

<らんまん>田村芽実、神木隆之介“万太郎”が見習いとして働く印刷所の娘役で“チャキチャキした江戸っ子”を演じる「“朝ドラ”の一員になれることが、まだ夢のよう」

神木隆之介主演の連続テレビ小説「らんまん」(毎週月~金曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。第10週「ノアザミ」より、田村芽実演じる大畑佳代が登場している。植物学雑誌発刊のため、石版印刷技術を習得しようとする万太郎を受け入れる大畑印刷所の一人娘という役どころだ。このたび、WEBザテレビジョンでは田村にインタビューを実施。撮影現場の様子や演じる役柄への思い、エピソードなどを語ってもらった。
出演決定時は「駅のホームでマネジャーさんとハイタッチしました」
――田村さんは“朝ドラ”初出演。決まった時の気持ちを教えてください。
“朝ドラ”は子どもの頃から毎回見ていて、やはり日本で一番有名なドラマだと思っているので、そこへの出演が決まった時は、うれしさと驚きがありました。
駅のホームでマネジャーさんから出演のことをこっそり聞いたのですが、思わず大きくハイタッチしてしまうほどでした。“朝ドラ”の一員になれることが、まだ夢のようです。
――台本を読んだ感想はいかがでしたか?
台本を初めて受け取った時は、まず「私、本当に“朝ドラ”に出るんだな」といううれしさを感じました。
お話をいただく段階で「男勝りな江戸っ子の役をお願いしたいと思います」とは聞いていたのですが、台本を読んで、江戸っ子の中でもすごく男気のある、チャキチャキした女性を演じるのだとより感じました。
佳代のせりふの中で、お父さん役の奥田瑛二さんに「ボケ!」と言うところがあって…。「そんなことを言う子がこの時代にいたのかな?」と思うのですが、本当にいそうだと思わせてもらえる台本だったので、それをさらに立体的にしていきたいなと思いましたね。
「スタジオに入ってしまうと、自然と江戸っ子になれた気がします」
――江戸っ子を演じる大変さはありましたか?
台本を読んでいる時に「どうやって演じよう?」とは思いましたが、スタジオに入ってしまうと、セットがとても緻密だったり、周りの役者さんやスタッフさんがとても温かかったりして、その雰囲気の中で自然と江戸っ子になれた気がします。
佳代は、立ち位置としてぐちゃぐちゃとかき回す側の人間なのですが、大畑印刷所の男性陣が「蹴飛ばしてもぶっても、佳代ちゃん何してもいいよ!」と言ってくれたり、カメラマンや監督が「やりすぎくらいが丁度いいから、何をやってもいいよ」と言ってくれたりしたので、本当に自由気ままに演じさせてもらいました。
自分と佳代の重なる部分は「実はすごくある」
――ご自身もガーデニングをするなど植物への関心をお持ちですが、植物学の博士をモデルにした同作へ出演することに関してはどう感じましたか?
とてもご縁を感じました。
私は華やかなお花を大体育てているのですが、万太郎は、あえて言ってしまえば地味な草花を研究しているじゃないですか。なので、いろんなことに興味を持とうと思えば持てるのだなとすごく感じました。
いろいろなお花を育てるようになってから、街を歩くのがとても楽しくなってきたんですよね。この私でさえも楽しいのだから、きっと万太郎は私の何倍も何十倍も関心と楽しさがあったのだろうなと思います。
――田村さん演じる佳代は、せっかちだけどどこか憎めないかわいらしいキャラクター。ご自身と重なる部分はありますか?
実はすごくあって。佳代はかなりオーバーですが、私もかなりせかせかと生きている人間なので、せっかちな人間を演じることに全く苦はなく、自分に合うなと思いました。
そして、佳代はすごく素直。男社会で育ってきたからこその素直さがある子だと思っています。私も素直な部分はありますが、天邪鬼な部分が強いので、佳代のようにもっと素直に生きていけたらいいなと、役から学んだことがたくさんありました。
主演・神木隆之介は「誰よりも長い時間撮影されているのに、一番現場を盛り上げていて…」
――主演・神木隆之介さんの印象はいかがですか?
神木さんは、撮影中も休憩中も誰よりも元気なんです。誰よりも長い時間撮影されて、誰よりもせりふを覚える量も多いのに、一番現場を盛り上げていて素晴らしい方だなと思いました。
そして、私は感情の起伏が激しい役なのですが、どんなお芝居をしても、とっても大きな器で受けてくださって。元々テレビでずっと拝見していましたが、実際に一緒にお芝居していてもすごい方なのだなと感じました。
――浜辺美波さん演じる寿恵子との共演シーンもありましたよね。
私、元々浜辺さんのことが好きで。お芝居はもちろん、顔も声も私のタイプと言いますか…。お会いする前からかわいい女優さんだなと思っていて見ていましたが、実際に会っても本当にかわいいので、まさに「天女様」という言葉がぴったりだなと思います。
“朝ドラ”は「心のラジオ体操のようなもの」
――今回の“朝ドラ”出演によって、自分の新たな一面は見つかりましたか?
はい、かなりありました。私は元々舞台女優を目指し、舞台女優としてやってきました。だからといって映像が嫌いというわけでは全くないのですが、全く次元の違う世界と思って生きてきました。
これまでは、映像の仕事は自分にとって畑違いというか「ここにいていいのかな?」という気持ちがあったのですが、今回こうやって“朝ドラ”に出演させてもらったこと、そして周りの皆さんが温かく、個性的な役を与えていただいたことで、脱皮ができたと感じています。
そして“朝ドラ”への出演が、今後どんな女優さんになりたいのだろう、どんなお仕事をしていきたいのだろうと改めて考えるきっかけになりました。
子どもの頃から小林聡美さんや片桐はいりさんなど、個性派と呼ばれる女優さんが大好きだったのですが、私もそういった女優さんになりたいという明確な夢ができました。
――最後に、読んでいる方にメッセージをお願いします。
今回こうして出演させていただけることを、とてもうれしく思っています。まだ“朝ドラ”に参加させてもらうことを自分の中で落とし込めず、フワフワしていますが…。
私はよく、子どもの頃に朝ごはんを食べながら見ていた思い出があり、“朝ドラ”は1日がスタートして気持ちが晴れやかになる、心のラジオ体操のようなものだと思っているんです。
なので、皆さんも「らんまん」を見て、毎朝心のラジオ体操をして心を整え、良い1日を送ってもらえたらうれしいなと思います。
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