

アイドル離れしたバッティングが1千万再生超え! 日高里緒に聞く“神スイング”のルーツ
SNSにアップしたバッティング動画が“神スイング”と話題になり、今年6月にはバッティングショットも収録したデジタル写真集『直球勝負!』をリリースした日高里緒。アイドルグループ「ベンジャス!」の緑色担当で、グラビアでも活躍する彼女の、野球のルーツを探る。
2020年8月8日にTikTokで動画を初投稿、3日後の11日に上げた動画にソフトボール部時代の写真を載せたところ、一気に注目を集めた日高里緒。
「当時はビフォーアフター動画が流行っていたので、現在の写真と比較する形でソフトボール部時代のピッチャーマウンドに立っている写真を載せたんです。そうしたら、すごく視聴回数が伸びて、一気にフォロワーが2、3万人に増えました。
それから、たまに当時の写真を上げたり、キャッチボールの動画を上げたりしたんですけど、今年1月にバッティングセンターでのバッティング動画をTikTokとインスタに上げたら、あっという間に100万回再生を超えて。それを見た『週刊プレイボーイ』さんから声をかけていただき、デジタル写真集を出させてもらうに至りました」
ソフトボールは、小学3年生のときに兄と弟と一緒にを始めた。
「もともと体を動かすのが好きで、幼稚園の頃から水泳、サッカー、卓球、剣道、ピアノやダンス……いろいろやってみたんですけど、どれも長続きしなくて身に付かなかったんです。そんな中でソフトボールだけは褒められることが多くて」
始めたときは、メンバーの大多数が男子ばかりで実力差は明確。なかなかポジションも定まらなかった。
「全くついていけなくて、あまりにも私がやる気なさそうにしていたからか、監督が『ピッチャーをやってみなよ』と言ってくれたんです。最初はフォームを固めるために、ネットに向かって一日100~200球、一人で黙々と投げ続けたんですけど、それが楽しかったんですよね。監督からもコントロールを褒められて、じゃあ続けてみようと。自分で言うのも何ですけど、良いピッチャーだったなと思います(笑)。
私は体格も小さかったし、女の子がピッチャーだと相手チームも舐めてかかってくるんですよ。だから相手が舐めて油断したところに、チェンジアップを投げて空振りさせたりするのが気持ちよかったですね(笑)」
日高は不動のピッチャーとして活躍。中学時代は兵庫の県大会に駒を進め、但馬ドームのマウンドにも立った。
「当時はよく『冷静だね』と言われていました。たとえばノーアウト満塁のピンチでも三振を三つ取るとか、かなりメンタルは強かったと思います。みんながあわあわすると、逆に私は冷静になるんです。そのときの経験があったからこそ、つらいことに直面しても心が折れないようになりました。
バッティングに関しては強打者ではなかったんですけど、一番バッターでとにかく塁に出るタイプ。私は左打者なんですけど、スラップ(※バッターボックス内で助走をつけて、バットに玉を当てると同時に一塁に走り出す打法)でショートとサードの間を抜くのが得意でした。だから今、“神スイング”なんて言ってもらえているけど大丈夫?って戸惑いもあります(笑)」
中学でソフトボールは辞めるつもりだったが、部活の先輩に誘われて、高校もソフトボール部に所属した。
「入学までの春休み期間中に、中学時代の部活の先輩から『ピッチャーが怪我しているから助っ人で参加してほしい』と頼まれたんです。それで練習試合とかで投げていたら、そのまま続けることになって。高校では大半が初心者ばかりだったので、チームとしてはそんなに強くなかったんですけど、その分、楽しくソフトボールができて青春でした」
ソフトボール部は高校3年生の夏の高校総体が終わったタイミングで退部した。理由はアイドル活動を始めるためだった。ベンジャス!は2019年4月29日デビュー(※結成当時のグループ名は「BenjaminJasmine ベンジャミンジャスミン」)、日高が正式加入したのは7月13日のことだった。
「もともとスカウトを受けたのは高校2年生のとき。すごくやりたかったけどアイドル活動を始めるには上京しなきゃいけなくて、でもソフトボール部の部員が9人しかいなかったので、私がいないと高校総体に出られない状況だったんです。私一人のせいで総体に出られないなんて絶対に駄目だと親に大反対されて、泣く泣くお断りしに行ったんです。
でもプロデューサーが『高校総体が終わるまで待ちます。7月から新メンバーで入ったらいいじゃないですか』と言ってくれて。絶対反対だった親も、思っても見なかった回答に、ぽかんとしてしまったんです(笑)。それで改めて話し合いをして、高校総体が終わるまではソフトボール部、その後上京してアイドル活動という形に落ち着きました」
高校総体はいきなり強豪校と当たり、早々に敗退してしまった。
「部活もあるし、塾にも通っていたし、アイドル活動に向けて歌とダンスも自主練していたので、当時はすごく忙しかったですね。でも私なりに精一杯頑張って、高校総体も全力で試合に臨みましたが、強いチームにあたってしまい、結果負けてしまいました。でもやりきったという実感があったので、後悔は一切なくて。すぐに学校を転校し、上京してグループに合流し、アイドルになりました」
(取材・文/猪口貴裕)▽日高里緒(ひだか・りお)2001年10月30日生まれ、兵庫県出身。神スイング動画が話題になったTikTokのフォロワー数は6万人を超え、毎週月曜日はTwitterで弾き語り動画も上げている。Twitter:@rio_benjasInstagram:rio_hidaka
関連記事
-
SKE48 古畑奈和、「自分は誰かの役に立てている」10年突き進んだ"アイドル"という職業ENTAME next
-
美女コスプレイヤー・蒼猫いな、フェチ感じる衣装で美スタイル完全解禁【写真10点】ENTAME next
-
10年ぶりの写真集、中川翔子「過去最大の露出に挑戦したきっかけは江頭2:50さんの一言」ENTAME next
-
中川翔子、すべてを出した10年ぶり写真集を語る「血管を褒められる体験は初」ENTAME next
-
桃月なしこ、話題のフォトスタイルブックからナチュラルな白ランジェリーショット公開ENTAME next
-
似鳥沙也加、まん丸バストを置きパイした泡風呂グラビアに「キュンが止まらない」ENTAME next
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
水曜日のカンパネラ・詩羽、暗髪ショートヘア&メガネ姿で雰囲気ガラリ コスプレ姿に「別人級」「びっくりした」と反響モデルプレス
-
Koki,、極ミニで圧巻の脚線美際立つ「さすがのスタイル」「脚長すぎ」の声モデルプレス
-
正門良規“龍平”、恋の三角関係に突入…強引キスの一途なアプローチに「心臓もたない」と反響<ムサシノ輪舞曲>WEBザテレビジョン
-
「家族3人でジムに行ってきました」西野未姫、0歳愛娘と頬を寄せ合うトレーニングショットを公開ENTAME next
-
日曜劇場『キャスター』第4話、永野芽郁の父役に山中崇、阿部寛の元妻役に相築あきこが登場ENTAME next
-
平愛梨、夕飯公開に反響続々「品数多くて豪華」「美味しそう」と反響モデルプレス
-
“奇跡の1枚で話題”中川心、楽屋での盗難被害を告白「お金すられちゃった」ファンからは心配の声モデルプレス
-
ME:I・MIU(櫻井美羽)、母の職業明かす「知らなかった」「かっこよすぎ」と驚きの声モデルプレス
-
工藤静香、パイナップルケーキを片手に春の最新ショット!「なんでこんなにかわいいんですかぁ〜」ENTAME next