UUUMが“ストフェス”について謝罪「説明が不明瞭」だった

2022.08.15 20:04

提供：ユーチュラ

8月15日、UUUMが公式サイトを更新し、8月13日に開催が予定されていた「ストリーマーフェス」（ストフェス）について、説明が不明瞭だったとして謝罪しました。

ずさんな運営体制が暴露されていた

8月14日に開催された「オールスター大運動会＠代々木競技場」では、不審者がステージに上がり、「ヒカキン」（登録者数1080万人）に接触するという事件が起こり、大きな話題となりました。「ストリーマーフェス」は、オールスター大運動会と同じくUUUMが主催するイベントで、13日に開催が予定されていましたが、台風の影響で中止となっていました。

このイベントについては、参加予定だった「KUN」（同145万人）が、開催の3日前にもかかわらずイベントの内容が決まっていないなど、ずさんな運営体制を暴露して大きな注目を集めていました。

ストフェスについて謝罪

UUUMは15日に「『ストリーマーフェス』の経緯に関するご説明」と題する文章を掲載。「ご説明が不明瞭な形となり、皆さまに多大なご迷惑、ご心配をおかけしてしまったことについて、深くお詫び申し上げます。」と謝罪した上で経緯を説明しました。

UUUMによると、同イベントは新型コロナの感染予防ガイドラインに則った体制を整えていたとのこと。ところが最近の予想外の感染者の急増を受け、会場の要請などを踏まえて、7月29日の時点で高次のレギュレーションを導入することになったそうです。

そのため、各出展ブースで準備されていた企画の実施が不可能になり、大幅な企画変更が必要になったとのこと。一連の進行に時間を要した結果、出展者や来場者への案内が遅くなったとしています。

UUUMは「各出展者およびご来場予定の皆さまに向けた情報伝達および告知が遅れてしまったことにつきまして、お詫び申し上げます」と謝罪しています。

関優太とk4senの参加辞退について

これとは別に、イベント開催の予定日の2日前、参加が予定されていた「関優太」（登録者数59万人）と「k4sen」（同42万人）の不参加が発表されました。その際、2人の参加は急遽決まったかのように説明されていましたが、関優太は同日Twitchで実施した生配信の中で、不参加は以前から決まっていたとし、「発表が急遽なだけ」と語っていました。

UUUMによると、上述の感染症対策と企画変更を受け、関とk4senが所属する「ZETA DIVISION（GANYMEDE株式会社）」から2人の参加辞退の申し出があったとのこと。UUUMは同社と協議を重ねたものの、結局折り合いがつかず、両社の合意のもとで11日の発表に至ったとしています。

UUUMは、発表が遅れた上、その内容が不明瞭だったことを「ご両名ならびに来場予定の皆さまにご不安な思いをおかけすることとなってしまいました」と謝罪しています。

なお、この不参加の経緯については、UUUMとZETA DIVISION、関、k4senの四者で認識を共有した上で、発表しているとのことです。