にさせた「VIVANT」。第117回ドラマアカデミー賞では驚異の6冠を達成し、圧倒的な強さを見せた。
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