

なかやまきんに君「19歳から世界が目標だった」、アドリブで生まれた“筋肉アメ取りゲーム”誕生秘話も

なかやまきんに君が、7月18日放送の「ZIP!」(日本テレビ系)で、初のスタジオ生出演を果たした。約3時間の生放送番組において、タンクトップ姿で番組MCを見事に務めあげた。本記事では生放送終了直後のなかやまきんに君にインタビューを行い、その後のヒルナンデス」にも出演し「筋肉芸人史上初」という番組出演での手応えや、人気ネタの誕生秘話、世界を視野に入れたこれからの目標などを語ってもらった。
“鉄板ネタ”はアドリブから生まれた
――初めて「ZIP!」にスタジオ出演されましたが、番組を無事終えての感想をお聞かせください。
筋肉芸人史上初の快挙だなと思います。最初から最後までタンクトップで出た人はいないと思うんですよ。なので「歴史を変えてる」と感じながら出ていました。テレビの歴史を筋肉で変えました!
――番組では水卜アナに“アメ玉を取らせる”あのネタを披露して爆笑をさらっていましたね。あのお馴染みのネタには、名前がついていたりするのでしょうか?
あんまり言ってきてなかったかもしれませんが、正式なネタ名は「筋肉アメ取りゲーム」と言います。
――オチを知ったうえで、何回見ても笑ってしまうのですが(笑)、あの「筋肉アメ取りゲーム」はいつ頃からやっているんですか?思いついたきっかけがあればお聞かせください。
2012年くらいからやっています。当時、お正月のイベント出演がありまして、45分間の2ステージの仕事でした。でも、「45分もできるネタないですよ」っていう話になった時に、スタッフさんから「大丈夫です。最初に軽くネタをしてもらったら、あとは餅まきイベントをするので、全然時間は気にしないでください」と言われたんですね。
そしたら…何かのトラブルで餅が到着しなかったんですよ!「餅がない、どうしよう」ってなって、急遽餅まきに代わる参加型ゲームみたいなのを考えて出来上がったのがあのネタです。最初はお客さんに「(アメを)取らせてあげよう」と思ったんですけど、その時に「このまま投げたら面白いな」と思って、そのまま投げてみたらすごいウケました。そこから「筋肉アメ取りゲーム」は11年くらいやっています。
実は映像コンテンツ好き!なかやまきんに君がおすすめする海外ドラマ
――「ZIP!」に初生出演を果たし、その後の「ヒルナンデス!」にも生出演され、番組の中で「Hulu」と「ディズニープラス」のセットプランについても話されていました。映像コンテンツがお好きなイメージはあまりなかったので意外でした。
はい。“好きな作品を、好きなだけ”視聴できるという、それで月額1490円なのはすごいお得なので、まさにそこがおすすめのポイントだと思います。
――どのようなコンテンツのファンなのでしょうか。
僕はヒットした海外ドラマが大好きでして、例えばアメリカドラマの「24−TWENTY FOUR−」「プリズン・ブレイク」「LOST」(いずれもディズニープラスで配信中)とか、日本でも大ブームになった作品は大好きで観ていました。
――海外ドラマにハマったきっかけなどはありますか?好きな作品があればおすすめをお聞きしたいです。
海外ドラマが好きになった最初のきっかけは、やっぱり「24−TWENTY FOUR−」ですね。僕は2006年に“筋肉留学”でアメリカのロサンゼルスに行ったんですけど、「24−TWENTY FOUR−」はロサンゼルスが舞台だったので、そこに映り込む街並みとか、ダウンタウンの外れの方の車の修理屋さんに行ってみたりとかしましたね。もちろん行く前にもワクワクしながら観ていましたし、行った後も再度観る時に「こういうのたしかにあるな」とか「アメリカ人同士の会話ってたしかにこういう感じだな」とか、そういうのを感じながら観るのが好きですね。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(Huluで配信中)は定期的に観ると面白いですね。当時子どもの頃は最新映画に感じてたけど、最近の作品を観た後に観ると「すごい荒い編集だったんだな」とか「CGがないからこういう感じで作ってるんだ」とか、懐かしながら楽しめるという部分も好きです。あと海外ドラマだと「Hawaii Five-0」(Huluで配信中)は何回も観てますね。ハワイが舞台なので、そこの雰囲気や景色を感じながらハワイに行ったような気分になれて、英語の勉強にもなっています。
――今、ものすごく忙しいと思いますが、どういう時に見たりしていますか?
僕は、どんなに忙しくても食事は6回とか小分けで食べていて、そういった食事の時間とかに見て楽しんだりしてます。前はDVDとかBlu-rayとかでしか見れなかったと思うんですけど、今は映像配信サービスが発達してスマホでも視聴できますし、好きな時に見たり、ディスクを入れ替えたりもしなくていいから楽ですよね。
――子どもにも大人気のなかやまきんに君ですが、ファンの子供におすすめしたい作品は?
テレビ番組で言えば、「世界の果てまでイッテQ!」(Huluで配信中)とかは見てほしいですね。特に子どもたちは色んなことを経験したり見たりすることで、考え方も広がったりすると思うので。あと映像配信サービスだと親世代が子どもの頃に見ていた面白い作品も見返したりできるので、そういうのも良いと思います。
19歳から“世界”が目標、活躍の秘けつは“好きなモノを、好きなだけ”追求すること
――今や芸人、YouTuber、ボディビル…それぞれ人気を獲得されています。次になかやまきんに君が目指すところや今後の目標を聞かせてください。
僕が吉本興業の養成所に入った時の履歴書にも書いてあるんですけど、「世界で活躍する」っていう目標は19歳の頃から変わらずに持っています。だから筋肉留学にも行きましたし、今もアメリカで色々挑戦したり、YouTubeで取材に行ったりしているのは、そこを目指しているからですね。
究極の目標は、将来ハリウッド映画に出て、その作品の日本語吹き替え版も自分でやってみたいです。現地では英語で出演して、吹き替えは声優さんではなく「なかやまきんに君」本人がやるっていう。その作品が「Hulu」とか「ディズニープラス」といった映像配信サービスでも視聴できるようになるというのが夢ですね。
――コメディアンとして、海外での筋肉ネタの評判はどうでしょう。観客の反応が日本とどのように違いますか?
すごくウケますよ。「筋肉アメ取りゲーム」も英語でやったんですけど、ちゃんと伝わってすごいウケました。あとは「筋肉ルーレット」もウケましたね。日本と海外ではパフォーマンスの捉え方が違うので、むしろアメリカの方が盛り上がったりすることもありますね。パフォーマー(芸人)も堂々としている文化で、へりくだったりすることもそういう扱いを受けることもないから良いですよ。
――現在44歳になられましたが、40代になっても元気に活躍し続ける秘訣があればお聞かせください。
僕はたまたま、筋トレが好きというのがあったので、やっぱり“好きなモノを、好きなだけ”追求するっていうのが大事だと思います。
なので「ストイックにやってますね」って周りから見えることもあるかもしれないんですけど、自分の中では単に好きなことを追求しているだけなので。そしてそれがあるからこそ、「もっと頑張らないとな」「もっとこうしなきゃな」って目標に向かっていけるんだと思います。
僕の場合は「筋肉」と「世界で活躍する」という両方の目標を目指していて、その軸があるので目標が高ければ高いほどずっと頑張り続けられるって感じています。
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