【六本木クラス】原作の完コピではなくなった?視聴率回復の要因は平手友梨奈の一択か
これがV字回復の始まりとなるのだろうか。
7月28日に放送されたドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)の第4話が世帯平均視聴率で8.1%をマーク。初回9.6%に始まり第2話で8.6%、第3話で7.0%と右肩下がりになっていたが、第4話で大きく数字を回復することとなった。その理由はずばり、麻宮葵を演じる平手友梨奈にあるという。
Netflixで世界的に話題を呼んだ韓流ドラマ「梨泰院クラス」のリメイク版であり、ちょっとした仕草やセリフまでトレースするほど忠実に再現している「六本木クラス」。第3話までの低迷は、“リメイク版”であること自体が原因だったのかもしれない。
「Netflixでは現在、『梨泰院クラス』が《今日のTV番組TOP10》部門でトップに。これが『六本木クラス』効果であることは明らかで、多くの視聴者が両作品を見比べている形です。それにより仕草やセリフがほぼ原作通りだと分かるとともに、セットや絵作りのチープさも露呈することに。製作費が数倍違うと言われる両作品ですが、大作映画に勝るとも劣らない『梨泰院クラス』の映像美に《こりゃ叶うわけがない…》と観念する視聴者も多いことでしょう」(テレビ誌ライター)
Netflixは韓国市場に年間5億ドル(約670億円)もの製作費を投じており、これは日本市場への投資額を上回るという。会員数や売上高では日本のほうが上回るものの、Netflixでは韓国をコンテンツの供給元として重視している状況だ。
梨泰院クラスの制作費は公表されていないが、同じく韓国発の大ヒット作「イカゲーム」は2140万ドル(約29億円)と公表されている。仮にその半分だとして14.5億円、3分の1だとしても10億円近い金額となり、円安になる前の話であっても相当な金額には違いない。
これでは1話2000万円と言われ、全13話で2.6億円という計算になる「六本木クラス」では、最初から太刀打ちできないのも無理のないところだ。
そう聞くと、少ない制作費の中でやりくりしている制作陣が気の毒に思えるというもの。しかもリメイクである以上、演出での工夫にも限度がある。もはや手足を縛られたも同然だが、そんな状況でもひとつだけ「六本木クラス」が輝きを取り戻す可能性があるというのだ。
「それは平手友梨奈の活躍次第でしょう。あらゆる面で『梨泰院クラス』の劣化コピーと言われる『六本木クラス』ですが、こと平手が演じる麻宮葵に限っては、原作のチョ・イソ(キム・ダミ)を上回る可能性を秘めています」(前出・テレビ誌ライター)
もちろんチョ・イソもその存在感や演技の巧みさで高い評価と数多くのファンを持つキャラクターだが、「六本木クラス」にて平手の放つオーラには尋常ではないものがある。それに加えて本作では彼女の女優人生でも最大級の可愛らしさを発揮していると評判で、第3話ラストのキスシーンには男女を問わずにキュンキュンする人が続出。第4話のラストを飾った「ディフェンス」という言葉も原作ではチョ・イソが心の中でつぶやいただけだったが、麻宮(平手)なら声に出したほうが印象的だという演出側の狙いがあったはずだ。
「ほかにも第2話で年齢をごまかそうとしたときに見せた変顔には、これまで平手に対して否定的だった視聴者からも《やべ、可愛い》との声があがっていたもの。同じシーンで原作のチョ・イソはそこまで表情を作っていなかったことから、この部分はジャパンオリジナルならではの演出となっていたのです」(前出・テレビ誌ライター)
各キャラクターの衣装や髪型はすべて「梨泰院クラス」のキャラに寄せているが、こと麻宮葵に関しては、平手が演じることを前提に設定したのではと思えるくらい、彼女に似合っている。それは麻宮役に平手を充てた制作陣の慧眼なのか、それとも平手が麻宮のキャラを完全につかめているからなのか。いずれにせよ<平手友梨奈の演技が見たい>という視聴者を獲得できていることは間違いないところだろう。
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