ryuchellさん死去、11日のラジオで苦しかった時期語っていた “辛い人に寄り添って”と呼び掛ける場面も
2023.07.12 20:38
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タレントのryuchell(りゅうちぇる/享年27)さんが、東京・渋谷区の事務所にて亡くなっていることが12日、わかった。日本テレビやTBSなどテレビ各局が速報した。ryuchell(りゅうちぇる)さんは11日放送のTBSラジオ「バービーとおしんり研究所」(毎週火曜よる9時30分~)に出演しており、過去の苦しかった時期について語っていた。
ryuchell(りゅうちぇる)さん、11日放送のラジオ番組で苦しい時期を語っていた
ryuchell(りゅうちぇる)さんは、お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーがパーソナリティを務める同番組の「7月の月替わりパートナー」として出演。まとめて収録していると思われ、既に7月18日放送の出演も告知されている。11日の放送で“人生を変えた一言”を聞かれたryuchell(りゅうちぇる)さんは、「私、たくさんありすぎるんですけど、最近1番人生観が変わったような出来事があって」と切り出し、「去年かな、めちゃくちゃしんどいことがあったんですよ。辛いことがあって、『あぁ、もう私芸能活動も続けられるかな』くらい、結構落ち込んだ。こんなの人生で初めてくらい」と告白。
これまでの人生について「なんだかんだ頑張って強く生きていけてた」とした上で、「結構落ちこんじゃって、何もしていないのに、何もないのに涙が出てくる、とか」と苦しい時期があったことを振り返った。
ryuchell(りゅうちぇる)さん、自身を救ってくれた言葉明かす
また、「『この出来事があったから』っていうことではなかったんですよ。『なんか気が入らない』みたいな感じの時期があって」と続けたryuchell(りゅうちぇる)さんは、「その時にちょっとしんどかったので、結構人前で泣いてしまったりとか、そういうこともあって。お仕事仲間の人やお友達は、私がポジティブになるような言葉をいっぱいかけてくれた」と周囲が支えてくれたことを明かしつつ、「ある人に『泣いて良いよ』って言われたんですよ、逆に。私、人生で初めてだったんですね、『泣いて良いよ』って言われたのが」と寄り添ってくれた人がいたことも回顧。それまでは自身でも「強くならなきゃいけない。強くいなきゃいけない」という思いが強かったといい、「弱い自分を出す居場所をなくしてたんですよ、自分で。だから弱い自分を出すことが下手くそになっていっちゃってた。でも、その人に『泣いて良いよ。気が済むまで泣いて良いよ』って言われた時に、『弱い自分を見せるってこんなに気持ち良いんだ。弱い自分を見せても嫌われないんだ、見せても良いんだ、私も』って思うようになって」と話すと、「そこからお仕事とかを通してでも、SNSでも、ちょっと弱音を吐いてみたりとか、ちょっと人間臭い部分って人ってあるじゃないですか。それもやっぱりキャラクター的に出さないように意識してたけど、『これからはもっとそういう泥臭い部分とか、本当は弱い部分も出していこう。出しても良いんだ』ってすっごい考え方が変わって」と心境に変化があったことを明かした。
ryuchell(りゅうちぇる)さん「ちゃんと寄り添って」リスナーへ呼び掛けていた
さらに「今は風の時代じゃないですか」と話したryuchell(りゅうちぇる)さんは、「強い力で引っ張っていく、強い力で起き上がっていく、っていうよりも、素直にありのままの自分で、等身大でやっていく時代なんだなっていうか」と語り、「そう考えると時代と私のバランスがしっくりきて。本当にその通りだなって思って、今は余計にハッピーになれた」とバービーに報告。「ちょっと弱い自分も最近見せれるようになって、バランスが取れるようになって。余裕も生まれてきたし、大人になれたかな」と続けると、リスナーへ向けて「是非皆さんにも、落ち込んでいる人がいたりしたら、『大丈夫だよ』と元気づけるのもすごく素晴らしいけど『泣いて良いよ』とか『気が済むまでこっち来て良いよ』ってちゃんと寄り添って、それをまずわかってあげる。“あなたが辛い時に居場所になるよ”っていう姿勢になるってことは、是非参考にして欲しいというか、素敵だなと思った」と伝えていた。
ryuchellさん、死去
ryuchell(りゅうちぇる)さんは、1995年9月29日生まれ、沖縄県出身。読者モデルとして活動する傍ら、アルバイト先のアパレル店で出会ったpeco(ぺこ)と交際に発展し、2人でのバラエティ番組出演を通して注目を集めた。2016年にpeco(ぺこ)との結婚を発表し、2018年に長男・リンクくんが誕生。2022年8月には、peco(ぺこ)が自身のInstagramにて「“夫”と“妻”、いわゆる夫婦というかたちではなく、これからは人生のパートナーとして家族として、愛する息子の父親母親として、新しい家族のかたちで過ごしていくことになりました」と“新しい形の家族”となることを報告した。
そして、報道の2日前となる2023年7月10日には、自身のTwitterにて「おはちぇるぅ〜」といつも通りの文章でファンへ朝の挨拶をしていたryuchell(りゅうちぇる)さん。7日には七夕ということで「世の中が愛で溢れますように」と願い事を投稿するなど、1週間以内にも頻繁にSNSを更新していた。(modelpress編集部)
主な相談窓口
いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)ナビダイヤル:0570-783-556
午前10時~午後10時
フリーダイヤル:0120-783-556
毎日午後4時~同9時
毎月10日:午前8時~翌日午前8時
情報:TBSラジオ
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