田中涼星「許されるぎりぎりのところまで攻めてます!」 その姿はトレンディー?カリスマ?天堂天彦を演じ切る
2021年、プロジェクトが始動するやいなや、その中毒性の高い楽曲を中心に注目を集めている2次元キャラクターコンテンツ・超人的シェアハウスストーリー『カリスマ』が、2023年3月に『カリスマ de ステージ』として舞台化される。
濃ゆ~い七人のカリスマの“あの共同生活”を舞台化するとどんなことになってしまうのか。想像がつかないだけに期待が膨らむ作品だ。
2.5ジゲン!!では今回、本作に“性のカリスマ”天堂天彦として出演する田中涼星にインタビューを実施。田中自身も「初体験」だと語る役への挑戦や彼が思うカリスマ像、互いによく知る演出家・川尻恵太との作品作りなどについて話を聞いた。
ライブ配信概要
■対象公演・チケットリンク
■販売期間
・2023年3月30日(木)19:00 初日公演
2023年4月6日(木)21:00まで
・2023年4月9日(日)18:00 千穐楽公演
2023年4月16日(日)21:00まで
■販売価格
3,800円(税込)
■ライブ配信時間
各公演開始30分前~ライブ配信終了まで(予定)
■ディレイ配信期間
・2023年3月30日(木)19:00 初日公演
2023年3月31日(金)18:00~2023年4月6日(木)23:59まで
・2023年4月9日(日)18:00 千穐楽公演
2023年4月10日(月)18:00~2023年4月16日(日)23:59まで
■DMM.com特設ページ
DMM.com 『カリスマ de ステージ』
※公演開始30分前からライブ配信視聴ページに入場可能となります。
※ディレイ配信とは、公演の映像を後日期間限定で視聴出来るサービスです。
※詳しい視聴デバイスに関してはサービスサイトをご覧ください。
(C)『カリスマ de ステージ』製作委員会
――まず本作への出演が決まって、最初に原作コンテンツに触れた際の印象はいかがでしたか。
衝撃でしたね。自分が今まで見てきたコンテンツの中でも飛び抜けて衝撃的でした。もちろん良い意味の衝撃なんですが、なんだかあっという間にハマってしまって。いつの間にかそれを求めている自分がいるというか。1回見た後に、なぜか気になってもう1回見ちゃうような。気づいたら虜(とりこ)になっていたし、「こんなに惹きつけられるとは!」と驚きました。
――中毒性がすごくありますよね。
めちゃくちゃありましたね。もっと知りたいと思わせる力のある作品というか…勝手に引き込まれる感覚ですね。
――本作は、タイトルにもあるようにカリスマたちを描く作品です。田中さんが思うカリスマ像とは?
そうですね。魅力があるのはもちろんだと思うのですが、好きだと自覚していなくても、気になっている自分がいるというか。イコールたぶん好きなんだと思うんですけど、その自覚を持たせないうちに人を惹きつけられる魅力が、もしかしたらカリスマという言葉なのかな。
よく「カリスマ性あるよね」とか言うじゃないですか。で、カリスマ性があるって言われる人って、なんかもう見たら納得というか「わかる」ってなると思うんです。だからカリスマ性って、たぶんもう溢れ出ちゃっている魅力というか。なんかそういうことなのかなって、僕は感じていますね。
共演者でも、「僕がこうしたらこの人はどういう反応するんだろう」とか、自然と気になって惹きつけられているなって感じることもあって。その不思議な引力が、僕の中ではカリスマだと思っていますね。
――ちなみに最近、カリスマ性があるなと感じた人はいらっしゃいますか。
うーん、佐藤流司ですかね。彼は多分“ザ・カリスマ”だと思います。一緒にバラエティ番組などもやってきましたが、その時に見せる彼の頭の中とかワードセンスとか。「これって多分カリスマ性があるってことなんだろうな」と感じる部分があって。
彼とは同い年なんですよ。でも、別に嫉妬するとかじゃなくて、自分とは性格もそうですが、“枠”みたいなものが違うと思っていて。憧れと言うと少し違うんですが、「彼はああだからかっこいいんだな」と説得力があるような雰囲気を持っているので。
それが最近1番身近で感じたカリスマ性ですかね。
――田中さんご自身は、周りからカリスマ性があると言われることは?
まったく言われないですね! 「1現場に1人いてくれると助かるよね」とかは言われます(笑)。
あ、でも鯨井康介さんには、カリスマではないですけど「トレンディーだよね」って言われたんですよ。トレンディーと言ってもらってもあんまり自分の中でイメージがなかったからピンとこなかったんですけど、鯨井さんいわく「こう、今の子にない何か、を持ってるんだよな。涼星は」と。「ダサいポーズをとっても、お前は型にハマるんだよ。お前の場合はかっこよくなるんだ、それがトレンディーなんだよ」と褒めてくれて。
その言葉を聞いて、なんだかすごく刺さって、「あ、僕ってトレンディーなんだ」と。
――この作品的な言い方をするなら“トレンディーのカリスマ”ですかね。
トレンディーとカリスマ、ダブルで背負っちゃいましょうか(笑)!
――ご自身としてはカリスマではないとのことですが、今回のカリスマ性のあるキャラへのアプローチという部分では、どう作っていこうと考えていますか。
僕が演じるキャラクターは、かなり飛び抜けているキャラクターなんですよ。舞台上でそんな激しいことをしたことがない! というくらい。でも、実際に演じてみると、すごく楽しいです。それに、結構奥が深いとも感じていて。
みんなに思われているのとは違う裏の面というか、人間のもっと深い部分の魅力もあるので、そこも大事にしつつ、振り切ってアクセル全開にしていきたいですね。許されるギリギリのところまで攻めていこうかなとは思ってます。
――現段階で、どんな作品に仕上がりそうですか。
めちゃめちゃおもしろい作品になるのはもちろんなのですが、やっぱり癖になるんじゃないかな。それこそ知らない間に虜になってるんじゃないかなっていうのを感じていますし、原作を知らずに観た人でも、観終わったあとには七人のうちの誰かしらを好きになって帰れるんじゃないかなと。
楽曲とかも癖になって、無意識に日常的に聴くようになっているかも。引き寄せられるじゃないですけど、そういう魅力がこの作品にはあるんじゃないかな。あとは、たぶん気づいたら笑っていると思うし、ドキッとする場面もいろいろあると思います。詳しくはまだ言えませんが!
観た人は気づいたらこの舞台の世界観に心が染まってる…そんな作品になりそうな予感があるので、僕自身も今すごく楽しみです。
――演出・脚本を手掛ける川尻さんについてはいかがですか?
ジリさん(川尻)とはご一緒する機会が多くて。初めて会ったのは僕が21歳の頃なんですよ。そこからほぼ毎年っていうくらいのスパンでご一緒させてもらっているのですが、本当におもしろい人で。自分もジリさんと一緒だと、よくふざけたりするんですよ。なんか、その感じがすごくいいなと思っていて、ジリさんとの稽古で笑わない日はないぐらい、毎回稽古から楽しいですね。
プラス、その場で生まれたやり取りを「それいいね」とか「ここでこう言ってみようか」とか丁寧に作ってくださるので、ジリさんに対しては、安心感と信頼感がありますね。もちろん尊敬もしているので、今回ご一緒できてうれしいなっていう気持ちと「ジリさん任せてくださいよ」っていう気持ちで挑んでいますね。
ジリさんと一緒になる時は、ちょっと変態っぽい役が多いんですよね(笑)。今回もかなり個性的な役なので、ジリさんの期待を少しでも超えられるように頑張らないとなとは思っているところです。
――今回の稽古場での川尻さんの演出はいかがですか。
今まで見てきたジリさんよりも、かなりアクセルを踏んでいるなと(笑)。ジリさんもギリギリを狙っているんですよね。「怒られるギリギリまでやろう」という意気込みを感じるので、僕もそこにちゃんとついていこうという気持ちです。僕のシーンは特にですね。キャラクター的にもそういう部分が多いので。
この作品だったら受け入れてもらえるんじゃないかなっていうギリギリのラインを探っているなと感じているので、僕も自分の案があったら言ってみようかなとも思っていて。僕自身もそれくらい、攻めの気持ちでいますね。
ジリさんは、僕ら演者と同じ目線に立ってくれると感じる演出をしてくださる方なので。演者が持ってきたプランにもすごく寄り添ってくれますし、もっとおいしくなるように提案もしてくれます。役者へのアプローチと作品へのアプローチがやっぱりすごく上手な方なので、安心して一緒に天堂天彦のシーンもいろいろ練っていきたいですね。
――まだ稽古が始まったばかりですが、現段階での稽古場の雰囲気はいかがですか。
個人的には知っている人が数人いましたが、全体的にはじめまして同士の人が多い現場です。稽古はまだ始まったばかりですが、仲良くなりつつありますよ。
各自が持ってきた役へのアプローチがどんなものか、みんなすごくしっかり見ている印象です。なので、ここから本番に向けていろいろ話し合っていけそうだなと。あと、みんなボケっぽいので、ツッコミを探さなきゃいけないなと今思っています(笑)。
――本作は“超人的シェアハウスストーリー”です。シェアハウスへの印象は?
実は長年シェアハウス状態だったんですよ、友達が家に転がり込んできて。最初は「他人との生活はキツイのかな」と思っていたんですが、実際は、それこそもうずっと中学生のお泊り会してる気分で。見知らぬ人ではなくて友達だからっていうのもあるんでしょうけど。1回も喧嘩せず、2人で晩酌したりご飯作ったりとかして楽しかったので、シェアハウス自体すごく楽しい印象ですね。
――ちなみにシェアハウス経験者的に、作っておいた方がいいルールってありますか?
アラームをかけすぎない! その友達が、携帯のアラーム以外にも何個か目覚まし時計を持っていて、全部アラームの設定をするタイプだったんですよ。で、それを全然止めないんです。こっちはまだ寝たいのに起こされちゃうみたいなことがあったので、これからシェアハウスする人はそこらへんの対策をちゃんとした方がいいです!
――経験者ならではのアドバイスありがとうございます! 先日ソロビジュアルも解禁されましたが、すごく素敵でした。撮影はいかがでしたか?
僕にとって新しいビジュアルというか、初めての役柄なので、「新しい扉を開いたな」と思いました(笑)。「セクシーなのください! もっとセクシーでお願いします」って言われ続けるので、セクシーってなんだ…と。セクシーについて考えながら撮影していましたね。
「今その腰入ったのいいですね!」とか言われたら、なるほど腰か…と思ったり。手のポジションとか、首を長く見せる角度とか。その場で生まれたものも大事にしながら、セクシーになるよう取り組みましたね。
「それセクシーでいいですね!」とか「もっとちょうだい!」とかが飛び交っていて、最終的にはかなりいいビジュアルが撮れたんじゃないかなと。セクシーと向き合って“腰を入れて”撮影したので、グッズとかもぜひ楽しみにしていてほしいですね。
――それは楽しみですね! では最後に、この作品を楽しみにしているファンに向けてメッセージをお願いします。
いい意味で衝撃的な作品が舞台化され、それをこうして演じられることをすごく光栄に思います。プラス、僕らは多分アクセル全開で飛ばしていくので、ぜひそれにしがみついて観ていただけるとうれしいです。
2.5次元界に新しい雷を落とすような作品になると思うので、ぜひビビらずに楽しんで! 心の赴(おもむ)くままに楽しんでいただければと思います。本番を楽しみにしていてください。
***
新風を吹き込むどころか、雷を落とすような作品とは果たしてどんな作品なのか。時折、いたずらっ子のような笑顔をのぞかせながら語る田中の様子に、原作同様、舞台もかなりの衝撃に満ちた作品になるであろうことがうかがえた。
まだベールに包まれている“衝撃”の正体を知るためにも、劇場へ足を運ばねばなるまいという気持ちにさせられたのは筆者だけではないはずだ。劇場で雷に撃たれたような衝撃を味わう日が待ち遠しい。
取材・文:双海しお/撮影:泉健也
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