「私のバカせまい史」第3弾が9月29日(木)に放送

柴田理恵の“号泣”の歴史をバカリズムが発表 物まねの“ご本人登場”、歴代クイズ番組の“第1問”などにも迫る<私のバカせまい史SP>

2022.09.27 06:30
「私のバカせまい史」第3弾が9月29日(木)に放送

バカリズムがMCを務め、ギャラクシー賞(テレビ部門2022年5月度月間賞)を獲得した番組の第3弾「私のバカせまい史SP」(フジテレビ系)が、9月29日(木)夜8:00から放送される。同番組は、これまで誰も調べたことがないような“せま~い歴史”=「バカせまい史」を紹介する、ばかばかしくも知的好奇心をそそる新趣向のバラエティー。バカリズムをはじめとする芸能人が、数カ月をかけて徹底的に調べ上げた「バカせまい史」の研究成果を、独自の考察を交えて発表する。

“研究長”こと番組MCをバカリズムが務める他、進行は永島優美アナが担当。また、“研究員”として、飯尾和樹(ずん)、せいや(霜降り明星)、森田哲矢(さらば青春の光)、渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)が出演する。

「ご本人登場」の歴史をせいやがプレゼン

物まね番組をこよなく愛するせいやが紹介するのは、物まね番組に欠かせないサプライズ演出「ご本人登場」の歴史。1989年、コロッケがある歌手の物まねを披露している最中、突然本人が登場したことをきっかけに始まった「ご本人登場」。90年代には海外の一流アーティストまでもが登場を果たすが、次第に供給過多となり、「ご本人登場」のバブルは崩壊し始める。すると、危機を脱するため、とんでもない演出方法が生み出された。

実に32年にも及ぶ「ご本人登場」の進化の歴史を、せいやが熱く解説する。さらに、「ご本人登場」が冬の時代を迎えてしまった現状を救うべく、“ミスターご本人登場”の異名を持つ人物がスタジオに降臨する。

歴代クイズ番組の“第1問”を検証

フジテレビ開局以来制作されてきた80本以上のクイズ番組の中から、「第1問」に特化した歴史を、阿佐ヶ谷姉妹の姉・江里子がプレゼン。江里子は「クイズ番組が成功するか否かは、“初回放送の第1問目”の仕上がり具合にかかっている」と持論を展開し、フジテレビ63年の歴史をさかのぼりながら、2000年代に人気を博した「クイズ$ミリオネア」(2000~2007年)、1990年代の「カルトQ」(1991~1993年)、1980年代の「なるほど!ザ・ワールド」(1981~1996年)といった数々の名クイズ番組を紹介。出題システムなど各番組の特色を解説するとともに、「第1問」の年代ごとの傾向や意外な共通点を検証していくのだが、やがて研究は思わぬ展開に。

“あるあるネタ”の歴史をひも解く

森田が紹介するのは、お笑いの“あるあるネタ”の歴史。「あるあるネタは、たとえ中身が同じでも、“漫才”“コント”“リズムネタ”など見せ方のパッケージが変われば、全く違ったものになる」という森田が、あまたの芸人が発明してきた、あるあるネタのパッケージの歴史をひも解いていく。

プレゼンが始まると、今から40年前に“あるある”の概念を初めて笑いに昇華させた人物として、大物芸人の名前が挙がりスタジオは騒然。続けて、あるあるネタを歌で表現した嘉門タツオや、あるあるネタにダンスを取り入れたふかわりょうら、偉大な発明家たちを紹介していく森田は、さらに2組のキーパーソンを紹介。そして、あるあるネタのパッケージはもはや出尽くした、と見られていた2000年代中盤、あるある界に革命をもたらしたと説明する。

柴田理恵の「号泣」の歴史に迫る

研究長のバカリズムが自らプレゼンするのは、これまで数多くのバラエティー番組で涙を流してきた柴田理恵の「号泣」の歴史。その見事な泣きっぷりに、バカリズムも「芸能界のウォーターフロント」と称賛を惜しまない柴田は、いったいいつから泣き始め、そしてなぜ、どのような泣き方で泣いてきたのか。

プレゼンでは、「小泣き」「中泣き」「大泣き」「満点大泣き」と、彼女の泣き方を4つのパターンに分類しながら、その涙のメカニズムをバカリズム独自の視点で深掘り。さらには、涙のスイッチが入る瞬間や、どんなテーマで泣いてしまうのか、ワイプでの泣き方など、特徴や傾向をつぶさに分析し、柴田がいかにして視聴者へ感動を伝えてくれているのかを考察していく。また、彼女がこれまでに生み出してきた涙の“総リットル数”が明かされると、スタジオがざわつく一幕も。最後には「柴田理恵 涙の名場面集」も公開される。

収録を終え、バカリズム、森田、江里子、永島アナが感想を語った。

バカリズム、森田、江里子、永島アナのコメント

――まずは皆さんそれぞれ、今回の研究発表の注目ポイントを教えてください。バカリズムさんはいかがですか?

バカリズム:今回の僕の研究は、今までとは違って感動的というか…。

江里子:感動するところ、あったかしら(笑)?

バカリズム:テーマが“涙”ということでね、視聴者の皆さんも、おそらく涙なしでは見られないんじゃないかなと。申し訳ないんですけれども、今回はゴールデンということで、ふざけるのはやめました。

一同:(爆笑)。

森田:今の発言、真に受けないでくださいね(笑)。

バカリズム:いや、今回はちゃんと真面目にやりました。

森田:「…と、ふざけていた」って書いといてください(笑)。

――では、森田さんの研究発表の見どころは?

森田:僕はお笑いの歴史をひも解いたんですけど、今回、新しい発見がありまして…。

バカリズム:あの“法則”のことね。面白かったなぁ。

森田:この法則は、エンタメに携わっている方々が見たら、きっと何かのヒントになるんじゃないかなと思うんですよね。芸人とか、ミュージシャンの方とか、これからヒットを狙ってる人は、ぜひ参考にしていただきたいなと思います。

――江里子さんの研究発表は?

江里子:私は、子どもの頃から大好きだった“クイズ”というジャンルを取り上げさせていただきました。他のプレゼンターの皆さんは、過去から現在まで、時代を追って紹介しているんですが、私は今回あえて、2000年代から1970年代、1960年代と、さかのぼりながら調べていったんですね。

森田:あ、確かにそうでしたね。

江里子:そういった意味では、いつもの「バカせまい史」とはまた違った視点で楽しんでいただけるんじゃないかなと思っています。

――では、今回残念ながらコメント取材を欠席されたせいやさんに代わって、永島アナから「物まね番組 ご本人登場史」の見どころを教えていただけますか。

永島:“ご本人登場”という演出が、あんなにいろいろと変化しながら続いてきたんだということを初めて知って、びっくりしました。私は今、霜降り明星のお二人と、物まね番組(「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」)でご一緒させていただいているんですが、せいやさんの物まねに対する愛情も改めて感じましたし、“ご本人登場”って、やっぱり感動を届けてくれる企画なんだなと思いましたね。それと、この“ご本人登場史”では、番組が始まって以来、一番びっくりするような仕掛けが…。

バカリズム:そうなんですよ(笑)。

江里子:私も感動しました! 本当に胸が躍りましたね。

森田:ほんまにすごかったですよね。そやけど今回、あのシーン以外、ゴールデンらしさが全然なかったような気が…(笑)。大丈夫なんですか? ラテ欄に書くことあります(笑)? まずは、“ギャラクシー賞受賞番組”というのを強調してもらって…。

バカリズム:ていうか、それだけ載せるのが一番いいかもしれない(笑)。

――ギャラクシー賞も受賞した「私のバカせまい史」という番組の魅力を、改めて教えてください。

江里子:やっぱり、皆さんのプレゼン能力の高さですよね…自分は別として(笑)。本当に、皆さんそれぞれの色が出ていて、すごいなと思います。こんな狭い内容のことを、どれだけ大きく、どれだけ面白く見せるかっていう、その技術。素晴らしいと思いますね。

森田:僕らとしては、“狭すぎておもろい”っていうのが一番の魅力やと思ってるんですけど、果たしてそれが、お茶の間に伝わってるのかどうか…(笑)。でも、ギャラクシー賞を頂いたってことは、ある程度伝わってるんじゃないですかね。

江里子:絶対伝わってますよ! 今回、私は初めて出演させていただきましたけど、収録中ずっと、「あぁ、これはギャラクシー賞取るわね~」って思ってましたから(笑)。

永島:それと、非常に手間暇をかけて作っているというところも、この番組の特長だと思います。スタッフのリサーチももちろんなんですけど、プレゼンをされる芸人の皆さんも、それこそ睡眠時間を削って、スタッフと密に打ち合わせをされていて…。

バカリズム:そう、そこなんですよ!

永島:皆さんの力の入りようがすごいんですよね。「ここまでやるんだ!」って毎回驚かされています。

森田:今回も僕、2時間のリモート会議を2回やりましたからね(笑)。

バカリズム:本当に、ネタ1個作るぐらいの労力なんですよ。

森田:ピンネタ作ってるようなもんですから。

江里子:そうそう。単独ライブのネタを作っているくらいの感覚ですよね。

バカリズム:だから実は、ちょっとした弊害もあって。ずーっと1つのネタを考えてるでしょ、そうするとだんだん「これって、狭くないんじゃないか」と思えてきて(笑)。スタッフと話してても、「大丈夫? 今回、広くない?」みたいな。

森田:アハハハ! 広くはないでしょ。

バカリズム:考え過ぎてまひしちゃう。何が狭いのか分からなくなってくるんです(笑)。

――では最後に、バカリズムさんから視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

バカリズム:今回、初めてのゴールデンでの放送になりますが、内容は深夜のときと全く変わらないので、これまで通り楽しんでいただけたらなと思います。ただ、ゴールデンとはいえ、深夜のノリが高じて、お金のかけ方が変なことになっています(笑)。「どこに金を使ってるんだよ!」っていうところにも、ぜひ注目していただければ(笑)。

関連リンク

関連記事

  1. 新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    WEBザテレビジョン
  2. 東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    WEBザテレビジョン
  3. <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    WEBザテレビジョン
  4. 松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    WEBザテレビジョン
  5. ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    WEBザテレビジョン
  6. 瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    WEBザテレビジョン

「ニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 新田真剣佑、日本語と英語で「性格が変わります(笑)」最新作では2カ国語を話す役にも挑戦<フクロウと呼ばれた男>
    新田真剣佑、日本語と英語で「性格が変わります(笑)」最新作では2カ国語を話す役にも挑戦<フクロウと呼ばれた男>
    WEBザテレビジョン
  2. 森泉が表紙を飾る「旅色FO-CAL」湧水町特集公開!2年連続掲載&新表紙の紙冊子配布開始!
    森泉が表紙を飾る「旅色FO-CAL」湧水町特集公開!2年連続掲載&新表紙の紙冊子配布開始!
    WWS channel
  3. GWは“名作ミステリー”を堪能しよう、「十角館の殺人」「トリック」「火曜サスペンス劇場」など注目作品を一挙紹介
    GWは“名作ミステリー”を堪能しよう、「十角館の殺人」「トリック」「火曜サスペンス劇場」など注目作品を一挙紹介
    WEBザテレビジョン
  4. 誘惑との戦いに負けてしまうことも… 約6割の「お菓子」にまつわる習慣
    誘惑との戦いに負けてしまうことも… 約6割の「お菓子」にまつわる習慣
    fumumu
  5. リアル『NIKKE』ボディ…Hカップのコスプレイヤー・ユキさん、体型維持は「週2のパーソナルジム」
    リアル『NIKKE』ボディ…Hカップのコスプレイヤー・ユキさん、体型維持は「週2のパーソナルジム」
    ENTAME next
  6. AI級ボディ…あまつまりな、次元を超えた"透け見え"美スタイルを披露「素晴ら尻」
    AI級ボディ…あまつまりな、次元を超えた"透け見え"美スタイルを披露「素晴ら尻」
    ENTAME next
  7. 安めぐみ、9歳長女が生後3ヶ月次女を抱っこする愛情たっぷりな姿にファンから「可愛い姉妹に癒されました」の声
    安めぐみ、9歳長女が生後3ヶ月次女を抱っこする愛情たっぷりな姿にファンから「可愛い姉妹に癒されました」の声
    WWS channel
  8. 相手にバレなければ… 約9割が「人と話しているとき」にした失礼なこととは
    相手にバレなければ… 約9割が「人と話しているとき」にした失礼なこととは
    Sirabee
  9. そんなに見せていいんですか!?相良ましろ、朝から大胆すぎる胸元SHOT
    そんなに見せていいんですか!?相良ましろ、朝から大胆すぎる胸元SHOT
    ENTAME next

あなたにおすすめの記事