猫系YouTubeチャンネルが“猫つき”で売りに出され物議 価格は4400万円
あるペット系のYouTubeチャンネルがインターネット上で販売されていたことが話題となっています。
ペット系チャンネルが“猫つき”で販売
ことの発端は、有名ツイッタラー「Z李」による3月1日の投稿。Z李は、ウェブサイトなどの取り引きをおこなうサービスで、「ペット系YouTube2チャンネルの譲渡」という案件が掲載されていたことを伝えました。税込み価格4400万円という金額もさることながら、注目すべきは、チャンネルに出演する猫も譲渡の対象になっているという点。Z李はこれについて
毎月何百万も稼がせてもらっといて、最後には売り飛ばすんだもんな。コンテンツとしてしか猫を見てないんだろう。仲介サイトのサイトストックも規約見直したりすればいいのに。猫ごとM&Aって頭大丈夫か?
と非難。ツイッターユーザーからも「そもそも収益目当てで猫を飼っていたことが透けて見えて気分が悪い」「うわ…ないわ…猫込みとか完全にお金としてしか見てなかったのかよ…」などと、批判的な声が寄せられました。
このツイートには約9000件の「いいね」がついており、表示数は278万回にものぼっています。ツイッターで話題なったためか、1日16時ごろまでにこのページは非公開とされたようです。
儲け主義との批判も
添付画像によると、これらのチャンネルは昨年7月に最高売上となる457万円を記録したもよう。販売ページには直近のデータとして今年1月の売上も記載されていました。
こうした情報などをもとにユーチュラ編集部で調査したところ、該当すると思われるチャンネルが見つかりました。このチャンネルでは複数の猫が飼育されており、愛らしい子猫の動画が特に海外から人気を集めています。しかし掲示板サイトでは、このチャンネルに対し「儲け主義」との批判が以前から寄せられていたようです。
なお、YouTube利用規約では、「本サービスまたはコンテンツのいずれかの部分に対しても、アクセス、複製、ダウンロード、配信、送信、放送、展示、販売、ライセンス供与、改変、修正、またはその他の方法での使用を行うこと」が禁止事項に挙げられており、チャンネルの売買は“黒に近いグレー”と言われています。とはいうものの、実態としてはかなりの量の取引がおこなわれており、チャンネルの売買ができるサービスが国内外に多数存在しています。
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