「チェンソーマン」(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

アニメ化で話題沸騰中の「チェンソーマン」なぜ人気?激ハマりする人続出“3つの魅力”に迫る

2022.10.19 17:30

10月11日から放送がスタートしたTVアニメ「チェンソーマン」(毎週火曜深夜12時~/テレビ東京他)。現在、原作である漫画は「少年ジャンプ+」にて2部が連載中である。今回は同作が多くの人気を集める理由を“3つの魅力”から分析する。


チェンソーマン、人気の理由とは

ポチタ、デンジ「チェンソーマン」第1話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
ポチタ、デンジ「チェンソーマン」第1話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
「チェンソーマン」は、週刊少年ジャンプで連載、コミックスの累計発行部数は1600万部を突破した藤本タツキのダークヒーローアクション漫画。「悪魔」と呼ばれる存在が日常にはびこる世界が舞台であり、「チェンソーの悪魔」へと変身する力を手に入れた主人公の少年・デンジが公安対魔特異課の女性・マキマに拾われ、公安所属のデビルハンターとなって活躍する物語である。

現在放送中のTVアニメではOPテーマを米津玄師が務め、EDテーマは週替わりでVaundyやずっと真夜中でいいのに。などの豪華アーティストが務めていることも話題に。そして、アニメ放送後には関連ワードや登場キャラクターの名前が毎回トレンド入りするなど、現在人気沸騰中の作品である。

ポチタ「チェンソーマン」第1話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
ポチタ「チェンソーマン」第1話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
そんな多くの人を魅了する「チェンソーマン」はなぜ人気なのか、その理由を3つの魅力に分けて紹介する。

魅力1:壮絶なバトルシーン

デンジ「チェンソーマン」第1話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
デンジ「チェンソーマン」第1話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
少年漫画では王道となっているバトルシーンだが、その中でも「チェンソーマン」のバトルシーンは血だらけで容赦なく描いているのが特徴である。思わず目を伏せたくなるような描写や先が読めない緊張感のあるバトルシーンが多く、今までにない斬新な展開が魅力の1つとして挙げられている。

現在放送中のTVアニメにおいても原作のバトルシーンを規制すること無く描いていることから、ファンの間でも話題を呼んでいる。


魅力2:従来の“少年ジャンプ”のイメージ覆す?

デンジ「チェンソーマン」第2話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
デンジ「チェンソーマン」第2話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
少年ジャンプと言えば「友情・努力・勝利」が題材で、子どもでも安心して読むことのできる作品が多い。だが、「チェンソーマン」は壮絶なバトルシーンや血だらけの描写が多いことから、常に少年誌のギリギリを攻めているという点が魅力的である。

また、従来のジャンプ漫画とは異なるぶっ飛んだキャラクターも魅力的である。主人公のデンジは父親の借金返済の為に極貧生活を送っていたことから幸福を感じる基準が人よりも低く、自身に初めて優しくしてくれたマキマに好意を抱き、当面の間は「異性の体に触る」ことを目標に設定するなど、自身の欲望にまっすぐな性格である。

マキマ「チェンソーマン」第1話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
マキマ「チェンソーマン」第1話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
ジャンプ漫画には揺らがぬ信念を持つ主人公が多くいるが、デンジはそういった過去の環境からも少しでも優しくされるとすぐに人を好きになり心が揺らいでしまう。そんな年相応の人間らしさを主人公が持ち合わせているという点もジャンプ漫画の中では異質で、「チェンソーマン」の魅力といえる。

魅力3:張り巡らされた伏線

パワー「チェンソーマン」第2話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
パワー「チェンソーマン」第2話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
「チェンソーマン」は一見滅茶苦茶な漫画のように見えるが、作中には数多くの伏線が張り巡らされており、読者はその伏線を考察することでも作品を楽しんでいる。

アキ「チェンソーマン」第2話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
アキ「チェンソーマン」第2話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
あらゆるセリフやキャラクターの行動にも意味があり、物語が進むにつれて「あの時のこれはそういうことだったのか」と納得できる箇所が多く存在している。先の読めない斬新な展開だけでなく、緻密に練られた伏線も「チェンソーマン」の魅力であるといえるだろう。

マキマ「チェンソーマン」第2話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
マキマ「チェンソーマン」第2話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
18日にはTVアニメ第2話が放送され、物語の根幹に関わる重要なキャラクターも登場し始めた「チェンソーマン」。今後も予想できない展開やTVアニメならではの演出で多くの人を魅了していくことだろう。(modelpress編集部)

「チェンソーマン」第2話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
「チェンソーマン」第2話より(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 待望のアニメ化「チェンソーマン」神作画の激しいアクション、“規制無し”戦闘シーンに反響「1話でも満足感がすごい」「何もかもが素晴らしい」
    待望のアニメ化「チェンソーマン」神作画の激しいアクション、“規制無し”戦闘シーンに反響「1話でも満足感がすごい」「何もかもが素晴らしい」
    モデルプレス
  2. 男性が思う「イイ女」の特徴5つ 綺麗なだけじゃない!
    男性が思う「イイ女」の特徴5つ 綺麗なだけじゃない!
    恋学
  3. 「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」2023年5月開業、スカイプール備えたアーバンリゾート
    「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」2023年5月開業、スカイプール備えたアーバンリゾート
    女子旅プレス
  4. いつまで続くの?優柔不断な友だちの買い物についていった話 #1
    いつまで続くの?優柔不断な友だちの買い物についていった話 #1
    Ray
  5. いつまでもラブラブ♡結婚しても円満でいられるカップルの特徴!
    いつまでもラブラブ♡結婚しても円満でいられるカップルの特徴!
    ハウコレ
  6. ジブリパーク全容公開、ジブリ作品の世界に迷い込む公園施設にワクワク!
    ジブリパーク全容公開、ジブリ作品の世界に迷い込む公園施設にワクワク!
    女子旅プレス

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 「ラヴィット!」麒麟・川島明、“推し”世界的グループサプライズ登場で崩れ落ちる 日本の番組で初生歌唱
    「ラヴィット!」麒麟・川島明、“推し”世界的グループサプライズ登場で崩れ落ちる 日本の番組で初生歌唱
    モデルプレス
  2. 【漫画】「忙しくて大変なのはみんな同じだからね」もっともなことだけを言って、思いを聞いてくれない元彼に…/20時過ぎの報告会(16)
    【漫画】「忙しくて大変なのはみんな同じだからね」もっともなことだけを言って、思いを聞いてくれない元彼に…/20時過ぎの報告会(16)
    WEBザテレビジョン
  3. 平子祐希×川島海荷、篠田麻里子、たけうちほのか、森香澄の“恋愛即興劇”「愛のエチュードドラマ あなたのいちばんになりたい」放送決定
    平子祐希×川島海荷、篠田麻里子、たけうちほのか、森香澄の“恋愛即興劇”「愛のエチュードドラマ あなたのいちばんになりたい」放送決定
    WEBザテレビジョン
  4. 1日4時間もスマホを眺めていた事実に驚愕…新しい趣味探しを始めた作者に「人生楽しみ上手」の声【漫画】
    1日4時間もスマホを眺めていた事実に驚愕…新しい趣味探しを始めた作者に「人生楽しみ上手」の声【漫画】
    WEBザテレビジョン
  5. <明日のあんぱん>永瀬ゆずな“のぶ”、阿部サダヲ“草吉”のパンのおいしさに感動…木村優来“嵩”とは仲直り
    <明日のあんぱん>永瀬ゆずな“のぶ”、阿部サダヲ“草吉”のパンのおいしさに感動…木村優来“嵩”とは仲直り
    WEBザテレビジョン
  6. 「#無加工」雅楽代りか、体幹なくても可愛い寝転び姿大公開!
    「#無加工」雅楽代りか、体幹なくても可愛い寝転び姿大公開!
    WWS channel
  7. AKB48の65枚目シングルセンター・八木愛月、話題の野菜引っこ抜きポーズで「私は大きなカブ」だった!?【インタビュー後編】
    AKB48の65枚目シングルセンター・八木愛月、話題の野菜引っこ抜きポーズで「私は大きなカブ」だった!?【インタビュー後編】
    asagei MUSE
  8. 梅谷心愛「いつもと違う梅谷の歌声をお楽しみください!」“名門校の生の姿”を伝える「THE名門校」新テーマソング決定
    梅谷心愛「いつもと違う梅谷の歌声をお楽しみください!」“名門校の生の姿”を伝える「THE名門校」新テーマソング決定
    WEBザテレビジョン
  9. 高橋努、視聴者からの“岡部ママ”呼びに「喜んでいただけている」と実感 キャスト6名がクランクアップ<秘密>
    高橋努、視聴者からの“岡部ママ”呼びに「喜んでいただけている」と実感 キャスト6名がクランクアップ<秘密>
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事