佐藤栞里が「有吉の壁」復帰で見せた“抜きんでたアシスタント力”とは
やはり彼女の代わりを務めるのは並大抵のことではないようだ。
6月8日放送の「有吉の壁」(日本テレビ系)では、前回の放送を体調不良でお休みしていた佐藤栞里がアシスタントに復帰。以前と変わらぬ姿で視聴者を安心させていた。
5月25日放送の前回は佐藤の病欠を受け、急きょ「パーパー」のあいなぷぅが代役アシスタントを担当。自らもお笑い芸人とあって、パンサー尾形にダメ出しするなど初のアシスタントに精一杯挑戦していたようだ。
MCの有吉弘行もあいなぷぅに気を遣っており、優しくフォローする場面もあるなど、大過なく代役を務めあげていた。だが今回、佐藤が復帰したことにより、あらためてその実力が注目されることになったのである。
「この『有吉の壁』でアシスタントの主な役割は、芸人のネタが終わったところで『有吉さん判定お願いします』と呼びかけ、判定の結果を受けて『見事、壁クリアです!』とアナウンスすることにあります。これだけだと簡単そうに見えますが、ネタの終わり(オチ)を見極めるのは意外に難しく、前回もあいなぷぅがネタの途中で『有吉さん!』と声掛けしてしまう場面が散見されました。それ以外にもアシスタントは、番組を盛り上げる大事な役割を担っているのです」(芸能ライター)
それは有吉と一緒に歩いていく途中でネタに挑む芸人を見つけたり、ネタに対して笑い声やつぶやきで反応してみせるところだ。アシスタントはいわば、進行役と観客の一人二役を演じているようなもの。その両方に、高度な技術が求められるというのである。
今回は山梨にある「忍野 しのびの里」を舞台に、芸人たちがおもしろ忍者選手権に挑戦。広大な敷地を歩き回りながら、佐藤は「あ、忍者道場だ」とこれから始まるネタの状況を語ったり、時には「えっ、ウソ! ビックリした」と浅い池に横たわっている四千頭身に驚いてみたりと、いかにも自然な様子でさりげなくネタの背景を説明していた。
「ネタ中には『痛そう…』『寒そう』などと、視聴者の感想を代弁する役割も担っている佐藤。さらには芸人たちに『体調崩さないように』と声掛けするなど、場を和ませることも忘れません。そんな軽妙なトークに加え、面白いネタには『ナッハッハ!』とモデルらしくない豪快な声で高笑い。視聴者の代わりにネタの手ごたえを芸人たちに伝える役目も果たしているのです」(前出・芸能ライター)
そんな佐藤のアシスタント力は以前から高い評価を受けていたもの。それが体調不良による病欠をはさんだことで、なおさら目立つことになっていたようだ。
※トップ画像は佐藤栞里公式インスタグラム(@satoshiori727)より。
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