

岡部たかし、主演の中村倫也について「全てにおいて尊敬しています」<ハヤブサ消防団>

中村倫也が主演を務める「ハヤブサ消防団」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第7話が8月31日(木)に放送される。その放送に先駆け、同ドラマでハヤブサ消防団・班長であり、呉服店“一徳堂”の二代目店主・徳田省吾を演じる岡部たかしからコメントが到着した。
「ハヤブサ消防団」とはどんなドラマ?
同ドラマはやまあいの小さな集落を舞台に描かれるホラーミステリー。中村は、池井戸潤が自身を投影した主人公のミステリ作家・三馬太郎を演じる。
物語は、スランプ気味の太郎が亡き父の故郷、ハヤブサ地区に移住するところから幕を開け、穏やかな田舎暮らしを手に入れたはずの太郎が、地元の消防団に加入したことを機に、連続放火騒動や住民の不審死などの怪事件に次々遭遇。
田舎町という小さな異世界を舞台に、予測不能なストーリーが怒涛(どとう)のように展開されていく。
岡部が演じるキャラクターについて語る
――出演が決まった時の気持ちを改めて教えてください。
新しいお仕事をいただけたのでうれしかったです。また、過去にお仕事をご一緒したことがあるかつお話をしたことのある生瀬(勝久)さんや(橋本)じゅんさん、(梶原)善さんたちとお芝居をするということで、気楽と言いますか、どこかリラックスした気分で撮影に臨めました。今ももちろん楽しくはあるのですが、撮影に入る前からワクワクとした気持ちでした。
――台本を読まれてみて、ご自身が演じる省吾はどのようなキャラクターだと思いましたか?
ヘアスタイルとかもパーマとかをかけていたり、服装も呉服屋ならではの甚平を着こなしていたりと、田舎で暮らしながらも頑張って今の流行を追い掛けているおしゃれな人物です。
動画配信チャンネルも持っていて、積極的に動画を配信したりもしている様子から、都会への憧れを誰よりも抱いているキャラクターだなと感じました。
――役作りで参考にしたものや演じる上で意識したことは?
役作りなどはほぼしていません。台本を読ませていただいて、省吾はこういう感じかなというイメージはしながらも、監督をはじめ現場のスタッフの方々に指示をされるがままに演じさせていただきました(笑)。
もしかしたら、原作の省吾とは少しキャラクターが違うかもしれませんね。ドラマ版の省吾のキャラクターは、おしゃれな僕に合わせてくれてるかもしれません…、おしゃれな僕に(笑)。
――(笑)。省吾の髪形は岡部さんにすごく似合っていると思います。
本当ですか? そう言っていただけてすごくうれしいのですがなんだか恥ずかしいです(笑)。
岡部が感じた池井戸潤の気遣い
――先ほどはキャラクターについてお聞きしましたが、次はストーリーについて教えてください。
「ハヤブサ消防団」は牧歌的な感じの街を描いている一方で、ちゃんと人間模様を描いていると言いますか、田園ミステリーということもあり、連続放火事件など、いろいろなことが起こっていくお話になっています。
どんどん進んでいくうちに、牧歌的な感じと、怖い部分の両方がちゃんと見えてきます。ミステリー作品としても、人間ドラマとしてもすごく面白いので、最後まで見ていただければうれしいです。
――原作はお読みになりましたか?
撮影が始まる前に、しっかりと読ませていただきました!
――原作の池井戸潤さんとお会いしたかと思います。どのような方でしたか?
池井戸さんとは今回初めてお会いしたのですが、お会いするまではもっとごつい人だと思っていたんです。これまで世に出た池井戸さんの原作のさまざまなドラマの雰囲気から、勝手に「(池井戸さんは)ガタイのいい怖い人なんやろな」と思ってました。
でも実際にお会いした池井戸さんは、穏やかであり、きゃしゃかつ品もあり、全然イメージと異なりました。
――池井戸さんとはどのような話をされましたか?
撮影の合間にお会いしたので、そんなにお話はできず、とても残念でした。でも、出演者の皆さんに時間が許す限り、「あの作品、見ましたよ」「あれよかったですね」と声を掛けている姿が印象的でしたし、池井戸さんは本当に気遣いができるすてきな方なんだなとしみじみと感じました。
――「ハヤブサ消防団」として思い出に残っていることは?
訓練のシーンが思い出深いですね。「車に乗る時はここから乗る」「右足を引いて動く」「ホースをつなぐときはこうする」など挙げればきりがないのですが、「消防団」として働くためには、きちんと順番があって、全てその通りにしなければならないので、難しかったです。
これまでにやったことのない動きだったりもしたので、難しくもありましたが、皆さんと協力して出来上がったシーンでもあるので、すごく楽しかったです。
――第2話の「消防操法大会」のシーンがとても印象的でした。
実際に消防団の方もこのシーンの撮影にいらしてくれて、いろいろご指示いただきました。初めはこれまで出会ったことのない消防団の方が来られると聞いて少し緊張していたのですが、お話してみると皆さん本当にいい方ばかりで、身近な存在に感じることができました。
ある人は「右」って言ったのに、またある人は「ちゃう左や」と言っていたりと、「え? どっちや?」と和気あいあいと過ごしました。初心者の僕らを安心させるために、「僕らも1年に一回くらいしかやらないんで忘れちゃうんですよ、意外とそんなもんですよ」とユーモアを交えて教えてくれたんだと思います。
ユーモアもありつつ、過酷の現場を体験した話も聞かせていただいたので、すごく面白かったですし、勉強になりました。
――実際にお会いしてみたり、体験しないと分からないことってありますよね。
そうなんですよね。今回、この作品に携わっていなかったら、消防団という物が何かを知ることができなかったですし、消防団の方々が身近な存在であることも知らなかったと思うんです。
こうやって作品を通して僕も消防団を知ることができたので、このお話をきっかけに少しでも皆さんが消防団に興味を持ってくれたらうれしいです。
岡部が主演・中村倫也の印象を明かす
――中村さんの印象を教えてください。
すごく頭のいい人で、感心します。満島(真之介)さんみたいに元気で大きな声でお話しするタイプではないのですが、ボソッと発言する言葉にすごくユーモアがあるんです。年下ではあるのですが、頭の回転のよさ、機転のすごさ、すべてにおいて尊敬しています。
――「ハヤブサ消防団」は中村さん演じる太郎がスランプに陥ったことから物語がスタートしたかと思いますが、岡部さんがスランプになったときはどのような方法で立ち直りますか?
結構、僕は人に話して解決しているかもしれません。「こんなんなってんけど、どう思う?」と相談できる相手が周りにいるので、その方々からもらったいろいろな意見を自分の中へ落とし込み、整理して解決策を探ります。
本当は話さんとスランプや悩みを克服した方が格好ええと思ってるんですが、話してしまうんですよね。
――正直なところ、吐き出した方がすっきりしますよね(笑)。
そうなんですよね。しかも、もう答えは分かってんねん(笑)。でも、人に聞いて「やっぱりそうだよね」と確認したい気持ちがあるのかもしれないです。
――最後に岡部さんが思う「ハヤブサ消防団」の見どころについて教えてください。
想像がつかない方向にお話が進むということが大きな見どころになると思います。「こんな牧歌的だった話が、そんな話になるのか!」と驚く人や、その内容に恐怖する人が続出するはずです。世間ではそう言うこともあるのかもしれないですし、お話はどんどん変化していくので、その面白さが皆さんに伝わればいいなと思います。ぜひ、最後までご覧ください。
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