TikTokで流行った「ベナドリルチャレンジ」で13歳の少年が死亡
TikTokで流行した「ベナドリルチャレンジ」により、アメリカ・オハイオ州に住む13歳の少年が犠牲になったと報じられています。
TikTokチャレンジで少年が犠牲者に
「ベナドリル」はアメリカで市販されている抗ヒスタミン薬です。「ベナドリルチャレンジ」では、推奨量の6倍にあたる12~14錠のベナドリルを摂取し、ハイな気分になったり幻覚を引き起こすというもので、2020年にTikTok上でティーンエイジャーを中心に拡散されました。
4月17日、オハイオ州に住む13歳の少年、ジェイコブ・スティーブンスさんが自宅で友人と一緒にこのチャレンジをおこないました。友人たちが撮影した映像には、ジェイコブさんが薬を飲んだ後、体が痙攣し始める様子が映っていました。彼はすぐに病院に運ばれましたが、脳死と診断され、その6日後、家族は人工呼吸器を外すことを決めました。
ジェイコブさんの父親は
彼の体には(薬は)多すぎた。
脳死の状態でした。医者は人工呼吸器をつけたまま横たわっていることはできるといいましたが、ジェイコブはもう目を開くことも、息をすることも、笑顔をみせることも、歩くことも話すこともできないのです。
と、「人生で最悪の日だ」と地元メディアに悲しみを伝えました。
そして、「子供たちが、電話で何をしているか目を離さないで。ジェイコブに起きたことをもっと知ってもらいたい」と世の中の親たちに訴え、全身をチューブに繋がれたジェイコブさんの写真をフェイスブック上に公開しました。
強化が求められる未成年者に対するセーフティガード
「ベナドリルチャレンジ」の犠牲者は、ジェイコブさんが初めてではなく、2020年にも数人のティーンエイジャーが救命救急に運ばれて一命を取り留めたり、死亡したケースが報告されています。
ジャスティンさんは、ベナドリルのような市販薬に年齢制限を設けることや、子供が親の監視なしでSNSを利用できる危険性に警鐘を鳴らし、TikTokのアカウント作成の際にユーザーの身分証明を要求するなど、セーフティーガードの強化を訴えています。
報道によると、TikTokはメディアに対し「ご家族に深くお悔やみを申し上げます」と述べ、このような危険なコンテンツを禁止・削除しているとした上で、「私たちのプラットフォームでこのようなコンテンツが流行したことはなく、模倣行為を阻止するために何年も前から検索をブロックしています」との声明を発表したということです。
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