秋川雅史、テノール歌手・彫刻家の二刀流 3年連続で「二科展」入選
2023.09.06 16:42
views
テノール歌手の秋川雅史が、第107回「二科展」(彫刻部)にて3年連続の入選を果たした。
秋川雅史、3年連続で「二科展」入選
「千の風になって」(2007年)が国民的ヒットとなった秋川には彫刻家というもうひとつの顔がある。2010年に訪れたドイツのオーバーアマガウという街で木彫刻に触れ、その時に購入した鷹の彫刻を見て「自分でも彫れる」と思ったことがきっかけで彫刻を始めたそう。2021年に初めて「木彫楠公像」が二科展に入選を果たし、2022年も「木彫龍図」が2年連続で入選。そして、この度、自身18作目となる「木彫蛙と蛇」が、3年連続での入選となった。2001年のデビューから20年を超え、全国を回るコンサート活動と並行しながら彫刻家として作品を手掛けている秋山。その腕前に驚きの声が上がる中、2022年に出演した『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では「等身大の仁王像を彫りたい」という発言から群馬県の寺院から制作の依頼を受け、現在5年計画で2メートルの仁王像を制作している。
また、9月8日に東京オペラシティにて行われるコンサートでは、自身初の試みとして、過去の「二科展」入選作品など、計3作品の展示会も同時開催。「音楽」と「彫刻」という“秋川雅史 二刀流の世界”が楽しめる。
秋川雅史、作品への思い語る
秋山は、「3年目となる今年の『二科展』への応募はまさに自分自身への挑戦でした」とコメント。今作について「昨年と一昨年はどちらも3年ほどかけて制作した大作を出品しましたが、今回は構想から完成まで1年という中で仕上げた小さな作品です」と語り、「枯れた竹の薄茶色とカエルの黄緑とヒバカリという蛇の濃い茶色のコントラストを美しく、また本物と同じように写実的に表現し、竹から蛙と蛇まで檜の一木で彫り上げました」と紹介している。(modelpress編集部)秋川雅史コメント全文
彫刻家として初めて評価を頂いた2021年から2年連続での入選となり、3年目となる今年の「二科展」への応募はまさに自分自身への挑戦でした。昨年と一昨年はどちらも3年ほどかけて制作した大作を出品しましたが、今回は構想から完成まで1年という中で仕上げた小さな作品です。私の彫刻の好みは写実的な作品です。これまでも躍動する馬や武士の鎧、またうねる龍の姿などを細かく写実的に表現してきました。本来私は木肌の色や質感を見せる無彩色の作品を好んでいますが、今回は竹の上にいる蛙と蛇です。作品は色の対比も作品の良さを引き立てる要素になると思い、故郷愛媛県の西条に帰省した時に、山の竹藪から枯れて倒れて落ちていた竹の木を一本持ち帰り、彩色を前提にイメージを構築していきました。枯れた竹の薄茶色とカエルの黄緑とヒバカリという蛇の濃い茶色のコントラストを美しく、また本物と同じように写実的に表現し、竹から蛙と蛇まで檜の一木で彫り上げました。制作の過程においては、持ち帰った竹の木だけでなく、アマガエルを捕まえてきて観察から始めました。彩色に関しては、最後に先生に修正は入れてもらいましたが、一応自分で塗る事にトライしています。タイトルに関しては、これまでの私の二科展の出品作は頭に“木彫”が入っています。私の彫刻のテーマは、ある姿を写実的に木で彫ること。木彫◯◯とは、そういう意味があるのだと、今回私の作家としてのテーマを位置付けた事にもなり、最終的に作品タイトルは「木彫蛙と蛇」に致しました。
2023年 第107回「二科展」
会期:2023年9月6日(水)〜9月18日(月)※9月12日(火)は休館日時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで) 最終日は14:00終了(入場は13:00まで)
会場:国立新美術館
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
奈良公園の新ホテル「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」自然と調和する客室&レストランも女子旅プレス
-
熱海に温泉付の貸別荘「スイートヴィラ 熱海桃山」自然美&海景色を贅沢に独り占め女子旅プレス
-
「ハロウィンスイーツビュッフェ2023」ヒルトン小田原で開催、魔法のスパイスで仕上げたケーキやパイ14種女子旅プレス
-
香川に全35室のアウトドアホテル「CRAFT HOTEL 瀬戸内」2024年開業、サウナや非日常感漂うパティオ整備女子旅プレス
-
京都に新ラグジュアリーホテル「デュシタニ京都」タイと日本の文化が融合する全147室女子旅プレス
-
ひらかたパークのイルミネーション「光の遊園地」2023年は「花」テーマに史上最多7つのエリアで構成女子旅プレス
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
橋本マナミ、遠野なぎこさんとの“優しすぎる思い出”を告白「毎回会うのが楽しみだった」ENTAME next
-
『Fischer's』シルク、とある症状の病名が判明したと報告らいばーずワールド
-
年齢とともに磨きがかかる美女・hiromi、美容の極意とファンクラブがくれた変化【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
LiSA、『鬼滅の刃 無限城編』を公開初日に鑑賞「息をするのも忘れてた」ENTAME next
-
松本まりか、まさかのセーラー服に大反響「まだまだいける」「似合いすぎ」ENTAME next
-
工藤静香、黒スーツで魅せた“抜群のバランス感”にファン感嘆「かっこいいなぁ」ENTAME next
-
20kg減話題の見取り図・盛山晋太郎、脱毛施術でさらにイメチェン ボディメイクの裏側公開に反響「どんどんかっこよくなる」「変身ぶりがすごい」モデルプレス
-
Koki,、姉Cocomiが撮影したプライベート感あふれる愛犬ショットに反響ENTAME next
-
日向坂46富田鈴花、夕陽に溶ける純白ワンピース姿 1st写真集先行カット解禁【鈴花サーキット】モデルプレス