三宅智子 撮影/松山勇樹

大食いタレント三宅智子が語るフードファイター前夜「中学生で食欲に歯止めが効かなくなった」

2022.05.21 06:03
提供:ENTAME next

『元祖!大食い王決定』でエステ三宅の愛称で活躍していた、美人フードファイター三宅智子。現在、大食いYouTuber、大食いタレントとして活躍しながら子育てにも奮闘している。今回、大食いに目覚めた最初の記憶から、フードファイターとしてテレビに出るようになった経緯まで、“大食い人生”を振り返ってもらった。(前中後編の前編)

──大食い番組を中心に「エステ三宅」と呼ばれて大活躍していましたが、現在の肩書はタレントということになるのでしょうか?

三宅 「大食いYouTuber」と紹介されることが多いですね。テレビ出演は今でもたまにあるのですが、活動の主軸がYouTubeになっていますから。私のYouTubeチャンネルを登録してくれているのは30代~50代の方が多いので、YouTubeの平均視聴世代よりは年齢的に上かもしれません。現在は一児のママとして子育てに奮闘中です(笑)。

──そもそも生まれたときから大食いだったんですか?

三宅 赤ちゃん時代の記憶はもちろんないんですけど、「食事を出したら、出しただけ食べる子だった」とは親からよく言われました。自分が大食いだと自覚したのは小学校低学年のときかな。というのも学校の給食って異常に量が少ないじゃないですか。「みんな、こんなので本当に足りるの?」と不思議に思っていたんです。当時から早食いでもあったから、私は3分くらいで食べ終えていたんですけど、中には居残りしながら食べさせられている子もいて……。申し訳ないけど、そのへんの感覚が全然わからなくて。

──幼い頃から、すでに片鱗を見せていたということですね。

三宅 覚えているのは学校の通知表! 毎学期、あれに書かれていたんですよ。「もっとよく噛んで食べましょう」って(笑)。

──当時から量も相当食べたんでしょうか?

三宅 いや、それはわからないです。というのも、当時は「限界まで食べる」ということに挑戦していなかったので。「出されたものは速攻で食べるけど、それがなくなった時点でごちそうさま」という感覚だったんですよ。たまに親戚とかの集まりでテーブルの上にズラリと食事が並んでいると、本当にあるだけ私が食べちゃうものだからビックリしていましたけど。

──大食いに目覚めたきっかけは?

三宅 大きかったのは『TVチャンピオン』(テレビ東京)の枠で「大食い選手権」が始まったことかもしれません。当時はまだ初期で、 赤坂(尊子)さんとかが活躍していた時代。家族であの番組を観ながら「あんなに食べることができてうらやましいな~」「私もあれくらい食べられそう!」とか思っていたんですよ。親も「ともちゃんなら食べられるんじゃないの? 将来、これで賞金を稼いでよ」とか笑っていましたし。

──その後、大食い人生は?

三宅 小さい頃は「出されたものを残さず食べる」というだけで不満はなかったんですけど、中学に入ったあたりからいよいよ自分の食欲に歯止めが効かなくなりまして(笑)。中学校を卒業するとすぐにバイトを始め、自分でお金を稼ぐようになったんです。もちろんバイト代で好きなものを好きなだけ食べたいからなんですけど。「食べたいものがあるのに、お金がないから我慢する」という状態が耐えられなかったんですよ。

──ちなみにバイトは何を?

三宅 道の駅で働いていました。農産物の直売所みたいなところで朝早くから野菜を売っていましたね。……そういえば、聞いてください! Amazonプライムに『道の駅に行こう!』という番組があるんですけど、それの撮影で同じ道の駅に行ったんですよ!

──まさに三宅さんの原点じゃないですか!

三宅 いや~、もう本当に感慨深かった! なにしろ20年ぶり以上のことですから。さすがに当時の職員さんはほとんど残っていませんでしたけど。とにかくそんな感じで岡山の田舎でのんびり生活しているうちに、だんだん東京に出たいと考えるようになってきたんですよね。特に何がやりたいか決まっていたわけじゃないんですけど、都会で1人暮らしするということに漠然とした憧れがありまして。それでお金を貯め、16歳の春に上京しました。

──上京して、すぐにエステ勤務し始めたんですか?

三宅 いや、最初はコンビニのバイトでした。ただ当時は今と違ってバイトをしているとお弁当の廃棄がもらえたから、それが超ありがたかったんですよ。だから、東京に来てからはひたすらず~っとコンビニのごはんばかり食べていました。それで食費が浮いたし、家賃も4万円の安アパートだったから、バイト代だけでも生活はなんとかやっていけたんです。日中の暇な時間はスーパーで掛け持ちのバイトもしていましたし。とにかくひたすらバイト三昧だったし、お金を使う機会もなかったです。

──とはいえ、バイト生活が目的で上京したわけでもないですよね。

三宅 そうなんです。その時点では地元の高校を中退して中卒の状態だったんですよ。ちゃんと就職することを考えると高校卒業の資格くらいは取っておいたほうがいいなと思い、とりあえず通信の高校に通うことにしました。高校を卒業してからは美容系の専門学校に通い、そこからはエステのお店に就職という流れですね。『元祖!大食い王決定』に出たのは、就職して半年くらい経ったタイミングだったと思います。(中編へつづく)

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